「今日も どこかで」小田和正コンサートin名古屋(9/3)注・ネタバレ大有りで長文です♪

さて、最初に・・テレビなどで追加公演のニュースが流れて
ビックリのファンの方も多いかと思います。しかもドームで！
一応日程・問合せ先を書いておきますね。
私はこの公演は行けるかどうかな～。

11/26 (水) 　東京ドーム　　(問)03-3498-9999
11/27 (木) 　東京ドーム　　(問)03-3498-9999
12/06 (土) 　ナゴヤドーム　　(問)052-320-9100
12/20 (土) 　京セラドーム大阪 (問)06-7732-8888

小田さんの2日のライブMCも織り交ぜつつの記事は↓

こちら
（ごんちゃん・SHINさん、情報ありがとうございます～）

この「今日もどこかで」を見に行くのも二度目ということで
前回（6月）よりは落ち着いて見られたと思っているんですが・・
やっぱりオープニングのアニメは良くできてて泣いてしまった（苦笑）
オフコースのメンバーも特徴をとらえてかわいく愛情持って
書かれてますよね。このアニメ見て小田さんが薬局の息子で
学園祭でフォークを歌って拍手を受けて・・って半生が
わかりますもんね。素晴らしいです！！

そして小田さん登場。オンステージ席の後ろのスタンドの
お客さんと触れ合おうとして、段から落ちちゃったり
（二曲目？）思わず吹き出しちゃいましたが。

開口一番。「ほとんどの方が聞き及んでおると思いますが
追加公演をすることに」ここで大きな歓声と拍手
「昨日それを自分で発表するのがすごく負担で。
言わなきゃ言わなきゃ、ずっと考えてまして。どうしてそんな
負担になったのかわかりませんが、調子に乗って・・とか下手したら
言われるかな？とか。もう発表しちゃったものは後には
ひけませんから。。。」「でも昨日楽しくなかったって
ことじゃないんですよ（笑）」その後も
「ほんとはいろいろ言いたいことがあるんですが」と言いつつ
「曲行きます」横でギターの稲葉さんが微笑んでた

第1回映画監督作品「いつかどこかで」のテーマソング
（映画名と同名）を歌った後、「ずっと映画3作作る作るって
身内にだけですが言ってて2作目作ってもう10年たってしまいました・・」
「ちょっと前まではテスト前なのに勉強してないって夢を見ましたが
今は、台本ができてないのに映画制作がスタートするって夢を
見るんですよ～恐ろしいですよね～」
「（北野）たけしなんて、台本なしで映画作るってどうやって
やるんでしょうね？」という話から「ちょっと長くなりますが・・」

小田さんは以前サントリーがスポンサーのオズの魔法使いの
ミュージカルを見に新宿厚生年金に行ったとき、渋谷からタクシーに
乗ろうとしてたんだそうですが、「そしたら前に派手なセーター、
当時たけしそういうの着てたでしょ？（着てた着てた！）
の変なヤツがいると思ってね。向こうも驚いたと思うんだけど
「一緒に乗ってきます？」って言われて、断ると思ったんだろうね。
でもオレ面白そうだと思って「じゃあ」って乗ったんだよ。
まだ映画一本も作ってない頃だけど、
あの頃から「映画作りたい」って言ってたね。
今、思い出しました」

「たけしってえらそうに言ってるけど、同い年なんで。
千春みたいにオレが年上でも呼び捨てする人間もいるけどね（笑）」


「オレは結構歌ってることが矛盾してて・・♪たしかなことなど
今何もないけど～♪（woh wohの1節口ずさむ。歌詞違ったらすみません）
で、これから歌うのは『たしかなこと』って歌なんですよね」

花道を小田さんが通り過ぎるときはアリーナの方々大興奮で。
小田さんもちょこちょこ歩いてはお辞儀して。「あ～どうも」って（笑）
「いろんな人がいますね～」「降りて降りてって・・びっくりしますね」

「夏の日」か「夏の終わり」を歌うのかな？と思ってましたが、
リハーサルで「もう『夏の日』じゃないだろう？って言ってたんだけど
後から盛り返してきまして」ってことで「夏の日」を披露。
つい西川のりおさんも出たPVを思い出します（笑）
会場の天井に、演出か青い空に白い雲が描かれてきれい！

昔の曲を披露するコーナーでは、
学生時代に日記をつけたことがあると。
「誰に言われたわけでもないんだけど、毎日意地になって。
何もない日は「何もない」って書いたりして（笑）キャンプ先でも
書いてたな。野球のスイングのことばかり書いてましたね」
「今はもう恥ずかしくて読めませんねぇ」と言いつつも
「昔の曲も、今思えば「かわいいじゃん」と思えたりして（笑）
それだけトシを取ったってことなんでしょうねぇ・・」

