自転車で行くアメリカ一人旅

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Grand Priaie

2012年07月31日 | 日記
という街にいます。


大都市です。久しぶりにここまで大きい街に来たなという感じです。

人口は55000人くらいいるそうです。

ここに来るまでの道はひたすらに農場な感じでした。キャノール油を作っているらしく一面が黄色い絨毯みたいできれい



で、ここからまた2日ほど街がなくなります。どうやらガソリンスタンドすら無いようなので一切の補給ができないらしい。。。

しかしここをさらに南に下ればお待ちかね、カナディアンロッキーの地域に入ります。

アサバスカ大氷河、アイスフィールドパークウェイなどが有名らしく、とても楽しみだったところです。

また動物が増えるらしくキャンプでは十分注意をとの事でしたが。

あ、でもここらへんのキャンプ場はすべて無料で使えるらしい!すばらしい言葉ですね無料。

で、昨日の昼ごろこの街に着いていつものようにビジターセンターでゆっくりしていたのですが、

今日どこか泊まるところは決まっているのかと声をかけてくれたナイスガイがいました。

決まってないなら俺の家に来いよとなんとも最近ついている。。。

ナイスガイなアレックスさんと彼の妻のローレンさん


見ず知らずの外国人をいきなり自分の家に泊めてしまうなんてなかなかできることじゃありません。感謝感激。

しかも今アレックスの家を後にしてスタバでブログを書いていたところ

サンドウィッチいるかい?と言ってくれたナイスガイもいて

タダで朝ごはんも食べれました。

なんだこの街。どんだけ旅行者にやさしいんだ・・・

この先何かとんでもないどんでん返しが来そうで怖いほどここ最近ついている、という話でした。

気を付けて進もう。

ではでは

怠け気味・・・

2012年07月29日 | 日記
初めは一日だけ滞在しようと思っていたDawson Creek

しかしある事情により2日滞在しました。

なんとDawson Creekにはホステルという無料で宿泊でき、しかも朝、晩とご飯も出してくれる

なんとも有難い施設があったのでした。

まあ外装はきれいだけど中身は東南アジアのゲストハウスと変わりなかった。



しかも出稼ぎに来ているちょっといかつい兄ちゃんたちの住処になっていて普通の旅行者なんか一人もいなかったけど。

しかしケンの家でも怠けてゆっくりしていた俺は、もうベットでゴロゴロする気持ちよさ、宿があるという安心に負けて1日多く滞在しました。

全部タダだなんて・・・そんなんもっと居たくなりますやん

まあDawson Creekの街をゆっくり見れてよかったけど。

思ったよりも大きな街で、しかもとてもきれい。カナダの町はどこも本当にきれい。

それっぽい絵が壁に描いてあったり

こっちに来て初めてセブンイレブンを見たり

これがマイル0のモニュメントです。ビジターセンターで自転車でアラスカハイウェイ完走したぜって言ったらめちゃ驚かれた。どやあ!


