1/俺sec

我撮る 故に我在り

高速連写で花道を:2

2018-03-15 20:57:23 | 撮影<遠征>


寿司をたらふく食った後、部屋に帰ってからじゃがビーをつまみにビールで反省を敢行しました。
本当に本当のラスト撮影という事で気が張っていたからなのか、瞼が重くなる感覚もなく、
ドン曇り時のアングルや構図を日付が変わる頃まで考えていた割にはアラーム通りの4時に起床しました。
尤も、あまり気合が入り過ぎて、所々凍っているスクランブル交差点でコケると盛大に恥ずかしいです。




711系を追っかけていた数年前と変らず、札幌駅の改札は5時40分、券売機が動くのは5時30分ですが、
この時間に集まる乗客は殆ど新千歳の飛行機組だからスーパー北斗組の私には激しい争奪戦は無縁です。







ちょっと安直だったな~と後悔したのは伊達紋別まで特急券を買ってしまった事。


まぁ頑張れJR北海道的にはそれでいいんですが、乗り鉄成分を濃くする為には東室蘭まで乗車して、
4分接続のキハ40長万部行きにシフトすれば長和まで20分も正統派の乗り鉄三昧が味わえたんですが迂闊でした。







階上のホームから階下の改札口まで聞こえた、意外に迫力あるアイドリングの主はこいつだったようです。


帰京後ネットでググったらH100型という電気式ディーゼルカーだそうでキハ40淘汰用なんですってね。
コンデジの広角側なんで車長が長く見えますが、肉眼ではパっと見18メートル級の車体に見えました。






そこにはシンプルな形式名がレタリングされ、ナンバーなんて必要十分なギミックを満たせばいいべや!という現れかもしれません。


JR北海道所属で最高速度100km/h?まぁ、、、未来を担う新車なんだから少しぐらいヒネれよって突っ込みはあるでしょうが・・・・
しかし地域に密着する役割の車両に遊び心を含ませるのは今のJR北海道には冒険?否、危険、一字違いで意味は全然違いますね。







この側面ロゴ「DECOMO(デコモ)」のデザインは中々ユニークで素晴らしい!


最終的にオジャンになったキハ285系に比べたら少しはコストも抑えられているらしく、
地道にローカル輸送で実績を積んで今度こそは本当の意味で脱線しないでほしいもんです







下回りもグレーで、従来の国鉄カラーの象徴だった黒色から脱却して目指すは「JRグループの北海道」でしょうか。


明るいグリーンはまさしくJR北海道だと思いますが、濃いグリーンに東日本の匂いが漂うのが個人的には気に入りません。
しかし余所者の私が見ても典型的な国鉄体質が所々散見される駅社員がいたりしたので、本当に頑張ってほしいなぁと。







H100型が苗穂方に引き上げた後、何がデコモだ!俺が北海道の顔だ!とキハ281系スーパー北斗が入線。


このサイボーグチックな面構え、首都圏の電車を置き去りにするほどの加速力と130km/hの韋駄天を誇ったんですが、
まぁ色々と不祥事があった関係で今は特急はおろか普通列車としても並の速度、120km/hと大人しくなりました。







キハ281系もデビュー後かなり年月経ってますが、この種のLED式に変更したという事はまだまだ前途ある車齢と思っていいのかな。


ノーマルタイプが無くなり、スーパータイプのみが残ったのにスーパー名乗っても意味無いべってんで、
他の列車はスーパーの冠を外した事例もありますが、北斗は看板列車としてのプライドで改正後もスーパーを名乗るようです。


速度は120km/hに落ちたもののキハ82の時代から色路と進化し続けてきた事も鑑みれば、
ノーマルタイプ消滅後もスーパーを名乗らせるという、JR北海道の考えや方向性は正しいと思います。







右端に4灯ヘッドライトを灯した先頭車が見え、恐らくは網走行き特急「オホーツク」か何かの代走か。


性根が車両ヲタなので留置車両群に目を奪われて、肝心の苗穂駅の新駅舎はチェックできませんでした。
札幌の街並みをバックに走るキハ183系「北斗」もこのままだと撮らずじまいで終わる事になりそうです。







おいおい、お前元気かよ~と言いたくなる久しい存在のクリスタルEXPが留置中でした。


リゾート列車がメインなだけあって、その観光客誘致に手をこまねいている状況ではやっぱり宝の持ち腐れ。
釧網本線の流氷物語号の上流階級列車、クリスタル流氷号として走らせるのは・・・・安直過ぎますね。








私が中型時刻表のページを文字通りポケット時刻表として写メに撮った画像を見ていた時でした。


車内検札の合間にカレチと言葉を交わせば、なぜか首都圏色のキハの話題が鮭のちゃんちゃん焼きに話が及びました。
確か映画「ぽっぽ屋」で出てきたキハ12が話の発端だったような記憶がありますが。







あまりの快晴ぶりに何がオオムネクモリだ!今回のラスト撮影、貰ったぜぇぇぇぇ!と勝利を確信した私。


そんな胡坐をかいていたらバチが当たったのでしょうか、遠くに見える黒い雲がこの後物凄い勢いで近づいてきて、
概ね曇りどころかドン曇り、東京のゲリラ豪雨を思わせる低く垂れこめた雲に覆われてしまいました。


この画像では大した事ない雲に見えますが、列車が120km/hで走りながら、そもそも雲も早く流れている状況。
ここまで晴れていて、おいセニョール今更そりゃあねーぜ。





スペースの都合で今回、まさかのここまで




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