ころがせ複勝!

日々のぼんくらな生活の中でのあれやこれや…

本を読む(翔る合戦屋 by 北沢秋)

2014-05-02 22:25:12 | 読書

海賊の娘
だっけ?本屋大賞受賞したというのは。
上下で平積みになっているのを見たのだが、単行本は買わんので文庫になったら買おう。

…ってそれは和田竜やねん!!

相変わらず区別つかんのはバカだからですか、そうですか、そうですね。こっちは合戦屋シリーズですよ奥さん。オフィスの下の階にある本屋では
"完結編"
とPOPが貼られていたのですが、え、これ完結編なの?まだ出そうな勢いなんだけどと思った我は吉川英治と山岡宗八の作品の区別がついていないんだぜ。多分"山"&"川"という赤穂浪士的符合の都合だと思われる。藤沢周平と山本周五郎は区別できているはず、はず、ね、はず。

さてそんな完結編らしい翔る合戦屋ですが、石堂一徹が仕えている遠藤吉弘をとりあえず信濃一の武将にしようと奮闘する話なところは相変わらずなのだが、この主従を活躍させすぎると史実に抵触するんだよね。恐らくそこの兼ね合いが難しいところだろうね。そういうことでいうと、これで完結というのは非常に理にかなった終わり方だろうな。
それにしても信濃の豪族たちの自主性のなさっていうんですか?さすが山に囲まれちゃうと変な安心感はあるよね、攻め込むのは山道対策や、雪道対策を万全にしておかないとボナパルトみたいに自滅するよな。

という感想で問題ないかと。


Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 赤レンガでソフト | TOP | ピーターラビットの世界 »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 読書