メジロライアンは8月3日に函館競馬場に入厩していたらしい。
しかも、ノリが付きっ切りでスクーリングもしたという。
ノリ、至福の3日間だったに違いない。
気づくとノリは当日の第3レースに騎乗馬はない。
まるで武がダービーの前後のレースに騎乗せずにいるようなものかと思うと笑ってしまった。
ノリは相当入れ込んでいたんだ。
3日に入厩しているんだったら、うちらと旅程は同じやん!
ということは、このスクーリングもホテルの窓から眺めていれば、
どこかでくるくる回っているのを確かめられたのだろうか…と思うと返す返すも残念極まりなしっ!
挙句、前日のリハーサルでノリは十分楽しんだようです。なんてメールまでもらいました…。
嗚呼…、みんな知っていたんだね~!
さて、パドックに入ってきたライアンは一声ひょんひょんと鳴いた。
「帰ってきたよん」なのか「お久~」なのかは不明だが、嬉しそうな声だった。
(ように思った)
ところで、種牡馬引退なのに、ライアンと来たら商売道具を惜しげもなくさらして、
ぶんぶんと、元気のあり余っているところを見せつけてくれた。
そんなデモンストレーションはいいから!恥しいじゃないか、やめろよっ…。
雨中の写真は難しい、そして大勢の人のカメラと手が邪魔になるっ!
「手が邪魔だよ」と言ったら、「だって前の人の手も邪魔だよ」と言われた。
失礼しました。
満面笑みのノリが騎乗して、何周かすると、ひとりと1頭は本場場へ。
東京競馬場のつもりでいると、ここはあっという間に本場場に現れるんだぞっ!
GIファンファーレに乗ってライ&ノリ登場。
ノリはかなり自慢げに外ラチいっぱいにライアンを寄せると、
ライアンを観客方向に向けて止まってポーズをとらせた。
ライアンは当たり前のようにおとなしくしているが、何となくこちらも楽しげ。
これでちょっと歩いて終わりかと思っていたら、
4コーナーへとダグで向かって行った。
そして、なんとゴール板へ向かってライアン疾走!
フツーの競走馬のたてるパカラッパカラッ…という音をさせている。
とても20歳のおっさんのキャンターとは思えない、
現役の競走馬の引退式の模様を見ているようで、
そのスピードと、迫力にびっくりした。
人を乗せてレースに出なくなって15年も経って、
腹帯を締められることなんかずいぶん前に止めたはず。
それでも、人が乗るとちゃんと昔のように、
まっすぐに走れるんだなぁ…と心から感動した。
と同時に、アロースタッドにいたライアンはみんなのメジロライアンだったのだが、
函館競馬場のライアンはノリだけのもののような気がして、
好きな人を盗られたような気分がして、嫉妬メラメラである…。
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