1/俺sec

我撮る 故に我在り

続・じんごーべーじんごーべー

2016-12-25 21:40:37 | 撮影<機材>

結論から先に言ってしまうと、このレンズがあれば日中の乗り物撮影は無敵と言っても過言ではないです。
唯一足元を掬われる要因があるとすればF5.6という開放値で、確かに他のレンズに比べて劣りますが、
絞らないとシャープにならないレンズが多い中で開放から非の打ちどころがない描写にはグーの音も出ませんよ。
もちろん、素性を見るにはフルサイズでなければ意味が無いので今回も1DXで試し撮りしてきました。







本当はサンニッパにエクステンダーを組む機会が多い新習志野での4095列車が単純比較に適してますが、
最近は北海道ばかり遠征して65は撮ってないし?という事でサンプルは久々の1091列車です。


北海道でAPS-Cにサンニッパを組み合わせて換算500mm級の構図が多いここ数年の中では、
400mmってこんなに広角だったっけ?という、芋虫系の構図でちょっと麻痺した感もありますが。

上辺の架線柱を見ると若干歪曲差は見られるものの、原版見ると綺麗に描写しています。
現像はDPP4.0でシャープネスの値は2.5ですがデジタルレンズオプティマライザ(DLO)は使ってません。

周辺画質はどうかというと、、、ありゃりゃ~開放でこれは綺麗にもほどがあります(等倍)。


シャープネスは等倍なので掛けてませんし、もちろんDLOも未使用です。
架線柱のボルトの辺りが少しコントラストが弱い「気」もしますが、誰もこんな所を凝視しませんし。

後ろボケはサンニッパとエクステンダーを組んだ420mmほど盛大ではないけど信号の輪郭は綺麗です。


口径とズーム比を考えたら綺麗にボケてると思いますがAPS-Cだったらもっとごちゃごちゃするだろうから、
非電化区間で撮るならフルサイズよりはAPS-Cでパンフォーカス気味に撮った方がレンズは活かせるかもしれません







以下、EF100-400mmF4.5-5.6L IS 2 USM(上)とEF300mmF2.8L IS 2 USM(下)です。
色乗りが良いのは意外にもサンニッパではなく100-400に軍配が上がってるような気がします。





よーく見るとじゅーしぃ~の肉(茶色い奴)に透明感があるし、飯粒もドライカレーぽく黄色です。
まぁ実際のじゅーしぃ~がこんな色をしているか否かは定かではありませんけども。



上の二枚を等倍ピクセルで切り出した物が下で、素性を見るためにどちらも開放絞り。
解像感はというとサンニッパが僅差で優勢ですが、この差は本当にあくまでも僅差ですね。





婆のアゴ下に見えている茶碗の部分に外箱のディンプル状の物がサンニッパには見えているので、
この辺りが僅差と言っても差し支えないかもしれませんし、実際鉄道写真でこうゆう鑑賞はしないですからね。







DPPで電子デバイス「デジタルレンズオプティマライザ」は使ってない状態でこれですから
こりゃあちょっとサンニッパの出番は大いに減る可能性が出てきました



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