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1番売れる色という訳ではありませんが、赤いアレンジは、
店頭販売用に必ず1点お作りします。売れたら直ぐ補充します。
本日は朝一で売り場に電話が入りました。
「1本売りの赤いバラはありますか?」
このお客様は午後お見えになりました。
「すみません、朝電話したものです。父が赤いバラを2本買ってこい
というので、あちらこちら探しました。仏壇用にです。」
恐らくそのお嬢様から推察しますとお父様は70代、「ほ~~」と思いましたね。
「それから、できるだけ生花にそっくりなものを。」
何故赤なのか理由は聞きませんが、私の方からこんなお話をしました。
昔、松山英太郎さんという俳優さんがいらして、生前からご家族に、
「自分の葬儀は赤いバラだけでやってくれ。」と言っていたとのことです。
その葬儀の様子がTVのニュースで全国に流れ、生花業界の多くの方が、
「時代は変わった」とお互いに確認し合ったとのことです。
こういう時はこするものだ、こうあるべきだ、という煩い時代は
どんどん遠くなって行くようです。
ますます、何でもあり時代ですね。
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松坂屋・静岡店 北館2階 マーガレットハウス
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