テニスと読書とデッサンと!

人目を惹くけど響かない広告。

久しぶりに紙面をめくる手を止めさせられた広告。

読売新聞のセンター見開き30段。

とても目を惹く紙面作りなのだけれど

なんでこのタイミングでこの切り口なのか

そういう意味ではちょっと考えさせられました。

あの時の後手後手に回ってしまった政府の対応のように

この広告も掲載が遅きに失した感がどうしても否めない。

もし3ヵ月前くらいに掲載されていたら

指導者たちの尻を打擲する効果くらいあったかもしれない。

もちろん今だってコロナ禍が収束したわけではないし

医療従事者の方々のご負担が軽くなったわけでもない。

飲食業界や旅行業界、レジャー産業に従事する方々の

辛い気持ちだって払拭されたわけでもなんでもない。

だけどこれからやっとワクチン接種が行き渡りつつある中

もう少しの辛抱だよねってみんながせっかく

前向きの気持ちになってきている時なのに

まるで犯人は誰?どうしてくれる?みたいな

切り口ってどうなんだろう。

ぼくたち国民は政府が発出した緊急事態宣言に

素直に従って行動ができていたのだろうか。

確かに政府の対応は誰がどう考えても

おかしいというところもあった。

GO TOキャンペーンをやり続けたり

水際対策が甚だしくお粗末だったり

ワクチン接種が遅々として進まなかったり

専門家の助言に耳をかさなかったり

コロナ給付金が滞ってしまっていたり

首相の出すステートメントが

著しく説得力に欠けていたり

必要な病床数を確保できなかったり

オリパラの開催が正解だったかどうかもわからない。

例を挙げ出したら枚挙に暇がない。

だけどすべての責任を政府に押し付けて

いったいこの始末をどうつけてくれるのかだなんて

ぼくは言えないと思った。

だいいち政治家たちを選んだのはぼくたちなのだから。

(特に選挙に行かない人に政府を批判する権利はない)

命は政府が守ってくれるものだなんて

みんな本気で信じているわけじゃないよね?

もしそうだとしたらいつか肩透かしを喰らうかも。


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