香港へは行かないので…(改めて)

毎年8月くらいからソワソワし始めて、10月には香港へのツアーの申し込み完了しているんだけど、今年は現地が物騒なことになっているので、泣く泣くあきらめた。
ことにして、ひとりで行こうかとまで思った。エアとホテルは押さえられそうなのだが、沙田の指定席は
｢6Fのテーブルのキャンセル待ちに名前を入れた｣
といつものジョッキークラブの人から連絡があった。
6Fぃ？4コーナーに近くてパドックから遠いところだ。3Fがよかったんだけど…。
3Fが空いていれば一気にエア&ホテルを押さえて行ってしまおうと思ったけど、指定席が押さえられないならなーと一気にしぼんで諦めた。
ちなみに、ホテル&エアはキャセイのホームページが安かった。日本のパンフレットをカード会社経由で3％～5％安くしてもらうより、マルコポーロホテルで12万円弱と、ぶっちぎりのお安さ、3Fが空いていたら即ポチる気満々だった。来年はこれにしよう。
指定席で食事もいらないなら、ジョッキークラブのエントランスで、パスポートを見せるとゴール前エリアへの通行証は購入できる。安いし、ゴール前エリアへは入れるし、中華のジャンクフード食べて幸せなんだけど。
ただし、海外の人向けエリアなので、デカい望遠を持った日本人がここでもシート貼って座っているのが、本当にムカつく。バズーカ望遠持ってるなら、ここじゃなくても写真撮れるだろう？お前のカメラ、ジャマ!!
地元のおっさんもパドックのシートをガムテで押さえているけど、みんな勝手にはがして座ってケンカする。
見ていると、ゴール前のエリアで滞留しているのは日本人がほとんどで、オーストラリアやニュージーランドからの遠征組は、ものすごくきれいな衣装でキメて、ビールを片手に、レースの時だけふらっと現れ、それ以外はどこかよそにいる。
見ていても余裕を感じられる。
いでたちからして違う。
日本人の皆さんは、ほぼ東京競馬場や中山競馬場でお見掛けするのと何ら変わらない。本当に河岸を変えただけという雰囲気で。
総じて、日本語しか話せず、全く社交的ではない。Internationalな日なんだから、自分のシート守ることにセコセコするなよ!!
スーベニアショップで、｢カードで払ってもいいですか｣｢同じものをもうあといくつください｣が言えず、渋滞を引き起こし、かといって現地の現金に慣れているわけでもない。突然諭吉を出してくるとか。
香港のショップの人たちが優秀なのは、諭吉を出されても、それほど慌てず、レート換算することかな。JRAのターフィーショップでいきなりUSドル出されたらどうするんだろうと心配している。
で、何が言いたいかというと、ゴール前エリアに陣取ってもいいけど、きれいな格好をしていろ。かな。普段着でいたら、現地語の分からないアジア人扱いになるけど、それなりの身なりをしていると、多分日本から来たサポーターの人々という丁寧な扱いになる。
整った格好をしている言葉が通じない人＝日本人
が香港人に分かれば、
｢今、日本の馬に賭けてたんだよ～｣
と声をかけられたりする。パレードリングへ行けば
｢日本の馬の実力はどうなんだ、軸でいいのかヒモ程度なのか｣
｢日本馬Good Luck!｣
とか普通に声をかけてくる。
分かった、そういうところに行きたい、非日常の場所に行きたいんだ。あああ、残念、日常脱出ならず!!
そして、この旅費やら、免税品買い漁り費やらが余剰費として残ったけど、これは、遊ぶための金ではないからな。自重して、それこそ転がして大きくしてみろ!!と思っているわけです。文句を言いつつ終了。