"常識の範疇をこえている"って
いまの言葉で言うと"鬼"なんだね。
ひと昔前は"チョー"だった。
ふた昔前は"スーパー"だった。
"鬼ウマ"は鬼の顔をもった馬じゃない。
"信じられないくらい嬉しい"って
"神"の一言で言い表されるらしい。
"神対応"って神様が降りてきた時に
ブルボンルマンドかなんかを差し出して
おもてなしをすることじゃない。
いまは鬼も神も忙しそうだ。
ぼくは言葉に興味を持っているけど
自分が時代から著しく遅れている気がする。
"それ"を知識として身につけても
使いこな・・・せなくても
そんな自分を許せる度量はもっていたい。
言葉は進化し続けていて
昭和生まれのぼくは"しんがり"をゆく。
「ねぇ、しんがりって・・・なに?」
「いちばん最後尾ってことさ」
「へー。お父さんて物知りじゃん」
いや〜、それほどのことでも・・・
って、それ、神対応?
写真の蝶はツバメシジミ。
言葉の世界の外側で花蜜を吸っていた。
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