ころがせ複勝!

日々のぼんくらな生活の中でのあれやこれや…

本を読む(三国志 by 北方謙三)

2008-08-30 20:56:02 | 読書
久々に三国志を通して読んだよ、ママン。
大学で読みすぎたんだと思う、絶対。ちょっと寄り付こうとしなかったからなー、受けつけはしたと思うんだよな、その間ちょくちょく諸葛孔明の本は読んでいたので。

非常に面白かったですって字面にするとなんと薄っぺらいことか。
脱線するが、自分の「感動しました」という思いを他人に伝えられる文章を書くことの方が、感動する文章を書くことより難しンじゃね?と思うのですが。
かといって誰かを感動させる文章を書ける能力も持ち合わせていません。

閑話休題

時を駆ける武将たちでした。三国時代→現代ではなく、三国時代の中であっという間に時間が経つというミステリー。

この本を読んで、所謂「ハードボイルド」とはなんであるかということがやっと理解できました。
「ハードボイルド」=「ロマンチックな中年男性の夢」であり、「ハーレクインよりも激甘な妄想」であることも理解いたしました。(ゴメン、ハーレクインを1冊原文を読んだのみで語ってもいいのか?)
それから、ごく普通に人が死にます。主要人物であろうとなかろうと。

北方謙三の好きであろう漢は、呂布、馬超、曹操だな。
そして、永遠のアンラッキーマンは、劉備元徳であり、諸葛孔明、要するに蜀の主要人物。これじゃあ、天下は望めないね。
部下に足を引っ張られ、孔明は頭がよすぎて、何人たりともついてこれないし、理解の範疇でもない。そして部下の凡庸ぶりを理解し切れていない孔明。

あっさり死んだ人№1は孔明でした、かなりあっさり死んだ。それでいい、何しろハードボイルドなんだから。


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