☆ 遺伝性らのどれ彼ごとの、
代謝ら、の、 あり得ようら、を、より、踏まえて、
宛てられるべき、食事療法ら、 など❗ ;
☆ 鈴木内科クリニック院長ブログ ;
☆ インスリン 、は、 血糖を下げる、
ホルモンです。
『 グルカゴン 』 、 は、
血糖を上げる、 ホルモンです。
ということは、 血糖値が高くなるのは、
インスリンの作用が、弱い時でも、
グルカゴンの作用が、 強いときでも、
おこります。
通常であれば、 食事をすれば、
インスリン 、 が分泌され、
グルカゴン 、は、 抑制され、
血糖の上昇が制御されます。
今までのパラダイム
≒ 考えようの枠組み 、 では、
この食事における、 インスリン 、の、
作用不足が、 糖尿病、への、
原因である、 としたわけです。
その中で、 糖質の過剰や、
インスリンの利きやすさ
( インスリン 抵抗性 ) 、 が悪くなる、
ことによる、 インスリン 、 の過剰性、
が、 問題視されたわけです。
摂取する、 糖質への制限の基本理論も、
その中にこそ存在します。
しかし、 新しいパラダイムでは、
インスリンの作用不足が、
糖尿病の原因ではなかった、
ことが、 立証されていました。
「 糖尿病は、
グルカゴンの反乱だった❗ 」。
グルカゴン、への抑制ができなくなる、
ことが、 糖尿病の本質だったんです。
ですから、 いかに、
グルカゴン 、 を抑制するかに、
治療の中心が変わったんです。
注射での、 インスリンでは、
グルカゴンを制御する事は、
できません。
そこで、 注目されるのが、
【 小腸の、 L細胞から分泌される、
グルカゴン抑制ペプチド 、 という、
タンパク質への構成材な、
アミノ酸たちから成り、 それだけ、
タンパク質に近い、 ホルモン 、な 】、
『 GLP-1 』 、 というわけで、
別の言い方をすれば、
GLP-1 、 の分泌での不足性が、
糖尿病の本質かもしれない。
という風につながります。
まさに、 これこそ、
パラダイム・シフト
≒ 枠替え 、
かもしれません。
糖尿病患者さんにとっては、
福音となるはずです。
糖質制限の考え方は、
その理論的根拠を失っていたんです。
≒ 『 遺伝性らの違い 』 、 により、
グルカゴン 、への、 抑制を成す、
物質らを成したり、
分泌させしめたりする、
代謝らでも、 より、 よく、
できる人々と、
より、 できない、人たちが、
あり得 エ 、
グルカゴン 、を、 成す、と、
抑制する、 との、 事に関わる、
代謝ら、では、ない、側の、
代謝ら、 などに、 問題性があって、
糖尿病、 などの、
万病の何彼を成して、 あったり、
あり得たりする、 人々にとって、
その体の外部から、
その必要分らを超える形で、
余計な、 糖質を摂取する事を、
より、 差し止める、 事は、
より、 その命と健康性とを成し続ける、
上で、 必要な事である、
事に、 変わりは、無い、
が、
グルカゴン 、を、成す、と、
抑制する、 との事らに関わる、
代謝ら、への、 より、 成す、と、
成さしぬ、 との事らに関わる、
物ら、に、 問題性があって、
その他の、 代謝系の事らには、
より、 全く、問題性の、無い、
あり得る、一定数の人々にとっては、
鈴木院長らの方法が、
より、 宛 ア てられるべく、
あり得る。
これは、 その遺伝性ら、ごとに、 、
より、 合わせた、 食事療法が、
工夫して、 宛てられて、
然るべきである、 という事でもあり、
我彼な、 その宛ての人の、
遺伝性らを調べて、より、踏まえるべき、
必要性がある、 という事でもある。
☆ ヨーロッパ糖尿病学会 ( 2016 ) ;
「 インスリン、 と、 グルカゴン
命のパートナー 」 ; 2019年 8月13日
☆ 【 一定数の人々においては 】、
糖尿病は、 グルカゴンの反乱だった ;
から引用 ;
ヨーロッパ糖尿病学会 ( 2016 ) 、
は、 「 インスリン、と、 グルカゴン ;
命のパートナー 」 、 と題した、
カンファレンスを開催し、
世界をリードする研究者らの意見を、
集約して、 以下のごとく、
まとめています。
2型糖尿病では、 末期に至るまでの、
全過程、 および、
1型糖尿病では、 まだ、
β ベータ 細胞機能
( インスリンを分泌する力 ) 、
が、 残存している過程においては、
血潮の中の、 グルカゴン 、の、
