堂々巡りの迷路に入り込んでしまうような場合に「ちゃぬき畑に入る」と言うんだけど、一昨日話していたら通じない。
「アレ?」っと思い周りの人間に聞いてみたら、知っていたのは私と同じ一宮生まれの還暦を大幅に超えた大先輩だけ。
こんな時にはGoogleのお世話になる。
ちゃぬきばたけ
茶ぬきばたけ
茶抜き畑
これらのをいろいろな組合せでググってみても出てこない。
家に帰って女房に聞いたら、
「ちゃぬき畑? 意味はわかるけどちゃぬきじゃなく桑畑とかお茶畑だったんじゃない?」
とか言って、パソコンを自分で触ってそれらしきものをヒットさせた。
★ 驚き1 女房がGoogleを使えるのにビックリ。
★ 驚き2 「茶畑に入る」でヒットしたけど該当するような言葉はほんの少し。
よほどマイナーな方言のようだけど、そんなこととはさっきまで思ってもいなかった。
語源としては、山腹に沿ってうねうねとした茶畑だと、思った所へ行こうとしても段を間違えやすくなかなか辿り着けないことのようです。
このような茶畑が山肌に沿っていて一望できない場面を想定してください。
用例としては、
「ちゃぬき畑に入ってまって、わっかれへんわ」
※ 何が何だか分からなくなり困り果てた時に使う。
陰られたエリアのマイナーな方言の上、間もなく消え去りそう?
コメント
- ファシスト [2010年3月2日 0:18]
- こんばんは。
この言葉は聞いたことがありませんねぇ。
広島の方には茶畑がないからかもしれませんが(笑)
生まれる表現も多いですが、このように忘れられていく表現もあるのですね。 - BOSS & GON ! [2010年3月4日 23:12]
- ファシストさん、こんばんは!
聞けば知っているけど、使わなくなってしまった言葉って結構あります。
それから「おはようございます」という普通のあいさつがありますが、子供のころお年寄り同士が午前9時ごろに出会うと「おはようございました」と語尾が活用?している場面に何度も遭遇しました。
早朝じゃない朝に出会ったらこのほうが本当!? - ヨッシー [2010年3月6日 11:20]
- 茶の木畑に入る ?
- BOSS & GON ! [2010年3月7日 19:29]
- ヨッシーさん、こんばんは!
たぶん
茶畑に入る≒茶の木畑に入る
そして訛って ちゃぬき畑に入るになったのでしょうか?
子供のころよく聞いていて、ちゃぬきとタヌキの感じが近く、語源を考えたこともありませんでした! - suipanman [2011年11月12日 16:53]
- 私も先日ブログで「茶抜き畑に入る」と言った書き込みをしたら、????ってコメントがありました。
えっ?普通に使う諺じゃないの?と思いながらパソコンで検索しても出てきませんでした。
中部地方だけの諺? - BOSS & GON ! [2011年11月13日 17:58]
- suipanmanさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
suipanmanさんって、水泳着からのネーミングですか (^^♪
さて「茶抜き畑に入る」、これは言葉の記憶違いではなく間違いなく「ちゃぬきばたけにはいる」という発音で、堂々巡りになるような場面で使っていました。
※現在でも地元では通じます。
だた、Googleで調べてもほとんど出てこない。
よほどマイナーな方言なんでしょうか?
ちなみに私は代々一宮市奥町に住んでいます。女房は浅井の出なんですがこの言葉をしっかりと知りません。
そんなマイナーな言葉とは思っていなかったのが実情です! - comoesta [2012年9月28日 9:40]
- 私も還暦をとっくに超えた老人です。昔おふくろ(愛知県三河地方出身)がよく使っていたのでこの言葉がこんなマイナーな方言とは知りませんでした。昨日メールの文章で使ったら秘書から「これはどんな意味ですか?」と問われ初めて方言と気づきgoogleの厄介になった次第です。
茶はふつう摘むといいますが抜くというのも三河地方の方言用法で私が思うには「茶摘み畑へ入る」というべきところを「茶抜き畑」となったのではないかと思います。 - BOSS & GON ! [2012年9月29日 15:13]
- comoestaさん、こんにちは!
元気?といった意味合いでいいのでしょうか?
さて「ちゃぬき畑」、相当マイナーな方言のようですが、そのマイナーだということを50を超すまで知らず、よくシステムを複雑にすると「ちゃぬき畑に入っちゃうよ!」などと使っていました。
実態ははGoogleでもあまりヒットしないほどのレアというか、もう絶滅種にちかいのでしょうか。
なんか残念です (^^♪
あなたのブログにコメント投稿されたものです。