
"いつか晴れるかな"といわれても全くぴんとこなかったのだが、原田芳雄の最後の作品となった"大鹿村騒動記"の原作でございますよと。
映画は見ていません。見る気満々なので、地上波でもCSでもBSでも、我の視聴可能なチャンネルで我の都合のいい時間にon airしてくれたら大喜びで拝見しますぜ。
この間も書いたけど、三國連太郎が亡くなった時に、この映画"大鹿村騒動記"のことが話題になっていて、この原作に行きつきました。
で、それを再検索してたら、なぜか今度は子安武人の項を読みふけっておりました。
ああそうだ、いつか晴れるかなだ。
あらすじ。新宿で生まれ育った雷音は、自身の勤め先ゲイバーのママ風祭善が故郷の大鹿村に歌舞伎を演じに帰るからいっしょに来ないかと誘われてついて行ったことから始まるもろもろの、雷音にとっては非日常、村人にとっては日常のよしなしごとをつづったもの。リニアがとおるからどうとか、色々ローカルな話題も交えてある。そのなんだかあやふやで怪しいローカルの住民の皆様が大鹿歌舞伎をやり終え、雷音は自分の成長を感じ、新たな故郷の出現を見るのでした…って感じでいいかな?
自分が常に読んでいる本のジャンルとはかけ離れているため、内容がすっきり脳に収まらないというものすごいハンデを味わいました。なんだろう、風景が全く見えてこないとか、話をしている人の表情が想像できないとか、この人はいったい何をどうしたいのかわからないぞという状態のまま本を読むのは、大きな乖離を生むことはわかりきっているんだけど、なんか結局、その乖離が全く埋まらないまま話が終わった…。
要するに話の内容わかってないんじゃないのかと。
映画の内容とは全く違うと思われるのですが、原田芳雄の挙動が脳内でちゃんとしていたのは、それ以前に放映された、シャシャンのシャン…だっけ?原田芳雄が大鹿歌舞伎をモチーフにしたドラマに出ていたからだな。どうもそっちの印象が強いのだがね。
ドキュメンタリーでも紹介されて、大鹿村の歌舞伎に携わってる人たちとかなり腹を割った話をしていたし、村の人たちと親しげに会話をしていたのが印象的だったので、そっちが脳裏によみがえってくるんだろうか?あの元気な姿を見ていたので、車いすに乗って登壇した時にはびっくりしたな。
ってことで、簡単に読めるんだろうけど、自分にはあまりよく意味が分からなかった1冊。もう少し大人になったら読み返してみたい。ってもう十二分に大人だよって。
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