ぶうりんの希望の種まき新聞

絶望的雑感有りの希望的投稿ブログ。
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四国お遍路自転車のたび 11日目

2006年08月14日 | 過去の記事
   ぶうりん


八月十一日  22番札所~23番札所


今回最後の札所まで9時間はかかるだろうという予測から、8時に出発しました。


「平等寺」までは、割と緩やかな長い上り坂で結構きつかったのではないかなと思います。
隼も道の駅(わしの里)から車に乗りました。
道の駅でメンバーを待っていたら、おばあちゃん達が寄ってきて、「お茶いらんか?」と言うので『冷たいお茶でもくれるのかなぁ』と思ったら、お茶の葉を買ってくれということでした。
それが、1,500円だと言うから『どんなお茶?』と思ったら、米袋にいっぱい。
いくらなんでも、こんなにたくさんいらないよう。
でも、買ってあげたい気持ちもあったんですよ。
ごめんねぇ。

平等寺には猫が三匹、日陰で寝ていました。
家で待っているミミちゃんを思い出して、早く家に帰りたくなってしまいました。
ルークやコロもどうしているかな?


「薬王寺」に向かう途中、昌とうさんに会いました。薬王寺で待ち合わせのはずでしたが、どこかで会えるかと思って自転車のコースを走ってきたんですって。
昌とうさんは、寺に興味が無いので、薬王寺近くの温泉で待っててもらうことになりました。

昌とうさんと別れて走っていると、途中から川沿いに出たので、そこから隼も自転車で走りました。
少し上り坂もあったので叱られましたが…。

徳島県最後の札所、今回の旅最後の寺「薬王寺」。
いろんなことがあったのを海を見ながら思い出していました。


道の駅で昌とうさんと会って、自転車四台を積んでもらい、別れました。
メンバーは、おみあげを買って、温泉に入って帰ろうかと計画していましたが、多度津での乗船時間が間に合わなくなるということで、温泉をあきらめました。
時間に気付いてからは、デリカ一台にみんなで乗って、必死に高速道路を目指しました。
「腹が減った、ラーメン食べたい!」と訴えている隼の言葉を無視しながら、渋滞の中をトロトロ走りました。
高松自動車道に入れば早かったのかもしれませんが、渋滞と道がわからないのもあって、先に見えてきた四国自動車道に入りました。
PAでラーメンを食べて、やっと隼の腹も満足。
のんびり帰っていましたが、昌とうさんの電話で『間に合わないかも』ということが発覚!
「そうだった!急いでいたのでした!」
アクセルを思いっきり踏んで、港に向かいました。

ICを降りてから、港にたどり着くまでがメチャクチャでした。
方向音痴の私。
時間が無いというアセリ…。
メンバーのナビで、ギリギリ港に到着しました。
船のデッキから昌とうさんが私達の入船を待っていました。

客室に入ってからはすっかり記憶がなくなりました。
隼も熟睡していて起こすのが大変でした。


この続きの旅はいつできるかな?

四国お遍路自転車のたび 10日目

2006年08月12日 | 過去の記事
   ぶうりん

八月九日、のんびり


昨夜よく眠れなかったせいか、朝から頭痛がひどく、しんどかった。
朝のミーティングでもう一泊ここに野宿することになったので、うんざりしていました。

川遊びの場所もあちこち探しましたが、みんなも疲れていたのか盛り上がらずにしんどいばかりでした。

崚や隼がもう帰るように話を進めてくれたみたいで、私は風呂をもらって車で寝ていましたら、「宿に泊まることになったから」と言われちょっとホッとしました。
ローソンで買った食事を宿で食べさせてもらって安く泊まることができました。

結局、明日迎えに来てもらって帰ります。
あと二つ回って四国とはお別れです。

四国お遍路自転車のたび 9日目

2006年08月12日 | 過去の記事
   ぶうりん

八月八日、20番札所~21番札所


お世話になった法泉寺さんに別れを告げて、今日は坂道と覚悟して挑みました。

「鶴林寺」の麓から急な上り坂になり、あきらめた隼を積んで行きました。
崚は、今日から復活しましたが、途中からへたって、迎えに行きました。
さっちゃんは自転車をあきらめ、歩きお遍路で登りました。
兵火からも逃れたという程に、古さが美しい寺でした。

