最近読書にハマっているのはいいとして、クライアント・コマキ氏に
「だったらこれ読みなさいよ」
と酔っ払ったついでに何冊か本を指定されました。
そして、
「歴史小説好きなのに、隆慶一郎知らないの?吉原御免状知らないの?」
と言われました。
すみません、その方の本が発刊されていた頃は、司馬遼太郎さんと、津本陽さんと、多分、真田太平記など併せて読んでいたと思います。
しかも、江戸の町民文化がイマイチ苦手でしたので、敬遠していたきらいがあります。
えーと、隆慶一郎氏を知っていました。
「花の慶次」の原作者じゃん…。みたいな認識。「牛次郎」とほぼ同列の認識でした。
あっさり読み終わりました。…切なくなるような終わり方で、こんな男女は周りにいない!いるものなら出会ってみたい。と嘆息してしまいました。痛快時代劇小説で、これだけ人を切れば、背負うものが重過ぎてイヤだろうと思う反面、刀を振り回してみたい欲求もムラムラと。
非常に繊細な描写で、「濡れ場」を電車の中で立ち読みしている時は、マジでヤバい…と思いました、ホントに。
他、米原万里著「オリガ・モリソヴナの反語法」
帚木蓬生著「みたびの海峡」
佐藤多佳子著「一瞬の風になれ」
斎藤美奈子著「読者は踊る」「妊娠小説」
などを読むことを勧められている、しかも読後感想文を提出のこと、よしなに…。
なぜだろう、ボキャブラリーの貧困さが目に余ったのか、薄っぺらな人間性が鼻につくのだろうか…。申し訳ないことこの上ない。
で、「オリガ…」と「みたび…」は手元にあるのだが、ロシア系の名前に強烈なアレルギーがあり、手を出せず、表紙を眺めている。
中国名の、あざな、氏名、姓名と同じように、呼称、本名が入り乱れ、ダレがダレやらさっぱりとなるので、敬遠気味。
「みたび…」は5ページ位読んだところで、海の描写(?)が暗くてへこんだ。
「一瞬の…」は高校の陸上部が舞台ということで、走るのが大きらいなため、なぜ、走るというキライな題材の本を読むのか…。
「読者…」は恐らくペロッと読めそうなので、目にしたら買おうという魂胆の今日この頃。
コマキ君、続報を待て!
(なんの?)
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