不適切で、 過剰な、 分泌 、が、
肝臓における、
『 糖 新生 』、
≒ 【 ブドウ糖では、ない、
タンパク質らへの構成材、な、
アミノ酸 、などから、『 ブドウ糖 』 、
を作り出す 、 代謝ら 】 、
の増大を惹起して、
高血糖を生じており、
グルカゴン 、 の働きを抑える、
ことが、 できれば、
血糖の正常化が、 期待できる。
そのためには、
インスリン、の、 基礎分泌の残存が、
前提であり、 その限りにおいては、
グルカゴン、への抑制は、
重要な治療標的になりうる。
これが、 現時点における、
グルカゴンに対する、 世界の見解なのです。
わかりますか?、 何度も書きますが、
これは、 間違いなく、
糖尿病患者さんたちにとって、
福音なのです。
( 糖尿病が治る可能性が、十分にある、
と、 いっています ) 。
ですから、 過去の経緯のみにとらわれ、
現在の医学の進歩に目を閉ざしてしまった、
糖質制限の指導者たちのことは、
無視して、まだ、 間に合う、
患者さんたちに、 このことを、
伝えたいんです。
僕の一意見などでは、ないんです。
☆ インスリン抵抗性をつくっていたのは、
『 グルカゴン 』 ;
2019年 8月13日 ;
二型糖尿病では、
『 インスリン 』、 が、 正常、
もしくは、 過剰に、 分泌されている、
にもかかわらず、に、
『 血糖値が下がらない 』、
状態になります。
それを、 『 インスリン 抵抗性 』、
といって、
『 インスリン 』 、 が、 効きにくい、
ため、 と、 していました。
しかし、 そうでは、 ありませんでした。
通常であれば、 血糖値があがれば、
抑制されるはずの、
『 グルカゴン 』、 が、 逆に、
血糖値の刺激で、 さらに、 分泌され、
肝臓から、 『 糖 』
≒ 『 ブドウ糖 』
≒ 『 C6 ➕ H12 ➕ O6 』 、
を、 血潮の中に放出していた、
ことが、 明らかにされたのです。
食事でとった、 糖 、 以外に、
内因性の糖が、 追加されてしまっていた、
のです。
☆ 「 グルカゴンの反乱 」 ;
そうなんです。
二型糖尿病への原因は、
糖の過剰と、 それによる、
インスリン抵抗性 、 などではなく、
グルカゴンの反乱だったんです。
そして、 同じ現象が、 厳密な、
糖質制限で、 起こりやすくなるのです。
インスリン抵抗性が、無い、 状態での、
『 糖 新生 』 、 は、
危険は、 無い 、 と、 主張した人が、
いましたが、 そもそも、
インスリン抵抗性の概念自体が、
修正しなければならない、
ものになりました。
糖質の量の問題では、なく、
グルカゴンを抑制する、
仕組みの問題であり、 つまり、
GLP- 1 、 の、 分泌での低下、
が、 最大の焦点なのです。
しつこく、 何度も書きますよ。
いいですか。
糖をとりすぎるから、
血糖が上がるのでは、ありません。
グルカゴン、への抑制が効かない、
から、 血糖が上がるのです。
現在の糖尿病への治療の焦点は、
糖質とインスリンの関係ではなく、
インクレチン関連薬
( GLP-1 ) 、 に、
完全にシフトしています。
そもそも、
糖質制限の理論がつくられた時に、
インクレチン関連薬、 などは、
ありませんでしたし、
その仕組みについても、
よく、 わかっていなかったのです。
そして、 2009年に、
インクレチン関連薬
( GLP-1 分解 酵素 阻害薬 ) 、
が、 臨床応用され、 さらには、
GLP-1 、 の、 合成注射薬も、
臨床に使われるようになりました。
昔の治療では、 うまくいかない例を、
沢山に作ってしまったのも、
事実ですが、 現在は、
色々な事が、 わかってきました。
しかし、 益々、 重要性を増す、
GLP-1 、 の働きを軽視したまま、
糖質過剰が、 問題とか、
インスリンは、 毒だ、 とか、
1 g 、の糖質で、 血糖が、 いくつを、
上がる、 とか、 今や、 もう、
時代おくれの議論を延々しているのが、
糖質制限の指導者です。
早く、 そこから抜け出して、
新しいことを知ってほしい、
と、 思います。
そして、 その、 GLP-1 、の、
分泌を増やす、 食事法に焦点を当てれば、
薬や注射に頼るより、より、
本質的な治療ができるはず、
というのが、 自分
≒ 鈴木院長 、 の考えです。
☆ ドクター江部の糖尿病徒然日記 ;
