昨日は1日で消防団の定例会がありました。
その中で話題に上がるひとつは「操法」の話題です。
我々阿波市消防団市場方面第5分団は去年、操法大会予選に出場しました。
私も指揮として出場しました。
結果は散々で屈辱的点数を出しましたが、出場辞退を許されない中で団員らはよく頑張ったと思います。
週3回、夜8時から10時頃まで操法の練習となるのですが、その時間帯は家族との団らん、育児、介護、或いは仕事をしている団員もいます。
その時間を犠牲にしてまで何故操法の練習をしないといけないのか。
役に立つのかと言えば別に役に立つものとも思えません。
消防団に入っている以上、絶対参加となっているイベントです。
しかし、私たち5分団の役目は終わりました。
共に参加した3分団もホッとしていることだと思います。
これで3年間は参加しなくて済む、と我々団員が安堵していたところへ突然の指令。
毎年全分団が参加することになったのです。
これでは参加した分団員も納得できません。
この操法があるために団員が入団してくれない、辞めてしまう、と増員に繋がらない大きな原因になっているのに何なんでしょうか?
出場を辞退すると言っても聞き入れてくれず強制参加です。
ネットで操法の件を調べてみると出てくる出てくる操法への不満。
全国的に反対している人が声を上げているのです。
これでは消防団の士気が落ちるのも当然です。
その操法のプレッシャーから自殺者が出たところもあるそうです。
ボランティアなのに予算を出しているから強制参加、というのはおかしいのではないでしょうか?
そんな予算は要らない、と団員は言います。
分団の定例会に出る度に団員から操法に対しての不平不満を聞くのは分団長として苦痛です。
もう次回の参加は無理と決めている3分団と協力して声を上げるしかないようです。