ころがせ複勝!

日々のぼんくらな生活の中でのあれやこれや…

本を読む(朝の霧 by 山本一刀)

2017-02-01 22:34:38 | 読書

山本一刀氏は土佐の方だそうです。地元の人じゃないと、こういう波川玄蕃のことに目を向けたり、題材にはできないだろうと思う。
長宗我部元親の部下で、元親の妹養甫を妻にしたのだが、その人望と、デキる男ぶりに嫉妬した、元親のくらーい、陰湿ないじめにより、攻め込まれてその一生を終えました。という話で

。こういう家臣は各家ごとに山ほどいて、そのひとりひとりに諸々のストーリーがありますよ。ということですね。長宗我部元親側からのストーリーはそれなりにあるけど、非為政者…じゃないな、家臣団側からしかも、裏切りました!!という側からの話でしたので、重いです。
まー元親さま陰湿、粘着質で、姫和子のツンの部分だけ残して大人になりましたねってくらい、そしてあんたシスコンですか。
当時の女性の名前はほとんど残っていないから、国親の女(むすめ)くらいの扱われ方でしかないのが残念。
でも、いくら家臣団からの人望が厚いからと言って、援軍で出向いておきながら、小早川隆景と和睦結んじゃダメだと思う。
毛利は「我の策なり!!」で済むけど、アニキはすまなさそうだよな。というざっくりした感想で。

ところで、この山本一刀氏は、よっぽど元親に恨みがあるのかな?というような書き方だったんで、そっちが気になったよ。

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