Iさんは64歳の男性で、60歳までは我が社の商品部長をしていました。
定年を迎え、店配属になり当店が2店舗目です。
1店舗目は閉店になり、去年の9月に当店へ異動してきました。
Iさんのお母さんは88歳で一人暮らし。
お父さんは90歳で痴呆症で、去年から施設暮らし。
そのお母さんと一緒に暮らしてたチワワ13歳。
お母さんは88歳で心臓が悪くて入退院を繰り返しています。
また入院になったら、チワワをIさん宅で預かる予定でいました。
今までお父さんがいたので、お母さんが入院してもチワワは家で過ごしていましたが、お父さんが施設暮らしなったので、今後はIさん宅でチワワを預かるため、チワワに慣れなくてはとIさんは思いました。
今までIさんが実家に行くとチワワに吠えられていたそうです。
話を聞くかぎりIさんはチワワのことが嫌いみたいでした。
そういうIさんだから、チワワも嫌いだったと思うんです。
それでも今後のことを考えるとチワワが少しでも自分に懐いてくれたらと、チワワと2人きりになったり、ご飯をあげたりしたそうです。
先週は散歩にチワワを連れ出しました。
チワワはとても太っていて、普段から運動不足でした。
少しでも歩いて痩せさせるつもりでいたようです。
なのに、真夏の昼間に散歩に出たのです。
チワワも暑いから最初は歩かなかったそうです。
それでもIさんがひっぱると歩いたそうです。
突然チワワが歩いてる途中で倒れてしまいました。
急いで動物病院へ連れて行ったのですが、亡くなってしまいました。
亡くなった原因は、熱中症で心臓に負担がいったためでした。
その日は37℃を超える真夏日でした。
なぜ、太った高齢の小型犬を真夏の昼間に散歩をさせたのでしょうか?
Iさんは「犬の知識がないから」と言い訳をしましたが、知識がなくてもわかることだと思うんです。
人間だって、真夏の昼間に散歩なんてしませんから。
Iさんのお母さんはとても可愛がっていたので、どれだけ悲しいことか。
自分の息子がやってしまったことだから、悪気があってやったことではないけれど、ちょっと考えれば防げたことだと思うんです。
チワワもすごく太ってはいたけれど、普通に元気で過ごしていたらしいので、あの日散歩に行かなければ今も生きてたと思うんです。
自分(Iさん)のせいでチワワが亡くなってしまったこと、後悔して反省してほしいです。
Iさんは仕事で失敗してもいつも言い訳ばかりで、謝ることをしないんです。
以前は部長だったかもしれないけれど、今は店のスタッフです。
私達スタッフと同じ立場なんです。
最近Iさんは失敗が多くて、クレジットの入力金額を間違ったりして、お客様にも迷惑をかける失敗をしているのです。
失敗するのは誰にでもあることだから、そのことについて責めることはしないけど、失敗したことは誤ってほしいんです。
部長だったプライドがあるのかもしれないけど、今は違うんだということを自覚してほしい。
チワワのことも自分がやってしまったということを反省してほしい。
ちゃんとお母さんに謝ったのだろうか?
私には言い訳しか聞こえなくて、犬の命を軽く見てるとしか思えなかったです。
大事な命を奪ってしまったのだから、とにかくチワワのことを思って懺悔してほしいと思います。
そしてお母さんのことを今まで以上に気にかけて、大事にしてほしいと思いました。