生暖かい風とともに
夜半から降り出した雨。
夜中にはその風が強まって
窓を雨が叩きつける音に目を覚ます。
でも予報では急速に天気は回復し
この雨も午前中には上がって
午後からはいい天気になるということを
知っていましたので
それほど心配はしませんでした。
先の見通しが立てば希望が生まれる。
だけどコロナという"雨"に関しては
いつ止むのか、止む時が来るのかさえ
分からない状況が続いています。
せっかく出口が見えかかったところに
急速にオミクロン株という暗雲が立ち込め、
雨上がりの土壌を濡らし始めました。
本当の我慢が必要なのは今かも知れない。
でも本当の我慢なんてとっくに
使い果たしているという気がします。
ウイルスは感染者の多い場所で
変異する確率が高まるらしいです。
ワクチンの3回目接種がスタートしましたね。
傘をさせば濡れないという保証はありませんが、
人間がレッドデータブックに載るようなことが
ないように傘の準備だけはしておきたい。
傘をささなければ第6波は必ず来る。
そう思っていれば間違いない気がします。
雨上がりの朝、産毛を生やした葉っぱたちは
雫を弾いてキラキラ輝いていました。