デビュー当時学生と歌手と２足のわらじはいてたんで悩んでたとか。
「親には「いつ（音楽）やめるんだ？」といわれるし。
オヤジも直接言えばいいのにおふくろに言うんだよねぇ」

「曲がかけないと日記を読んだりして。そりゃそうだ、歌詞なんか
書いたことないんだから、「そして」とか適当に入れたりして（笑）」
「冬と夏の間に春があるから中途半端」って
日記に書いてたんで「これイケんじゃん？」とできたのが
「ぼくの贈りもの」だそうです。（知らなかった～！）

あとは「さわやかな朝を迎えるために」（名曲！）も夜通し考えて
歌が作れなかったので、テレビをつけたら女性のアナウンサーが
「さわやかな朝を迎える・・」と言ってたのでそこから来たとか。
でもそんなもんかもしれませんねぇ。。。

三作目のアルバム「ワインの匂い」までものほほんと
してたように思われるかもしれませんが、試行錯誤してて。
「水曜日の午後」なんかはそれが出てますよね～　と小田さん。

古い歌を歌っていると、若い頃の小田さんの歌い方に
少し戻ったような心持ちがして懐かしくなりました。
「愛の唄」「水曜日の午後」「地球は狭くなりました」
「倖せなんて」好きな歌ばかり

そうそう「ぼくの贈りもの」を客席に歌ってもらったときに
「知ってるのが当然みたいに言って傲慢だったと反省してます」
教科書にも載ってる歌だからいいと思いますけどね～（笑）

オフコース時代の大ヒット曲「さよなら」を歌った後だったか？
スタンドから「なぜオフコースの時と歌い方を変えたんですか」と
質問がとび。まぁ確かにちょっと変わってるんですけど（笑）
小田さん、「変わってますか～？」飄々と。その後も女性は
話していたのですが、聞こえづらかったようで「聞こえないので。
歌い方変わってるかもしれませんけど」と客席の笑いをさらって
「言葉にできない」へと。

この辺さすがに聞かせますよね～後半も小田さんの
疲れた顔を一瞬大スクリーンで見てしまいましたが、
その後客席を見て、「ヨシ」と気合を入れ歌い始める
表情の変化も見て取れて。お客さんの笑顔をパワーにして
頑張る小田さんを見てぐっと来てしまいました・・・

「この会場でも十分大きいから遠くの人は申し訳ないって
言ってるのにドーム公演なんてねぇ・・でもまぁ
ある程度は仕方ないかなと。。スミマセン～」と小田さん。

あと、どこで言ってたか記憶が飛んでいますが
「人は他人のことはよくわかるけど自分のことはわからないって
言いますが、自分の曲をいい曲だってわかるのは難しい。
人の曲だとああだこうだ好きなこといえるし。「今風だ」とか。
自分の曲はわからないですね～3週間位たってテープを聴いて
「なんだこりゃ」と思うこともあるし。難しいです。

プロデューサーってどんな仕事してるの？って思うでしょ？
きちんと仕事あるんですよ。でも今、本当の意味でのプロデューサー
日本にはほとんどいないな～あっ、言っちゃった（笑）
だから「セルフプロデュース」とか言うんでしょうけどね」

ご当地紀行のところでどうしてもトイレに行きたくなり
（頭痛がしたので薬も飲みたいのもあり）ちょっと抜けてたんですが
ダイジェストだったみたいですね。戻ってきたときは明治村が出て。
「ジジババが遊んでおります」と実況する小田さん（笑）
毎回明治村に来ているので、名鉄のCMソングに使われたのかなと
嬉しく思います」（注・「大好きな君に」が名古屋鉄道の
CMに起用されてます。明治村は名鉄の運営）

明治村は明治時代の建物が移築されてて、
レトロな建物が好きな方にはオススメです～。
ここの「帝国ホテル」がフランク・ロイド・ライト
小田さんの尊敬する建築家の設計だったんですよね。

あとは「モリコロパーク」（愛知万博跡の公園です。小田氏談・
早く歩きすぎてなにがなんだかわかりません～）
「豊田自動車博物館」「星が丘テラス」
（小田さん「光が丘」と間違っててカメラマン船越さんに
「星が丘です」と指摘されてた・笑）
「知多」（海辺）に行って「江ノ島みたいですね～」
と言ってるところなど映りました。
そうだ！豪華3段重ね弁当「なごや三昧」を食べてるところも
映ってましたね～。私も気になって一度買って食べましたこの駅弁。