「太龍寺」へはほとんど下りで急な坂道は危険でした。
隼がカーブでこけてしまい、野薔薇に引っ掛かって悲惨な目に会いました。
バラの小さな棘は刺さるは、膝はすりむくは…。
自転車は無事だったので、続けて走りました。
途中見える那珂川の流れはとても美しく、日本人に生まれたことを誇りに感じることすらできました。
ロープウェイ乗り場にたどり着き、池の鯉に餌をやってロープウェイに乗りました。
貸しきり状態のロープウェイからの眺めは絶景でした。
ガイドさんもかわいい人で、説明付きで周るのもいろんな知識や興味が広がっていいなぁ、と思いました。
「太龍寺」には、ミニ八十八箇所めぐりがあって、最終のロープウェイの時間を気にしながら全部周りました。
終点には、弘法大師様の像が海を向いて建てられていて、写真を撮って帰りました。


道の駅に東屋があったのでそこで泊まろうとしましたが、あまりにも蚊が多く車で寝ました。
夜中に崚が頭が痛いと起きてきて三人で寝ました。

四国お遍路自転車のたび 8日目

2006年08月12日 | 過去の記事
  ぶうりん

八月七日、18番札所~19番札所


崚の熱が下がり、一安心。
もう帰りたくなった隼と病み開けの崚と車に乗って移動しました。
旅館の女将さんがとてもユニークな方で、なんかくつろぎました。

「恩山寺」までは遠かったですが、平坦な都会の道で、割と楽に移動できました。次の「立江寺」へも楽だったのではないかしら?

私は頭が痛くて庭の椅子で寝てしまいました。

宿は、立江駅で野宿の予定でしたが、法泉寺に無料で泊まれる配慮があるということを聞いて捜し当てました。
そこでラーメンをすすっていたら、親切なお婆さんがジュースやインスタントラーメン等を差し入れてくださいました。
途中、法泉寺の住職さんが、寺に泊まるように薦めてくださりお世話になりました。
風呂もお茶もトマトも呼ばれて、至れり尽くせりという感じです。
蚊取線香もいっぱい炊いてくれました。
住職さんは碁がお好きなようで、子供らに手ほどきをしてくれました。

隼はやっぱり帰りたいそうです。

四国お遍路自転車のたび 7日目

2006年08月12日 | 過去の記事
  ぶうりん


八月六日、川遊び


崚の熱はかなり高かったのですが、割りと落ち着いて寝ることができたみたいでした。
朝食を摂らずに昼までぐっすり寝ていました。
起きた時に、「何か食べたいものある?」と聞くと、「みそ汁が食べたい」というので、厨房へ行って暖めてもらいました。
崚の分の朝食を部屋のお膳に置いておいたら、みそ汁が届くまでに食べていました。
この日は、甲子園の初日だったので、テレビを見たりしていました。

他のメンバーは、川原に置いておいて、4時にお迎えに行くことになっていたので、少し元気になった崚と一緒に迎えに行きました。
みんなは時間を守って川から上がって待っていてくれましたが、崚も少し泳ぎたかったようなので、二人で川原へ降りて少し遊びました。
崚は、みんなも来てくれないかと気にしていましたが、そんなに長い時間遊ばせるのも心配でした。
でも、泳ぎたそうにしていたので、「泳ぎたかったら泳いどいで」
その一言で川の中へ入っていきました。
一人だったので、不安だったのか、寂しそうでもありましたが、後からみんなも降りてきてくれて、石投げをしたりして遊んでいました。
その後熱が少し上がってしまったんですけどね。
夕飯は「鯖の塩焼きが食べたい」と言うので、魚やら焼き網やらを買って、宿の駐車場で焼いて部屋で食べました。
早く元気になってくれますように。

朝、はるちゃんのお父さんが迎えに来て、川遊びをしてから帰ると思っていましたが、そのまま一家五人、自転車を積んで帰ってしまいました。
なんか淋しいですね。
旅遊の自転車旅行が、明日から単に二家族の旅になってしまう感じ?

