後期高齢者と思われる人々

会長のところに集うおっさん達は、とりあえず、言語不明瞭な上に、タカビー(ある意味死語)な輩ばかりで、秘書がいないときにうっかり電話を取ったりすると、名前は名乗らん、言語も分からんので一苦労である。

今日もナニやら、元何とか会のおっさんが遊びに来ていたが、お互い耳が遠いのか声がでかく、話は筒抜けだ。
筒抜けの話の内容は、単なるゴシップで、元寄り合い会の3/4は死んでいるとか、誰それさんが死んだとか、誰と誰は糖尿だとか、入院していてそろそろやばいとか、88歳の何とかさんはさすがに寄り合いの長の座を断ったとか…。

後期高齢者…。こいつらを食わせているのだから、少し若者(君たちより若干若い)を敬ったらどうなんだーっ？！お前らがこんなところでグダグダでかい声で会話を楽しめるのも、我々あってのことなんだーっ！
と胸倉つかみたくなりました(笑)。

で、こないだ、通勤の電車の中で前に座っている赤ら顔で挙動不審のオッサン。手にはびっしり文字の書かれたルーズリーフが1枚握られていて、それを見ながらブツブツ言っている。しかも意味不明の言語。(いみふオヤジが多すぎるぞ)

聞き取れるのは、
「わかんねーよ、んなこと言われてもよぉ」とか、「なんだってこんなことを…」とかね。
単なるアヤシイ酔っ払いがナニやらブータレているのかと思い、手元のルーズリーフを上から目線で覗き込んでみると、英会話が書かれていました、びっくり！
今までハングルかと思っていた言語が、実はEnglish！Yeah！yo mates！

birth of People's Republic of China bla bla bla….

な感じで、延々と続いているわけだ。
かなり高度な英語だったとお見受けしたので、思わず、「それ暗記しなくちゃいけないの？」と聞きそうになったよ。
Speach しなくちゃいけないんだろうか？ぅわ～…。
残念ながら、駅に着いたので、「困った困った」とうんうんうなっているおっさんを放置して、私は電車を降りたんだが。
一体オッサンは、何者だ？実は、Global meeting なのか、何かの？なんなんだ、その何かとは？
うわーん、ストーキングすればよかった！！