あとは「ナゴヤドーム」も映りまして。仙ちゃんが中日の
監督だったとき何度か試合を見に来ましたが、まさかここで
コンサートをやることになるとは思いませんでした、と一言。

後半はノリノリの曲あり、朝の連ドラの主題歌「ダイジョウブ」もあり。
「オバサンは朝のドラマは必ず見てますから歌えるはずです、
スミマセン～」

アンコールでは「MY HOMETOWN」を聞けるのかと
思ったら残念ながら
小田さんがはじめて「小田和正を見に来たという人？」
と客席に質問してましたが、結構いらっしゃいましたね～。
「だからよそよそしかったんだ」（苦笑）とボソッ。
まぁ古い曲は反応ちょっとよくなかったりしたからなぁ

まさか「君住む街へ」を客席に歌ってもらうようにすると
思わなかったんだけど。知ってる人少ない曲かも？と
頑張って歌いました。が、音域合わず（泣）

個人的にこの歌がリリースされたとき、人生最大といってもいい程
辛いことがあり、この歌を歌って元気を出したものでした。
そんなこともオーバーラップし、花道の小田さんの表情も
感極まって涙こらえてるように見え、泣けてきました。

「YES-YES-YES」を盛大にぶちかました後、帰りかけてたお客さんも
大勢いましたが、「ここからは別料金です」と小田さん。←ウソ
「名古屋はなぜか大して観光地でもないのにゲストがきますね～」

興奮する客席。「コンサート見に来るっていうんで「じゃ、でれば？」
って。（笑）かわいそうにずっと緊張してたみたいです」と
紹介されたのは。。松たか子さん
「彼女も芝居のツアーで忙しいのに、なんとか終盤になって
かけつけてきてくれました」「ボクが前にお父さんとやってた
「ラ・マンチャの男」を相当無理して見に行ったんで
気になってたみたいです」と。

「彼女に関しては、小さい頃から見ていたような錯覚があって。
今のご主人に頼まれて、そうそう、さっき出てきた
「プロデュース」したんですよ」

小田さんの音楽仲間・佐橋佳幸氏とめでたく結婚し新婚の松さん。

小「しあわせいっぱいな感じが伝わってきますね～」
松「しあわせです」（片手をあげてたような？）

小「喧嘩とかするの？」松「はじめての人の前でそういうこと
あまり言わないんですけど・・まぁボチボチ」

小田さんが彼女のために書いた「おやすみ」を披露。
いい歌ですよね。松さんの声も素直で伸びやかで好きです

「彼女にレコーディングでコーラスを手伝ってもらった」という
「今日もどこかで」をもう一度歌い、松さんは帰っていかれました～。

そしてそして最後におもむろにピアノの前に座り
「生まれ来る子供たちのために」
日本が今、こんな情勢だからこそ、
余計に心にしみる歌のように思いました・・・

お疲れかな？と思うところもあったけれど、
後半進むにつれ、声の調子が上がっていくのはサスガです！
ナゴヤドームは12月6日に追加公演ですが、
行ってしまうかもしれんなぁ。

スタンド席乱入はなかったものの、アリーナには降りてって
お客さんにマイクを向けてどんどん歌ってもらってて
ちょっとうらやましかったです～（笑）

あとはイナピー（ギターの稲葉さん）
の演奏が素晴らしいなぁと思って。
「時に愛は」の泣きのエレキ。「いつかどこかで」の情緒あるアコギ。
本編が終わってイナピーが大きく拍手して
小田さんと握手したのも印象的。そのほかバックバンドでは、
挨拶の時に園山さん（サックス）と木下さん（打楽器）
も押し合いっこしてかわいかったです。

～セットリスト～

こころ
正義は勝つ
愛を止めないで
伝えたいことがあるんだ
Re
僕らの街で（KAT-TUN提供曲）
いつかどこかで
たしかなこと
夏の日
僕の贈りもの（客席一緒に合唱）
地球は狭くなりました
水曜日の午後
倖せなんて
愛の唄
さよなら
言葉にできない
今日もどこかで
NEXTのテーマ　～僕等がいた～
Yes-No
ラブ・ストーリーは突然に
キラキラ
そのままの君が好き
時に愛は
風のようにうたが流れていた
東京の空
ダイジョウブ

＜アンコール１＞
またたく星に願いを
君住む街へ

＜アンコール２＞
YES-YES-YES
おやすみ（松たか子さんゲスト）
今日もどこかで（松さんコーラス）
生まれ来る子供たちのために