「やっぱり滝川クリステルは斜め45度がいいのだ!」という、
元・日本テレビアナウンサーの小倉淳氏の本を読んでみました。
私のイメージでは小倉さんといえば「元祖イケメンアナウンサー」
「モーニングサラダ」という土曜朝の番組(確かとんねるずと西城秀樹が
出ていたような?関東ローカルだったのでしょうか)に出ていた
さわやかな人という感じだったのですが、イギリスのBBCに出向したり
ラジオ日本に出向していたり。アナウンス部から宣伝部に異動して、
宣伝・広報番組のプロデューサーとして大きな成果もあげられていたんだとか。
もう退社して、フリーになられたんですよね。
まず、タイトルが面白いんですが(笑)決して滝川クリステルアナウンサーに
ついての本というわけでなく、テレビ局の演出方法について書かれてるんです。
今や「滝クリ」という言葉も定着し、私は普段ニュースJAPANはほとんど
見ませんが、彼女が「斜め45度」という一見不思議な座り方をして
ニュースを伝えていることは知っています。
小倉さんは、なぜ彼女がそんな座り方をしているのか?テレビ局の意図
をわかりやすく紐解いてくれています。気づいていませんでしたが、
説明してもらうと「なるほどな~」という感じで、
もう一度じっくりとこの番組を見てみようという気持ちになりました。
続いて、みのもんた氏についても書かれていますが、
みのさんの魅力、お客さんとの掛け合いの仕方について
「バナナの叩き売り」と表現されたのは言い得て妙でしたね~!
フジと日テレの営業戦略についても言及されているのですが
番組の「個人視聴率」(どの世代が見ているか?男女比は?)
に着眼してスポンサーに売り込みをかけた点
「お台場冒険王」というイベントで各番組のノベルティグッズを販売して
売り上げを上げた点など、フジの方が一枚上手であるという意見は
著者が日テレにいた方だけに説得力がありました。
この本自体にも演出(仕掛け)があり、好きな女性アナウンサーで
上位にランキングされる滝川クリステルさんをタイトルにすることで
多くの人に注目してもらおうというというのがひとつ。
もうひとつは「やっぱり~いいのだ」という言い方を思いつき、
国民的人気者・バカボンのパパに表紙になってもらい、
本書に親しみを持ってもらおうと決めたのだそうです。
(バカボンのパパが表紙になるのはバカボン関連以外では初だそう。意外な感じがしますね)
製作の方でも型破りな番組を作ってて、型破りすぎて
(報道番組で記者クラブに水着ギャルを乱入させた)
処分を受けたんですよね、確か。
惹かれるタイトルと小倉アナということで気になってた
本です。ご紹介ありがとうございました!
報道番組で水着ギャルですか~!やるなぁ~~。
日テレのHPの編集長も務めて、ヤフーの
WEB OF THE YEARにも輝いたんですってね。
(検索したらプロフィールが出てきたので。http://www.voice-cube.com/profile.html )
読みやすかったし、「なるほどね~」と
うなずきつつ読み終えてしまいました。
今、平日早朝帯でニッポン放送で番組されてるみたいですね。一度聞いてみたいもんです。
今はあまりお見かけしないので、寂しいですね。
そういえばオジサンズ11にでてましたかね!
今はラジオをメインでアナウンサーとしてはやっておられるようですね。あとは江戸川大学の准教授。
ニッポン放送で早朝のラジオをはじめて二ヶ月で
TBSを抜いて聴取率トップになったそうです。
オジサンズに出てたの?じゃあ私は見逃しました(^^ゞ
見たかったなぁ~!