随分前に読み終わっているんだけど、まあ今更です。
マイルCSの反省しないとね…、福島記念も。ついでに東京メインの霜月Sも3つまとめてかかって来やがれ!!くらい反省の度合いが深いです。
頭まとまんないっすよ、幾ら記憶の糸をたどったところで、突然A地点からF地点くらいまでワープする脳の構造になってるみたいなので、何ゆえにB~Eをぶっ飛ばしていいと結論付けたのか、全く分からないまま反省に突入しなくちゃいけないので、なんと言ったらいいのか。ある意味トランス状態になってるっていうか、薬常用者がトリップしてまともな状況じゃなかったから覚えていませんていうあの言い訳…。そうか、これからその手で行こうか。
って十二国記のスピンオフというのか?"丕緒の鳥" by 小野不由美です。7月に購入しておりました。山田章博氏の挿絵が美麗ですな。短編4本が納められているのだけど、どの話もなんというか清涼感があまりない。まあ小野不由美の話に清涼感を期待するというのはまったくお門違いなことなのかもしれないが、読んでいてスピード感というか推進力(というのは少々変だ…)がないんだよね。堂々巡りしてるんだよ。八甲田山で道に迷いましたーっ!!というゼツボー的な堂々巡り。まあそういう話だし、こういうことは日常でも起こっているから、まあ分からんではないのだが、にしても
「くどいっ!!」
という感じでねー。いや、話は面白いんだけど、テンポが我とシンクロしていないということなんじゃないかと思う。
景王登朝のためのデコレイションの鳥(カササギだっけ?)をどうやってポロっと巧いこと壊れるように陶器で作るかということで、職人が悶々と悩んでいたり、森を守るために植林しなくちゃいけないんだけど苗が枯れるー!!とか、子供を殺害した犯人を法律に反して死刑にしたら、国は滅ぶのかと延々と考えるおっさんとか。自然を観測する話はまあそれなりに穏やかに読めたんだけど、そうだなー、昔の人の生活ってこんなだったんだろうなあ。遠い未来のことなんぞは全く考える余裕もなく、今を生きることにカツカツしてたんだろうな。未来を守るために、今を戦っている市井の人々の話なんだけど、これを読んでイラッ…というか、どよーんとしたのは、もしかしたら、自分が日常でこういう行き詰った状況に陥っているため、改めてその事実を突き付けられたから、図星をさされたからのイライラなのだろうか?
まあ、そんな話だ。
十二国記を読んでいるから、この本もまあ、読めないことはないって状況であり、いきなりこの話を読むのはハードルが高いし、読んでも頭良くないから、なんじゃこれ?と思って、次を読もうという気は全く起こらないに違いない…と思わせた逸品。
あ、この間購入した図南の翼は面白かったぞ。ってことは、小野不由美氏も年を取られて、脳内が堂々巡りしているのだろうか…と余計な心配をさせる逸品、秋の夜長にどうぞ。
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