釧路ではもう少しゆっくりしたかったんですよ、正直言うと。
隣の新富士駅との間を流れる新釧路川の橋で何枚か走りの写真を撮りたかったんですが
食い意地が張る私は晩御飯の事で頭が一杯(謎w)で18時頃までに札幌に戻りたかった。
そんなわけで泉屋から釧路駅に戻るわけですが、駅前通りは除雪時の格闘の跡が凄まじく、
いったいどんなに降ったらこんな様相を呈するのか関東の私にはただ驚くばかり。
当然、降雪だけでここまで至るわけがなく、除雪して一時的に避けた後に更に積もったんでしょうね。
あれほどスパカツを食べたというのに物凄く上質な生クリームにも見えてくるのが不思議です。
甘い物じゃなくて単に喉が渇いてるだけですが、これだけ綺麗なら手ですくって食べても多分大丈夫。
まぁでも人が多いので「ここ」では食べませんでしたけども
駅前にはデゴイチ・467号機の動輪が鎮座しておりました。
何かエピソードでもあるのか予備知識が無いので、尋ねるのもちょっと恥ずかしい
たらふく食べた後、待合室で少し仮眠を取りいよいよ「至福の四時間」が近づいてきました。
何を隠そう去年のクリスマスイブに指定券を新橋駅で購入、しかし惜しくも9番D席は先客が購入済みでした。
丘珠空港へHACで一気に飛ぼうかとも思いましたがJR北海道のスポークスマンとなるべく奮発したわけです。
おぉ~これが通称・花咲線用のキハ54-500番台ですね
むか~し「山線」で札幌から長万部まで乗り通した時は死ぬほど疲れた覚えがあります。
コイルバネ台車と0系から転用した転換クロスシートだったから今はキハ54neoとも言えるスペックです。
おおおおおおおおお!
やっぱり普段札幌圏で見る時は721系や733系に混じってるのでサイボーグチックに見えたりしますが、
釧路で見るとクイーンと呼ぶに相応しい様相ですがその昔同じように呼ばれたキハ82系とは色も形も違うんですよね。
札幌からの4003Dは途中13分遅れで釧路に到着したので車内清掃員も定時発車を目標にてんてこまいです。
陽が当たらないホームで10分待つのってはっきり言って死ぬほど寒いですよ皆さん。
なんてたってマイナス16℃っていうのは日陰だと体に堪えますねぇ・・・・(((=_=)))ガクガクブルブル
結局、清掃員の努力の甲斐あって折り返し4008Dは5分延で釧路を発車しました。
まぁとにかく暖房が効いた空間へ逃げ込めたこの安堵感、あああ!もうこれは天国・・・・。
この辺りは眠さとダルさと疲れでちょっと爆睡しておりまして写真があまり無いんです
折り畳み式テーブルに書かれている機能一覧。
使わなかった物としては可動式の枕とPC用コンセントくらいで、残りの機能は堪能しました。
ただフットレストの生地が表裏共にファブリック柄でしてどっちが土足厳禁なのか分かり難かった。
とりあえず靴を脱いでこんな使い方を実践してみましたが小市民なもんで正しいのか否か。
高さは合ってますがまん中から折れていて角度が合わないので本当は調整して使うべき物なんでしょう。
使い方もテーブル背面に書いてあるんですけど私がよく読まなかったので微妙な使い心地になってしまいました。
帯広発車時点では全体の半分くらいは埋まっていたような気がします。
ヲタしか座りたがらない席で左右の配置が1:2から2:1へ逆転する5番に座ってみたかったですが、
鉄ヲタ以外の一般乗客からは、「蓼食う虫も好き好き」的な物に見えそうで今回は辞退しました。
新幹線のグリーン車のような重厚なこの雰囲気、座れば心も落ち着いてきますねぇ
しかしクルマで言う油圧不足を生じているパワステポンプみたいなウミョ~ンという音が気になりましたが、
2エンジン搭載にも関わらずコマツエンジンは軽やかな音の為、煩い印象も無かった事は特筆できます。
デッキに目を移すと以前喫煙スペースだった空間が全車禁煙となった今は携帯電話使用空間?
として辛うじて機能しているような感じでしたがJR北海道ではフリースペースと称している模様。
乗車時間が四時間て事を踏まえると何か、勿体無い空間にも思えますねぇ・・・・。
背もたれにもたれてみたら、やっぱりこのままの形状ではどうも落ち着かなかったりして。
後半は明日。