そうそうなんとケンがボンベの先に取り付けるコンロをくれたので簡単な調理が可能になりました。

これで飲み水を作ったり、なによりラーメンが作れるのがうれしい

今まで作りたくて作りたくてたまらなかった・・・。サッポロ一番もある。日本円で一食50円ほど。

明日も大きい町に着くからまたゆっくりしちゃうだろうなあ・・・

少しだらけ気味な今日この頃でした

では

Fort・St・John

2012年07月27日 | 日記
についてます。ていうかこれ書き終わったらまた出発します。

次はDawson Creekという町でここが今まで走ってきたアラスカハイウェイという道のスタート地点です。

この道はDawson CreekからアラスカのDelta jctまで続いているんですが、まあ俺はそれを逆走してきたわけです。

その距離1422マイル。キロにすると約2200キロくらいですか。長かった道のりも今日で終わり。

我ながらこんなことよくやるなあと思いました。走行距離も3000キロを超えました。


前の街からの道のりは特徴のないただひたすらにまっすぐな道でした。交通量が多くてちょっと怖い。

トラックが家を運んだりする。overloadって書いてあるんだけど、いやオーバーしすぎやろって。

途中サンダーストームに会ったりしましたがかすっただけですんだ。ここらへん天候が不安定

東南アジアのスコールみたいにとんでもない雨が降る。雷もひどい。落ちて火事になっていた。

でも途中立ち寄ったキャンプ場のレストランで寝るまでの時間をつぶしているとき、なんとケンと再会。

カナダ人チャリダーのケンです。

しかもケンは目的の街に住んでいるとのことだったので滞在中ケンの家に泊めてもらうことができました。

2日間お世話になってとてもゆっくり。出発するのが嫌になりました。


彼のお孫さん。キューピーみたい。

すんごい広い庭。キャンプファイアーとかもやったり

そうそう思い切って新居を購入しました114ドルorz。今までのは結露がひどすぎて・・・これで少しはよく寝れるだろう。。。

目覚まし要らず。彼らが派手に起こしに来てくれる。

FortSTJohnは思っていたよりとても大きな町だった。



図書館内に舞台が!映画の上映とかいろいろやるみたい。まだ一か月だけど我が職場が恋しくなりました。。。

まあ、こんな感じですかね。
最後に自分の写真を。

帽子・・・ホワイトホースで15ドル
Tシャツ・・・1000円くらい。
フリース・・・照明部隊長から譲り受けた。プライスレス
ハーフパンツ・・・ユニクロで1990円
サイクルパンツ・・・アマゾンで安かった。2000円
こんなほかのチャリダーが見たら失笑するような装備で日々頑張っております。

これからは大きめの街が多そうなのでまた何かあればちょくちょく更新します
ではでは

Fort Nelson

2012年07月21日 | 日記
どうも御無沙汰しています
しばし更新が途絶えましたが生きています

昨日無事に目的の町に着くことができました。

今回その間にあった出来事をダイジェスト版でお送りしたいと思います。

一日目contact creek


子供たちがかわいかった。

この5日間のルートは本当に野生動物が多いルートだったので道端野宿は絶対にするなと言われていた。
がちょうどの距離にキャンプ場などがなかったためガソスタ+しょぼい店のcreekにの前でキャンプさせてくれと交渉すると快くさせてくれた。
スイス人チャリダーの2人組もやってきてこの先の道の事を詳しく教えてもらえてとてもラッキー。
走行距離70キロ

二日目Liard River Hotsprings

これ温泉です。蚊が多かったけどとてもきれいで、久々に湯船につかれて本当に気持ちよかった。
水着ではいるのだがそんなものは持っていないのでパンツで入浴。洗濯もできて一石二鳥。

この日多くの野生動物を見た。熊(グリズリーも2頭見た)・バッファロー・キツネ・コヨーテ・ムース・カリブーなどなど
本当にモンスターにエンカウントする気分・・・

まあ写真撮れたのはこれだけだけど・・・。いや本当に怖いんだって!

この日の走行距離は150キロ。これまでの中で一番頑張った。
追い風と下り道のおかげで9時間ほどで走れた。が次の日足が死んだ。

3日目Poplars Campground
5日間の中で最も険しい道だった。ほとんど峠。昨日の分の疲れが引きずっていてほとんど歩いた。
途中Muncho Lakeという湖のエリアに入ってからの景色はすごかった。湖もとてもきれい。
アラスカの水は泥で赤く濁っていたのに対してカナダの水は本当にきれい。川で水くんで飲んでも大丈夫だった



峠が終わりかけたころににわか雨に打たれ全身びしゃびしゃに・・・
疲労と相まって相当にしんどかった。
でも抜けた先のキャンプ場でとてもよくしてもうことができた。
それだけ俺のナリが可哀想だったのだろうか・・・

