有馬記念を反省するぜ

今年のグランプリ有馬記念が終了し、これを最後に引退するオウケンブルースリ、イーストスタッドで種牡馬入りということなので、メイショウドトウさんと白い鼻面コンビで仲良くしてね。と思っていたら、世界の良血、ルーラーシップも電撃引退!!!するそうです。残念だけど、ちょっと笑った。失笑というか、苦笑、同じような類の笑い。
今年の春国際GI勝っていてよかったね。香港でしかGI勝っていないのって、ステイゴールドかルー坊だから。超良血！そして両馬の共通点はノーザンテースト御大の末裔。サンデーサイレンスではなく、ノーザンテースト。1世代古い感があるけど、今年もそれを手掛かりに馬券を買ったよ。

今回の有馬記念の朝は怒号と罵声で始まったわけで、ミルコ・デムーロ⇒三浦皇成という今ひとつ納得のいかない天皇賞馬エイシンフラッシュの乗り替りがあったと。
2人の友人に頼まれた馬券は、両方ともエイシンフラッシュがらみの馬券だったので、思わず「ジョッキー変更したけどどうする？」と聞いてみようかと思ったが、あえて変更してみたら、実は変更しなくて正解だったなんてことが日常茶飯事で勃発していることを思うと、それを言い出してもいいものかどうか。時間もなかったのでそのままスルーしてみました。

有馬記念の我の予想は以下の通り、今年は全馬♂、女子不参加、はい残念!

1. ローズキングダム4歳by カメ　力ない
2. エイシンフラッシュ5歳by K's Best この鞍上はない
3. スカイディグニティ3歳by BT 外外を歩いていていい
4. アーネストリー7歳by GW ちょっとしょぼくれている
5. ネヴァブション9歳by マーベラス のんびりしすぎ
6. オーシャンブルー4歳by ステイ チャカチャカしているけど…
7. ダイワファルコン5歳by JP 落ちついている
8. トレイルブレイザー5歳by ロブ ちょっとトモが流れちゃってるなー
9. ルーラーシップ5歳by カメ もっちりぷりぷり
10. ダークシャドウ5歳by ダンス すっすと歩けているがダンスは有馬苦手
11. トゥザグローリー5歳by カメ フツー
12. オウケンブルースリ7歳by JP 可愛い!!（←もはや予想ではない）
13. ゴールドシップ3歳by ステイ グイッと歩いて、古馬か？
14. ビートブラック5歳by ミー 堂々としている
15. ナカヤマナイト4歳by ステイ やる気はある
16. ルルーシュ4歳by ロブ 淡々と参加

これで1番人気13を軸に、ノーザンテースト御大の血を引く3、6、7、9、15に三連複を。4も御大の血が入っているのだけれど、さすがに今回は我のお眼鏡にかなわなかったので切ってみた。
2は絶対に来ない!!とは信じているものの、来ちゃった場合は仕方がない、でも三浦は絶対あり得ない、これで来たら、何かが変だ!!

ところで、某総帥は毎年グリチャの有馬記念にゲストで出演されてますが、それって…OKなのか？今回残念ながら途中からNHKを見始めてしまったので、総帥が何をおっしゃったか拝見できずに残念でした。NHKは杉浦師でした、テレグノシスのセンセー。

ピョコピョコはねながら馬場に入って行くゴールドシップ、楽しそうだ、ひたすら楽しそうだ。ちょっとぽっちゃりしたメジロマックイーンだが、マックの同時期より白い。芦毛はもう少し黒い方が好きだが、そんなことを言っている場合じゃない。菊花賞馬が有馬記念に出走したら高率で優勝する、セイウンスカイは負けたけど。
当日現場にいた人羨ましいっす。あの、ルー坊のジャンプスタートを目の前で見られて、馬券にかかわらず
「やっちまったー!!!」
とPositiveな意味でもnegativeな意味でも現場の一体感を味わえたかと思う。
まー、アレは度肝を抜かれるわなー。よくゲートのバーに頭をぶつけなかったなと。角居師は尻尾をつる馬具をフジサーセンセーから借りていたというのに、それを本番で使用しなかったらしいじゃん。なんですか、それは？ルー坊がジャンプジャンプしながら出て行ったのを見守り、
「終わった…」
と言っていた者もいるが、アレはルー坊から馬券を買っている全員、仮死状態だと思う。我も三連複10通り―4通り＝6通り…と即行計算して、3、6、7、13の場所を確認したら、肝心の13が、9のちょっと前あたりをのったり走っていたので、般若心経を唱えちゃおっかなーってくらい軽く追い込まれたんだ。菊花賞でもあんな感じだったしなーと。

その後は流れの通りだが、内をエイシンフラッシュが掬った時は
「あり得ないっ!!」
と思わず大声を出してしまった。

ゴールドシップ強かったけど、もったいないのはルー坊。あれだけ出遅れながら、ものすごい脚で追い込んでの3着は…。
同時に、有馬のtwitterを見ていた沸点の低い我が噴いたのは
「顔面オーシャンブルー」
だった。なんか笑えた、こういうの好きだ。
翌日は、ルー坊のゲートに付き添ってその大出遅れを目の当たりにしてしまったゲート裏の角居師がボリボリと頭を掻くyoutubeを見て、こちらは苦笑というか、微笑ましいなというのともちょっと違うのだが、ああ、見守られてるなと心温まるものも感じたんだがね。
ノーザンテーストの末裔の1～3着、名前に"ル"を持つ3頭、ステイゴールドの1-2。

来年の競馬が楽しみになった。同世代にして女帝ジェンティルドンナや世界のオルフェーヴルにどう対抗するんだろうか、楽しみだー。須貝師がマシュマロマンになっているのも見逃せない。
で、年度代表馬はどっちになるんだろう？

そうだ、全馬無事にゴールして本当によかった、いいレースだった。そうそう、来年の参考に1つだけ。
5走前のレースが3着以内の馬しか来ないという楽しい格言をいただきました、ありがとうございます、来年もがんばります!!