ポトレでストロボを使った撮影を目論んでいるのですが、
レンタル予定の470EX-AIに色温度変換用のカラーフィルターがCANON純正で設定が無く、
仕方なくカラーセロハンで自作してみんべ~と相成ったわけであります。
夜景をあしらった構図を考えていて、雰囲気を出すには青白くしないとダメですよね。
ボディー側の色温度設定で夜景を青白くできてもポン焚きストロボではモデルも四谷怪談みたいになるので、
モデルに当てるストロボ光をオレンジ色系統に変換してやれば青白い色温度で辻褄が合うという計算。
パっと見、赤の透過率がピンク・黄とでは全然違う事が分かります。
赤は下が全然透けず、糸の縫い目が見えません。
ていうか小汚い布団ですんません
赤と黄を重ねると、ちょっとだけよ~ん。あんたも好きね~的な色になります。
オレンジ色が無いのでこんな安直な組み合わせになりましたがそんな簡単な物でもなくてですね。
思ったほどオレンジ方向に行かないのは色の問題よりも前述の透過率が如実に現れたみたい。
一方、こちらはピンクと黄を一枚ずつ重ねた物で赤と黄よりは少しはマシでしょうか。
ムラが若干あるのはピンクのセロハンが平滑を保てたのに黄色のセロハンがめくれ上がっていたから。
横着して片手で抑えていただけなのでKissの内臓ストロボとは言えど簡単に光が漏れるんですね。
これがホワイトバランスを白熱電球にして白色蛍光灯の下で撮った色味。
実際のポトレではもっと色温度を下げて3000ケルビン以下が目安になると思います。
白熱電球で撮っても夜景の雰囲気を出すには正直物足りない感がありありです。
Kissのホワイトバランスって結構優秀でしてね、これも私が未だにKissを使い続ける理由。
ホワイトバランスAUTOでこれだけ自然な色が得られるんだから大したもんでしょう。
コントラストが少し眠いのはレンズがEF24-70mmF4Lの所為なので念のため。
方向性は何となく掴めてきたので後はカメラマンのセンスだけですなこりゃ。
参考にしたイルコの写真のポージング、モデル関係あるのかな?とか
光だけは真似しないと良い写真を撮れない事は間違いなさそうです。