最後の夏の銀河を見ようと乗鞍高原へ出かけてきました。(いつものお一人様、疎の旅)
途中、大雨の災害のため橋を復旧中で通れず、迂回した道路の脇にぶどうがいっぱいぶら下がっているのを見っけ。
食べるのも好きだけど、見ていても嬉しくなる光景です。
台風14号の影響か天気予報もコロコロ変わって、なかなか読めない状況です。
到着したら一面薄い雲に覆われた曇り空。それでも夜には晴れるんじゃないかと期待して待つことに。
青空は見えないけど、見事な夕焼けが見られたのはラッキーです。
暗くなってきて時々、部分的に晴れた部分もあったので、北極星が出ている間に極軸だけ合わせて待機です。
土星の環や木星の輪郭くらいは見えている時はあるものの薄雲ではっきりしません・・。う~ん。
残念ながら目的の天の川は全く確認できず。ギリギリの状況で見られては来れたけど今年の天候の悪さを実感するなぁ。
撮るものないから、15年振りくらいに望遠鏡も撮ってみたりして。(笑)
購入後、気が付けば41年目のP2赤道儀と、ビクセンの9cm鏡筒(FL90)です。
アンドロメダ周辺が晴れたので撮ってみましたが、薄雲の影響でフィルターでも掛けたみたいにえらくソフト。
150-450mmの望遠端と、70-200の135mm相当の画角です。滲みが何かきれい、ということで良しとしよう!
撤収して3時位に寝ようかと思ったら、急に晴れてきました。写ってはいないけど流星も結構流れてくれて・・。
オリオン座、ぎょしゃ座、双子座、牡牛座、すばる(プレヤデス)等々の冬の星座に季節感を感じます。
冬の大三角も見えてますね。ヒンヤリとした空気にライトダウンが心地よい至福の時間でした。