1/俺sec

我撮る 故に我在り

SOULFUL HOKKAIDO:4

2017-02-04 12:42:21 | 撮影<遠征>


マイナス16℃の世界から身体を取り戻す為、ブレンドコーヒーに助けを求めました(300円也
お金を取るだけあってアメリカンとは違う美味さがあり、だいぶ体が温まりました。
まぁ何がどう美味かったのかというのは聞かないでください(笑

コーヒーカップも紙製には違いないけどディンプル加工が施してあって滑りにくく持ち易いんですよ。
JR東日本管内の優等列車で使っている物がどうゆう物かは定かではありませテカテカ仕上げ。
参考までに言うとANAの機内サービスで用いているカップは表面加工無しのルテカ仕様。
以前はザラザラ仕上げで滑りにくかったんですが最近の物はコストダウンを図っているようです。



110km/hにスピードダウンした恩恵(?)か全く零れずにテーブルの上で鎮座しておりました。
そして御覧の通り、アームレスト付近にはペットボトル用ホルダーもばっちり装備されてます。


振り子じゃないのに、そして100km/hで走ってるのにただ揺れるだけの某特急に伝授したいくらいですが。
窓枠に置いていたペットボトルが横揺れで逆サイの窓側まで自動ミサイル発射状態でしたから。




JR北海道では車内販売員とは呼ばずにキャビンアテンダントと呼ぶそうです。


その名に相応しく、私がsuicaで払った際に本州からの旅人だと分かると、鹿との衝突多発区間故、
新千歳から搭乗して今日中に帰京予定でも遅れた場合悪しからず了承するよう丁重に説明がありました。

さすがキャビンアテンダントの名に恥じない惚れ惚れする仕事っぷり、応対でした。
できれば、あの帽子を被った姿で記念写真に収まって欲しかったくらいです。
いや、ホントに素晴らしい仕事でした。


甘味処が食べたくなり、マンスリーアイスクリームとうららを買いました。


月替わりのアイスクリームは一月はゴマだそうで、二つ返事でそれ下さいと。
蓋を開けるとプーンとゴマの香ばしい香りが漂うくらい、これはセンセーショナルな美味さでした。





ゴッツァンデシタ!







さて、リクライニングボタンの横にあるスイッチが読書灯という事は分かったんですが・・・・


カチカチと押して手応えはあるのに何処から照らしてるのか全く分かりませんでした。
ぶっちゃけ気が付いたのは、とっぷりと日が暮れ始めたトマム到着辺りからという有様。
気が付きゃ手元が明るいゾ!?と辺りを見回したらヘッドレストの真横にあったというわけ。


網棚の上から照らすのがセオリーっちゃセオリーだし、これじゃわっかんねーよ(笑
何処から照らしてるか分からなかったら書物を読もうなどと思わない気もするわけです。




言い忘れていましたが、根室本線・石勝線共に乗るのはこれが初めてなんですよ。


釧路はもちろん、白糠、池田、帯広、新得、トマムなんて駅名も普段よく聞くけど現地は初なわけで、
この辺りが列車種別が特急だと風土も季節感も感じにくいというデメリットかもしれません。

かと言ってキハ40を主体に北海道を旅する体力はもちろん時間も無いので、結局は妥協せざるを得ないんですが。
一つの旅行程は最低でも二泊三日くらいの余裕をもたせないと北海道は楽しみにくいですねぇ
そして、耳に馴染みのある駅名が電光掲示板に流れ始めると、ちょっとホッとします。


道民の皆さまには非常に厚かましく、またその一方で我ながら感慨深いのは、
釧路から乗り通した事で札幌圏がアウェイ以上ホーム以下の感覚になってきた事です



今回のグリーン車、すごく落ち着いた空間だったので奮発して大正解でした。


ん~グリーン車の場合は乗り心地という観点よりも居心地なんでしょうねぇ。
ヘッドレストの左右には簡易的なパーテーションもあるのでプライバシーも確保できるし、
リクライニングしてるのは私くらいで他の乗客はオリジナルポジションのまま座っていたようです。
それだけ座った瞬間に包み込まれるような感覚があるのでリラックスできたという裏返しでしょう。




そして到着してみればキハ283系の振り子パフォーマンスも根室本線の復旧箇所も実感できぬまま札幌着。


下車してそのまま改札抜けて投宿するのも勿体無いので車両をまじまじと見て回ったら、
コンボイを彷彿させるエキゾーストパイプから立ち上るのは排気ガスと思ったら湯気でした。


もちろん匂いを嗅げば軽油が燃焼した後のツンっと来る排気ガスの臭気もあるんでしょうが、
無機質な表情のキハ283が急に人間味あふれる車両に見えてくるのは私だけ?しかも気のせい?



とりあえずいつものANAホテルへ直行します。



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