ころがせ複勝!

日々のぼんくらな生活の中でのあれやこれや…

本の好き嫌い

2010-03-07 22:59:06 | 読書

ふくすけの2人は(客が来なくて)ヒマだと、読書してる。元々本を読むのが好きなので、なじみのお客からも色々と本を薦められているらしい。で、本の話になりました。なんで本の話になったかっつーと、私が本の予約をしに行ったら、前にいたおばさんが、
「M上春樹のIQ84の3巻を予約したいんですけど、それって何巻まで出るんですか?」
と聞いていましたよ。そんな話から、「あいきゅーはちじゅうよん」と読んでいた我が、それってIQ低くね?と思っていたというのが発端。思ったとおり、3人とも、読んでないんだよね。
大体、Tは天邪鬼だから、平積みになっている本を読む趣味はない。で、なぜか、ダニエル・キイスの『アルジャーノンに花束を』について、Tとママは「あの本は投げ捨てたくなった!」と発言し、我は「あの本結構身につまされて、好きな部類だ」という感想。

自分史上最低の本は、我はそれこそM上春樹の『ノルウェイの森』なんですけど…。とりあえず読み終わった瞬間、「焚書坑儒」という文字が脳裏を掠めるくらいだから、相当だな。
と言ったらTに「『失楽園』はどうだだったわけ?」と聞かれましたが、思い出したよ、それとアレね、『マディソン郡の橋』ね。
あのですね、後の2冊は比較的、受動的読書だったんですな。人から勧められて読むというヤツ。対して『ノルウェイ…』は、自ら読んでしまった感が拭えないんですね。たしか、当時付き合っていた男に自ら「貸してください」と願い出て読んだものなので。人の本ながら、破り捨てそうになった。つーか、あの本を読んで「泣いた」と言った男に不信感を募らせ、価値観の違いを際立たせてくれたという諸々付随するものがあるから余計キライなのかもしれない。以前は、押し付けられたと言っていましたが、自ら墓穴タイプ読書です。
失楽園&マディソン郡はかなりムリヤリ読まされてしまった。強読?ちなみにマディソン郡を押し付けてきたのは、T本人…。嫌がらせかよ。っていうより、嫌がらせだったんだな。嫌がらせする気満々だったんだから。

ふくすけチームは比較的好きな本が似ているような気がするんだけど、我は歴史小説好きなので、宮城谷昌光氏とか北方謙三作品をお勧めしてもなかなか受け入れてもらえないんですね。ま、我も向こうのお勧めの海外ミステリーは名前が横文字のため脳が拒否するってのが落ちなんで、これまた読めないのが関の山です。

さて、今度は何を勧めてやろうかなー。

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