着物にリボンがしぬほど可愛い

「野菊の墓」というタイトルはご存知ですよね？
日本の悲恋物語の代表格ですが、その中の最も有名な場面、台詞を写すとこうなります。
（岩波版ほるぷ図書館文庫）

「民さんはそんなに野菊が好き・・・道理でどうやら民さんは野菊のような人だ」
「政夫さん・・・わたし野菊のようだってどうしてですか」
「さアどうしてということはないけど、民さんは何がなし野菊のような風だからさ」
「それで政夫さんは野菊が好きだって・・・」
「僕大好きさ」

かわうい！！！！！

二人が初めて各々の恋心にしかと気付くところです。
そのちょっとあとで、民さんがりんどうを見て政夫さんの口ぶりを真似るのです。
「民さんもよっぽど人が悪くなった。・・僕はよろこんでりんどうになります。それで民さんがりんどうを好きになってくれればなおうれしい」


うーん　かわいい。癒された・・

しかし後半、民さんが実家に帰され、余儀なき結婚をして子を流した上死んでしまうのですが、
その辺読みながら涙こらえるのに必死でしたw
死んじゃうことは知っていたのですが、みんなが「民ちゃんに悪いことしたTT」って反省してるものだから余計に悲しくなっちゃって。
56ページほどの短い物語ですが、胸キュンあり涙ありで充実してたーw


ジブリづけで他の絵全く思いつかないのでちょっと本でも読んでみようと本棚眺めて手にとった一冊でした。


でも載せちゃう↓
前回の絵、ほんとはこういう風に仕上げようと思ってたのに背景描いてたらすっかり忘れちゃってて。。
タオルはオリジナル版の「港銀行」ですよ！





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＞画像　　「きれいね」「ああ　ほんとに」
　　　　　gooツール。

アナログで描いていたのですが顔が上手くいかなくて、
とりあえずデジタルでらくがき。
う～ん　　スランプだ-n-　オリジナル絵も描かないとなぁ　顔が・・＞＜
でも誰かが「スランプとは描けない時ではなく描きたくない時のことだ」って言ってたから私まだ大丈夫かも！

アナログも構図違うラフが残っているので、資料もちゃんと見て綺麗に仕上げられたらと思います。
和装の資料欲しいなあ・・。
「野菊の墓」は明治三十九年で、民さんは特にいいとこのお嬢さんでもないみたいだし
ちょっと髪型や着物はこれとは違います。結い上げておでこも出してる感じ。
この絵は大正ロマンなイメージで。
着物にリボン可愛い+.゜(*´ω｀)　元気な娘も好きだけど、お嬢様系の娘も好きですん♪