私ねぇ、実は花善の鶏めし食べた事ないんですよ。
まぁ御膝元の大館が東京からは近くて遠い場所でもあるので、
駅弁市みたいな物が催していないと、ちょっと食べ難い駅弁ですよね。
しかし、そのくせ800人分用意した整理券はすぐ午前中で底を突いたらしいので、
確かに美味いのは食べた経験が無くても察するに容易いですが京王もタチが悪い！
かくいう私も例外ではなく、京王新宿は諦めて東京駅の駅弁屋「祭」で購入。
黒いのが比内地鶏を使った鶏めしVスペック、赤いのがブロイラーのGLサルーン（笑
で、比内地鶏はたいそう柔らかいらしいので一日経ってから食べる事にして、
今回はまず赤い包装のノーマル仕様を食べて、まず鶏めしの基準をインプットしようと。
マイ箸ならぬマイ味噌汁も用意して準備万端、蓋を開けたらいきなりレベル高いビジュアル。
レインボーカラー（？）の蒲鉾しかり、炒り卵しかり、緑色のいんげんしかり上手に工夫してます。
しかし、こうゆう平面的な写真じゃ分かり難いですが何と言ってもご飯の量が多い！
花善のウェブサイトにも書いてありましたが、もう腹一杯でこれ以上食べられない位の量だそうな。
確かに味噌汁を飲みながら食べたらお腹はパンパンに膨れてはっきり言ってこれ食べたら何にも要らない。
どう軽く見積もってもどんぶり一杯分くらいには相当するんではないべか。
茶飯も厚岸のかきめしのようなダシを吸いまくってるデーハーな味ではなく、
なんか、、、こう粛々とした？厳粛な甘さというんですか？そんな感じの味（どんな味だよ
米は勿論あきたこまちを使用しているとの事で、こりゃあ2016年の駅弁総合ナンバーワンも頷けます。
しかも、このナンバーワンに輝いたのは比内地鶏を使ったタイプR（笑）じゃなく、このノーマル仕様ですよ。
プルーンのような椎茸ですが、私実はあんまり得意ではないんですけどこれ美味かったです。
というか椎茸どころか鶏肉は揚げ物以外は匂いが気になるのであまり食べないんですけど、
やっぱり十八番だけあってしっかり味が染み込んでいて美味しかったです。
味の傾向としては甘めに味付けされていて、他のがんもどきや肉団子もどれも上品な味付けで飽きません。
御飯もめちゃめちゃ量が多いし、肉質を気にしなければ税込み880円は駅弁では安価な部類でしょう。
あっ、肉の写真撮ってませんでした
