Asterisk 電話 日誌

AsteriskとKX-UT136を使った小規模電話システム構築まで

PR-400NE ログ 保存2

2018-08-01 17:12:56 | Asterisk
前回は、PR-400NEの通話ログを保存しましたが、セキュリティログ と 障害/通知ログもありますので、
それらを保存する方法です。

セキュリティログ
http://ユーザー:パスワード@PR-400NEのIPアドレス/index.cgi/system_sec.log

障害/通知ログ
http://ユーザー:パスワード@PR-400NEのIPアドレス/index.cgi/system_inf.log

これで、すべてのログが保存できます。

本体で、USBとかに保存できればいいのに・・・

PR-400NE ログ 保存

2018-07-18 20:18:09 | Asterisk
PR-400NE log 保存

私のところでは、ひかり電話を使用していますので、ルーターはPR-400NEがNTTからレンタルされています。
このルーターには、通話履歴などlogが表示されますが、少ししか保存されないため、すぐに消えてしまいます。
どこかに隠されて保存されているのかもしれませんが、見ることができません。

そこで苦肉の策ですが、自分で保存することにしました。

ログをとる方法は、
http://ユーザー:パスワード@PR-400NEのIPアドレス/index.cgi/system_tel.log  とすれば、保存されます。

そこで、RaspberryPiに cron を使って 10分ごとログを保存してみました。

crontab -e

追記
*/10 * * * * wget http://user:password@192.168.1.1/index.cgi/system_tel.log

crontab -l 確認

sudo /etc/init.d/cron start 起動

とりあえず練習に10分ごとにしましたが、自由に設定できるので、8時間とか12時間とかでもいいかもしれません。
ファイル名を日付などにできればいいですが、問題がないとログは確認しないので、これでもいいと思っています。

Tera Termから確認すると、文字化けする場合は、設定の端末をクリックし、漢字-受信をSJISにすれば、漢字も表示されました。

Raspberrypi3をFAXにする。2

2018-03-21 09:18:54 | Asterisk
Raspberrypi3をFAXにする。続きです。

Asteriskとモデムをインストールします。

sudo aptitude install asterisk iaxmodem hylafax-server hylafax-client

インストールはこれでできました。

この後は、
Raspberry Pi と Asterisk + iaxmodem + hylafax と Fusion IP-Phone Smart で作る FAX サーバ(1)
のページに従って設定しました。

/etc/asterisk/asterisk.conf

/etc/asterisk/sip.conf

/etc/init.d/iaxmodem

/etc/asterisk/iax.conf

/etc/iaxmodem/ttyIAX

/usr/sbin/faxsetup

注意 
ここで、質問に答える形で入力しますが、
Serial port that modem is connected to [ttyS0]? ttyIAX と入力します。

/etc/hylafax/config.ttyIAX
自動的にできてました。

注意 
TagLineFormat: "From %%l|%c|Page %%P of %%T"
上記で日本語を選択したため、文字化けします。そこで、
TagLineFormat: "From %%l|%Y-%m-%d %T|Page %%P of %%T"
と修正しました。

/etc/hylafax/sendfax.conf

/etc/hylafax/hfaxd.conf

/etc/asterisk/extensions.conf

/etc/hylafax/FaxDispatch

ご苦労様でした。これで、受信できると思います。

送信は、Winprint HylaFAX Reloadedというソフトがosdn.netにありますので、
それを使いました。
印刷時にプリンタとして登録されるので、それを選べば送信できます。



Raspberrypi3をFAXにする。1

2018-03-21 09:07:35 | Asterisk
Asteriskを利用して、Raspberrypi3にFAXを作りました。
環境としては、IP電話番号を持っているので、それをFAX番号として、
受信したものを、メールで受信したいと思います。送信はWindowsからソフトを使って送信できます。

現在稼働しているAsteriskにFAX機能の追加も可能ですが、トラブルが起こるといやなので、
別のRaspberrypi3を利用して作成しています。

事前準備として、Gmailのアカウントを作成します。
また、使いたい電話のアカウントを作っておきます。

あちこちで作成している方がいらっしゃいますので、参考にしました。
Raspberry Pi と Asterisk + iaxmodem + hylafax と Fusion IP-Phone Smart で作る FAX サーバ(1)
というブログをOrigami Devicesさんが公開していますので、参考にさせて頂きました。というか、まねしているだけです。

まず、2017-11-29-raspbian-stretch-lite.imgを Win32Diskimage にてSDに書き込み
起動後、ログインして、初期設定

sudo raspi-config

7 Advanced Options
Expand Filesystem

4 Localisation Options
Change Locale
ja_JP.EUC-JP EUC-JP と
jp_JP.UTF-8 UTF-8 を選択

デフォルト・ロケールには [ja_JP.UTF-8] を選択して設定終了

Timezoneは Asia -> Tokyo を選びます

再起動後 IPアドレス 固定
sudo nano /etc/dhcpcd.conf
などで編集が可能です。

interface eth0
static ip_address=192.168.1.XX/24
static routers=192.168.1.X
static domain_name_servers=192.168.1.X
などと追記すればOKです。
sudo reboot

この辺は、説明はいらないでしょうが、当然環境によって変更してください。

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
も、忘れずに・・・

メールの設定
sudo apt-get install ssmtp

sudo nano /etc/ssmtp/ssmtp.conf

参考 入力例
root=XXXXXXXX@gmail.com

mailhub=smtp.gmail.com:587

AuthUser=XXXXXXXX@gmail.com

AuthPass=PASSWORD

AuthMethod=LOGIN

UseSTARTTLS=YES

UseTLS=Yes


入力後、メールテストをします。
sendmail [-i] [-f 送信者アドレス] [-t] [宛先アドレス ...]

入力例
sendmail -f XXXXXXXX@gmail.com mail001@dokomo.yahaa.jp
Mail Test
(ここで Ctrl + d を押す:EOF)

うまくいけば、メールが届くはずです。

通話録音

2018-01-30 17:55:52 | Asterisk
Asterisk13での通話録音

voip-info.jpに通話録音が載っていまして、それに基づき、テストしました。

automonは簡単でうまくいきましたが、ファイルがinとoutに別れ、2つづつできてしまいます。
そこで、MixMonitorを使ったマクロを使ってみると、内線から内線にかけたときは、うまくいくのですが、
外線発着信だと、なぜか番号を押しても録音が開始されません。

原因がわからず困っていると、Asterisk13ではautoMixMonitorが使えるみたいです。
設定してみました。

###### MixMonitor in features.conf #####
MixMonitor()アプリケーションを使用して現在の通話の録音を開始します(このキーシーケンスをもう一度押すと録音が停止します)


features.conf
automixmon => *3

features.conf の[featuremap]セクションに追加
*3を押すと録音開始

extensions.conf
[globals]
DYNAMIC_FEATURES => automixmon

[globals]に DYNAMIC_FEATURES => automixmon を追記

Dial(ダイアル先,60,X) <--"X"オプションを付ける
小文字"x"を付けると着信側に録音が許可されるので、着信extenではこちらを使います。

これだと、/var/spool/asterisk/monitor の中に、一つのWAVができていました。