昨日の土曜日、今日の日曜日と行方不明者の捜索が行われました。
83歳のお爺さんが12月2日から帰られてないそうです。
届け出るには遅すぎる対応です。
何故そこまで遅延したのか。
その方はご兄妹お二人で住まわれているそうです。
妹である方も80歳ほどでしょう。
兄妹喧嘩をすると自販機コーナーに設けてある休憩所で兄は寝泊まりしたこともあったのだとか。
お互いが緩衝しない間柄だったのでしょうか。
15日には年金が貰えるのでその日には家に帰ってくるだろうとの妹さんの予測だったそうですが帰って来ず仕舞い。
いよいよ帰らないので昨日からの捜索となりました。
ご近所の方も2~3日前まで気付かなかったみたい。
傘の柄だけを残してスキーのストックを両手に持つように杖代わりにし、街中を散歩しては道端でよく休憩しているお爺さんだったので目撃者はたくさん居ました。
しかし12月2日から消息を絶っていたということは誰も知りません。
もう20日以上経っているので服装もわからず、どこをどう捜索していいかがわからない状況。
とりあえず市場地区を捜索ということで区分けしての捜索を開始。
散歩コースと思われる道筋も探しましたが手掛かり無し。
捜索は不明から日数が経ち過ぎていることから2日で終了となりました。
我々消防団としても生存されていることを願うしかありません。
非常に希なケースだと思われますが、不明になったら早めに捜索願いを出しましょう。