まずタルトと紅茶を出してもらい

続いて晩御飯をごちそうになり
チーズとハムを譲ってもらい、なんとキャンプ場の値段(10ドル)で部屋を使わせてもらうことができた。

こちらがとても親切なベッキー。
安心して眠れるベットに温かいシャワーに温かいご飯。とても幸せだった。

4日目Tetsa River
前日にゆっくりできたこともありとても快調。天気も快晴で景色もよかった



途中ストーンマウンテンのエリアの景色は格別だった。本当にでかい!
マウンテンシープも見れて満足。カリブーもいたけど写真撮れなかった・・・
一日中とても気持ちがよかった。

5日目Fort Nelson
前半急な登りが3,40キロ続いた。ひたすら自転車を押して歩く。
で、気温が急上昇。今まで寒かったのに今度は暑すぎる。
ラスト2時間水分がなくなりかなりきつかった。死ぬかと思った。
こっちは乾燥している分すぐに水分が飛んでいく。8リットル積んでたんだけど・・・
今後この暑さの中を走ろうと思ったら10リットル以上の水を積む必要がありそう。
食料もチーズ、ハム類はそろそろ保存は難しそう。食生活がさらに貧しくなりそう。
さらに白夜に終わりが見えてきた。これからさらに旅が厳しくなりそう・・・。

で、今日一日は休憩。ケーキにコーヒー。とても幸せ。

次の町のFort・St・Johnまでは400キロ。
動物が多い地区も抜けるみたいで少し安心、たぶん。
そう、先日蚊に刺された箇所を数えてみると60を超えていた。
死ぬんじゃないか笑カンボジアにいたときでもこんなに刺されんかったのに・・・
でも南下するにしたがって蚊が少なくなってる。逆にハエが多くなっているけど・・・

まあ、こんな感じで頑張っております。
今日でちょうど旅が始まって一か月。早いものです。
ではでは


WATSON LAKE

2012年07月15日 | 日記
に着きました。

結構がんばったので2日で着くことができました。

WATSON LAKEは↓こういった標識が7万以上ある。公園になっているんだけどすごい。


まあそんなに大きな町じゃないけどオーロラの博物館なんかもあるみたいであとで行ってみたいと思います。

そう、この前のブログを書いた後店を出ると4人組のチャリダーに声をかけられて一緒にキャンプをすることになりました。


ジョーとエミリーとマイケルとマイケルのおじいちゃんです。なんとマイケルは14歳

で、やはり言葉の壁って大きいなと思いました。普通に話されたら何言ってるか全然分からん・・・。

まあ、ちょっと気まずくなりながらもジョーにサイクリストだったら20ドルで泊まれるモーテルがあると教えてもらい

次の日そこを目指すことに。

120キロだと言っていたのでいつもよりも少し頑張らないとなと思っていたら、実際は142キロでした・・・。

ざけんなジョー。後半の思いもよらぬ20キロがどれだけきついかわかってんのか!!

でもまあ、こっち来てから2回目のベットにありつけてとても満足。

リスもいた



あ、でもオフロードに車輪をとられて前のキャリアが一つ潰れたのはめちゃくちゃ痛い・・・。

まあバンテージで補強しつつ進んでいるとなんと徒歩でアラスカハイウェイを北上しているというフランス人のカップルに出会いました


二人はFORT NELSONからホワイトホースまで歩いてそれからユーコンをカヌーで下るんだと言っていたが、いやすごい。

いろんな人がいろんな旅をしているもんだ。

あとまた熊を見ました。なんとか写真撮ったので載せます。なんかめちゃくちゃおとなしくてのそのそしていた


走行距離も2000キロを超えました。早いもんでもう一か月近くたちますね


カナダを走ってると1日何もないことが当たり前になってくる。

アラスカよりもはるかに苛酷だ・・・キャンプ場すらないことも多い。ひたすらこんなん


で、ここからさらに南下してFORT NELSONを目指すのですが、途中なんと温泉があるとのこと。

ぜひ入りたい!!運がよければバッファローも見れるんだと。

野生動物が多いからそこらへんでキャンプしちゃだめよとも言われたけど。。。でも本当に宿高いのよ。。。

一泊100ドルとかどうしろって言うんだ・・・orz

FORT NELSONまで528キロ。がんばってきます。

では