肺がんステージ4とアルコール依存症の可能性の配偶者の記録と、私の心情と、

2023年3月、配偶者の癌が見付かり右肺原発の癌は既に左副腎に転移。癌は周りの臓器にも密着。配偶者のアルコール摂取に悩む

娘の帰還と、配偶者の外泊帰宅

2024-10-06 04:14:01 | 日記
雨が降り続き、家の朝顔も雨に濡れながら元気がない。
 
配偶者からの連絡がくる。
「放射線治療、土日は出来ないから外泊してもいいよ。と医者が言ってるけど外泊で家に帰って良いかな?」
 
前日にそんな話をする医者に対して、舌打ちをしながら土日の帰宅にOKを出す。
 
配偶者の外泊帰宅の日は、娘が修学旅行から帰ってくる日。忙しくなるのは必須で憂鬱になる。
 
その日の放射線治療を終えての帰宅だが、迎えに来て欲しい時間がギリギリまで分からず、私の予定も組めずに困る。
配偶者を迎えに行き、車に乗ると直ぐに配偶者は
「迎えに来てくれてありがとう。家に帰る前に買い物に行こう。」と私に言う。
何を買うのかは想像がつく。
買うものは無い、と伝えると
「入院中、我慢していたからビール飲ませて。」と配偶者が発言する。
 
私は旦那への怒りを抑えるのに必死になる。家の金銭状況はいつもお構い無しでビールの要求をするからだ。
「ビール飲んでる間は、関わりたくないです。」
それを伝えて渋々、買いに行く。
 
ビールを飲むことを否定すれば、暴言の攻撃が来るから、仕方がない。
 
家に帰り、配偶者の入院中での話に耳を傾けつつ家事をしてから夕方は娘の迎えに行く。
 
前日に配偶者の帰宅が決定したので、2泊3日の修学旅行中の娘は配偶者が今、家に居ることを知らない。
雨の中、修学旅行の解散してから娘に伝えると驚いていたが
「お父さんにお土産、渡せるね。」と言って嫌がっていなくて少し安心した。
 
娘と家に帰ると、酔ったノリで娘を大声で驚かす配偶者だが無反応の娘。
娘からお土産を貰うと、配偶者は喜んでいた。
厄除けの御守りがお土産だった。
 
御守りの効果が出て、家族が平穏に過ごせたりする事を願って止まない気持ちになった。

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