この本を手に取ったのは、簡単に読めそうだったからで、眼に入ったのはやたら白い行間、しゃべりまくる人々。要するに会話文が多い。SIXKILLとは、6人殺害した極悪人かと思ったら違った。しかし、これがこのRobert B. Parkerの最後の作品だったらしく、どこかの寸評に、「もうこのスペンサーシリーズに会えないのかと思うと非常に残念だ」というような文言がありまして。え、ナニこれ、最終なの?これって、シリーズものだったんだ、あ、そう書いてあるぞ、なに、探偵引退?と思ったら、著者死亡でした、すみません、知らんことばかりで。
本の表紙も凝っていて、フィルムがエンボスになっているんだな。
さて、常日頃、こじゃれた(?)すかしたか、探偵ものを手にしていたらしく、いきなりの会話とか文章が、これってなんちゅーbitch!!な話なんだ?!メリケンてやっぱり、こんなbitchな話しかしていないのかと思ったら、別にこのスペンサーがbitchな訳ではなく、担当内容がbitchだった。けっこうしょっぱなからショーゲキというか、アメリカ人の頭の中って、やっぱりsexとかsexとかsexとかsexしか考えてないのか、これがUS STD!!
SixkillはZebulone Sixkilということで、人の名前でした。それにしてもなんちゅー名前や?Sixkillは、ムービースターJumbo Nelsonの護衛でした。ぶっ飛んだ俳優という評判のJumboの部屋で、Dawn Lopataがレイプされた揚句殺害されるという事件発生。これでJumboが疑われているが、はなもちならないが、この男を逮捕する理由がない。そして、スペンサーはJumboから事件解決の契約破棄を
点きつけられる。その時に逢ったのが、Sixkill。
まあ、こういう背景なので、bitchが出てきても仕方ないなと。Zebulonの過去がフラッシュバック?のように随所に差し込まれて、このキャラクターの詳細が書き込まれているところをみると、重要人物なんだなと。
この最後の本から読み始めたのは、ある意味ラッキーで、これから当分スペンサーものを読めるということで、楽しみが増えたぜ。
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