みんなもしんどいので、明日からの旅を続けるかどうか、ミーティングを開きました。
隼は、七割方帰りたいそうです。
崚は、体調が気になるけど、元気になれば続けたいそうです。
結局は、ゆっくり続けることになったようです。
私は、みんなの決定に従うのが役目かと思っているのですが、親としては、帰るという選択をしたかった。
また、明日以降じっくり考えましょう。

四国お遍路自転車のたび 6日目

2006年08月12日 | 過去の記事
  ぶうりん

八月五日、14番札所~17番札所


鮎喰川の川原でキャンプ。
夜中にテントの目の前を軽トラが通過して、ぶつかるのではないかとビックリして目が覚めました。
何しに通ったのか不思議です。
朝、ご飯の後、みんなが川で遊んでいる間にコインランドリーへ。
探しているうちにぐるりとほぼ回って帰ってしまい、結局キャンプ地の近くに発見。
出発予定時間を過ぎてしまいました。
しかし、この日うろうろと走ったことで、徳島県の道や位置関係を知ることができました。

14番札所「恩山寺」で村上家と合流。
賑やかな旅になりました。
宿泊予定地の吉野川下流が以外に汚く、ここで泳ぐのはイヤだということになり、げんちゃんと崚が、長距離を走って大日寺近くの旅館へ自転車で走り、後のメンバーは車で移動しました。
明日は綺麗な川原まで車で出かけて泳いで遊ぶことになりました。
はるちゃんは、お父さんに迎えに来てもらって帰ることになりました。

夜になって、崚が発熱!
二人部屋だったのでさっちゃんと入れ代わってもらって親子で寝ました。
割と落ち着いて寝てくれました。
早く熱が下がって、楽になるといいね。

四国お遍路自転車のたび 5日目

2006年08月12日 | 過去の記事
   ぶうりん

八月四日、12番札所~13番札所

道の駅で野宿。
テーブルも椅子も綺麗なトイレもある素晴らしい宿?でした。(宿泊禁止)
はるちゃんが警察のパトロールを気にしていたせいか、夜中に警察に注意される夢をみました。
トイレに花を素敵に飾るおばちゃんに「なんとか登れるよ」と勇気をもらって、標高900メートルの山にいどみました。
げんちゃんとさっちゃんの二人は自力で登り切りました。
隼とはるちゃんは歩きお遍路の道を途中登っていきました。(山の中なのにスゴい!)

「焼山寺」は、とても趣のある静かな山寺でした。
きっと湧き水があるはずという感を働かせてペットボトルと水筒をかついでいって、計画通り一杯にして帰りました。
帰りは来た道を帰る下り道で、みんなは気持ち良さそう。
でも、車が来るかもしれないから結構疲れるんですって。
道に沿って流れている鮎喰川の水や川辺がとてもきれいでした。

来るときに寄ったコンビニで、今晩どこに野宿するか、何を食べるかなど相談して「大日寺」へ向かいました。
手を合わせた形の像の中に如来像がまつられていて、山門の正面で迎えてくれました。
鮎喰川の川辺で野宿、カレーを作って食べました。
川で体を洗って寝ようとしていたら、川の向こうで車がぶつかる音。
人が集まるやら、パトカーや救急車がくるやら、なんだか賑やかになってしまいました。
でも、しっかり入っちゃった!
さっぱりして気持ちよかったよ。

四国お遍路自転車のたび 4日目

2006年08月11日 | 過去の記事
 ぶうりん

八月三日、10番札所~11番札所

うどん亭・旅館「八幡」に泊まるというリッチで優雅な体験でエネルギーを貯えて出発しました。
出発前に宿の方にお水やおにぎりにするご飯を頼もうとしたら、メンバーは図々しさにビックリしたみたい。
みんなの面子を考えておにぎりはやめました。


10番「切幡寺」までは道を少々間違えつつも楽に到着。
途中で連帯がくずれ、さっちゃんがはるちゃんを待ち続けてしまい、結局さっちゃんだけが到着しないことにメンバー焦り…。
心配したゲンちゃんが、もしや…と迎えに行ったところがビンゴ!
やっとみんなそろってお参りに。
333段あるという階段を隼とかけ登りましたが、一段足りなかった。
あやしい!

山の頂上に豊臣秀吉の為に造られた建物を移築した立派な塔がありました。


続いて11番「藤井寺」は、吉野川を越え、町中を通過して、住宅地にありました。
自転車隊はお遍路みちを通りましたが、今や車社会。
道しるべが乏しくこれまた迷いながら到着。
珍しく有料の駐車場に早々到着した私は、ボンネットやドアに洗濯物を干して待ちました。
とにかく腹が減ったというメンバーは、到着するとまずは食事。
途中で買ったコンビニ食をいただいて、やっと参拝。


その後は12番に向かって登り登り登り、梨の木峠からは下り下り下り、神山温泉で疲れをとり、道の駅で野宿しました。
ただし、ホントは野宿禁止の場所でした。