改と言っても大した問題じゃない
今まで資料に乏しくて着手できなかったオロネ25 551の内装グレードアップです
とは言うものの、入り組んだ造りの車両なので時間は掛かるんですけどね
手始めに資料が乏しかったオロネ25 551の内装グレードアップに着手
これはインクジェットプリンターで出力したのでしょうが、某N小屋製の類似品に比べて
印画紙が薄いので柔軟性に富んでおり、また発色もコントラストも素晴らしい。
私が各ブログで確認した時は何れも茶色のベッド・ソファーだった筈....が、これは紫色
つっても89年改造、08年廃車で10年も経てばその間に内装リニューアルされても不思議じゃないですね
個人主観で言うとJR北海道は色の使い方が物凄く良い時とナンセンスな時があってムラがある
これが各ブログの資料・画像を確認した結果のマスキングテープで再現した茶系のベッド・ソファー
焦げ茶色のテープもあったのですが、室内灯を入れると1階部分は黒くなってしまい止む無く黄土色を選択
これから剥がして代わりに紫色のベッド・ソファーを両面テープで貼り付け用って算段です
とりあえず下段に施工したところですが、このように入り組んでいるので光が回らない
下段は通路側(奥)と窓側(手前)で単純な直線造形ではなく洗面台も表現され、手が込んだ造り
強度を持たせる為と左右の重量バランスを保つ為か通路側へ行くに従って肉厚が太くなっています
マスキングテープで再現済みだった通路側の壁も窓下部分は見えないし、そんなに悪くない
でもイマイチコントラストが弱く、発色も壁と扉が類似色なのでインパクトに欠ける
通路側にもモールドされているのでマスキングして塗装するという手段もあります
これがマスキングテープを剥がした素の状態で
まぁしかしマスキングして塗装したところで塗料の厚みでモールドの段差が埋もれる危険もある
スプレーは現在の環境では使えないので必然的に筆塗り⇒厚塗り⇒埋もれる、という結果です
ん~やっぱり見た目を考慮して作られており、さすがのビジュアル
何が凄いって扉部分の影も加味した印刷のようで、このお陰で立体感が出ています
因みにこの通路側パーツは左端の非常スイッチ類とその隣の仕切り扉まで一体印刷です
かなりイビツですがデッキ部の配電盤も組み立てて再現しました
この部分に限らず、山折り谷折りで組み立てる部分もあり、このような再現が可能です
しかしJR北海道の北斗星用24系は内外コテコテのソース味なので塩味系の東日本も欲しくなる
次は個室内部のテレビや洗面台前の鏡の着手
テレビは斜め45度に折り曲げて向かいの乗客にも見えるようにするという用意周到な造り
それを模型用に紙で再現するというのも然りで、手間は確かに掛かるが没頭し易い私の性格に合ってる
チマチマ作業の甲斐があってそこはかとなく彩りが出た感じ
車体を被せていない状態なので下段は明るく見えますが被せると見えなくなり、
極小のLEDを下段に追加するか、そうでなければ下段はカーテンで見えなくするか....
室内灯は従前から通路側用も換装済みだったが今回から屋根換装式にチェンジしました
というのも物理的な問題があり、集電部分がつっかえてしまい車体が被せられない事態に陥りました
因みに屋根下換装は後に転用の容易さを考えて両面テープで張り付けただけの簡易的な物です
右の集電スプリング用の穴とその後ろ側の支柱をニッパーで5mmカットしてあります
今までの開放式B寝台に合わせたLEDピッチのグランライトSではこの客車では大幅に光ムラ出るので、
なるべく均一に照らすようにLEDの個数を増やしたグランライト3を換装しましたが...それでも下段は暗いです
んなわけで最も手間が掛かると思われるオロネ25 551の内装を仕上げたら他の内装はゆるゆる
製作者をリスペクトして殆どのパーツは使い倒したが唯一残ったのがテーブル下スイッチで、
ベッド間のテーブル下に張り付ける物だが通路側からも寝台側からも隠れて見えないという(;^ω^)
続く...