昨夜は3階のバルコニーから
しばらく月を眺めていました。
よく晴れた夜空に浮かぶ十三夜月は
話しかけることさえ躊躇してしまうほど
とても遠く孤高の輝きを放っていました。
八十八夜でもあったんですね、昨日。
私はコーヒーよりも日本茶が好きなので
これから出回る新茶がとても楽しみです。
いまはそのくらいかな、
楽しみにしていることって。
あっ、観音崎に穴子天丼を食べに行くこと。
それもありました。楽しみです。
それと山下公園をウォーキングすること。
これも楽しみです。
そういえば息子が9カ月ぶりに
帰ってくることにも気がつきました。
(すぐに戻ってしまうんですけどね)
そうやって楽しみにしていることを
ここにすべて書くことはできませんけど
探してみるとけっこうあるもんですね。
いまはそうやって自分の気持ちを
ポジティブな方向に向かわせることが
なによりも大切なのかも知れない。
「やっと・・・やっとそのことに
気がついたかい、お前さん」
「おっ、限りなく久しぶりじゃねぇか
ポジティブシンキングなもうひとりのオレ」
「久しぶりなもんかねぇ、あたしゃ
ずっとお前さんと一緒だったじゃないのさ」
「おぅ、そうだったな。
忘れていたオレが悪かった。堪忍な。
ほれ、見上げてみな、あの月を」
「ほぅ、あれが有名な十三夜の月かい。
そういえば十五夜の月ってのもあるけど、
それなら十四夜の月ってのもなくちゃ
おかしくないかい?」
「なんでぇ、おめえ、そんなことも
知らねえのか。えーと、おぅ、
そうだそうだ、ちゃんと十四夜の月も
十六夜の月もあるんでぃ。
特に十四夜の月は・・・えっ?
これ、なんて読むんだ?」
「あっ、なんだよ、お前さんだって
知らないくせに!ずるいよ」
こんなことを書いてるうちに
太陽さんが昇ってきちゃいました。
さっ、起きるか!
※タイトルに"明晩は"と書きましたが、
"今晩は"の誤りです。
※写真の花はアネモネかな?美しい青。