現行のカロリー計算法に関して、
疑問あり。
2019/ 8/13 13:32 1 - ;
☆ ドクター江部❗ ;
こんにちは。 少し前ですが、
「 日経サイエンス 2013 12 特集 食欲 」;
に掲載された記事、
「 間違いだらけのカロリー計算 」 ;
R.ダン ( ノースカロライナ州立大学 ) ;
P53-56
が、 大変に、 興味深いので、
抜粋を紹介したい、 と思います。
////////////引用 ; ここから/////////////////
『 鍵となる概念 』 ;
■A) ;
現在に、 売られている食品は、
その、 ほとんど、 全てに、
カロリー数が、
ラベルに表示されている。
だが、これらな、数値らの大半は、
消化の複雑さを無視した、
平均値に基づいており、
その意味で、 不正確だ。
■B) ;
食物から得られる、 カロリーが、
食物の種類は、 もちろん、調理法や、
『 腸内の微生物たちの種類 』、
食物を消化するのに、
私達が費やす、 エネルギー 、
によって変わることが、
近年の研究で、 明らかになった。
■C) ;
現在の、 カロリー 、への、 計算は、
こうした要因らを、 まったく、
考慮に入れていない。
消化は、 非常に複雑で入り組んだ、
過程なので、 あり得る、 カロリー、
への、計算の改善に取り組んだとしても、
完璧に正確なものにするのは、
不可能だろう。
///////////引用 ; ここまで///////////////////
鍵となる概念
( KEY CONCEPTS ) 、 に関して、
R.ダン氏の言う通り、 と、 思います。
今まで、長年を、19世紀の、
米国の化学者な、
アトウオーター氏の計算式が、
さしたる、 疑問もなく、
使われ続けたのが、
不思議と言えば、 不思議です。
☆ アトウォーターの換算係数は、
例の、 【 脂の、 1 グラム 、には、
9 キロ・カロリー 、 な、
熱量性ら、 が、 あり・・ 】 ;
・脂質: 9 Kcal / g 。
・蛋白質: 4 Kkcal / g 。
・糖質: 4 Kcal / g 。
という、やつです。
食物の熱量=
「 食物を、空気中で燃やした熱量 」
➖ 「 同量の食物を食べて、出た、
排泄物を燃やして発生した熱量 」 。
これの概算値が得られるのが、
アトウォーター氏の換算係数です。
今まで、
アトウォーターの換算係数に基づく、
カロリー計算に関して、
きっちりと、 追試した研究は、
皆無だったのですが、
ハーバード大学のカーモディー氏が、
最近に研究したものがあります。
マウス達へ、さつまいも、か、
赤身の肉を与えて、
その体重の変化を比較したものです。
1) 生で、 形も、そのまま 。
2) 生で、 砕いたもの 。
3) 形は、 そのままで、 加熱 。
4) 砕いて、 加熱 。
結果は、食材を砕いても、
体重は、 増加しませんでしたが、
加熱すると、
さつまいもでも、 赤身の肉でも、
加熱していない餌、への、
マウス達に比べて、 体重が増えました。
加熱によって、消化吸収しやすくなり、
摂取される、 エネルギー、
が、 生食のマウス達に比べて、
多くなったった、 と、 考えられます。
こうなると、
アトウォーターの換算係数に基づく、
カロリー神話は、
加熱、 という、 調理法だけでも、
簡単に崩壊している、
ことが、 わかります。
さらに、上記の、 A) 、 B) 、 C) 、 の、
3つの鍵となる概念
( KEY CONCEPTS ) 、 を考慮すれば、
人体での、 消化、と、吸収における、
あり得る、 カロリー、への、 計算は、
そう簡単にはいかない、
ということが、 わかります。
まあ、 生肉、生魚、生野菜を食べると、
加熱するよりは、
減量しやすい、 とは、
言えるでしょうが・・。
代謝ら、の、 あり得ようら、を、より、踏まえて、
宛てられるべき、食事療法ら、 など❗ ;
☆ 鈴木内科クリニック院長ブログ ;
☆ インスリン 、は、 血糖を下げる、
ホルモンです。
『 グルカゴン 』 、 は、
血糖を上げる、 ホルモンです。
ということは、 血糖値が高くなるのは、
インスリンの作用が、弱い時でも、
グルカゴンの作用が、 強いときでも、
おこります。
通常であれば、 食事をすれば、
インスリン 、 が分泌され、
グルカゴン 、は、 抑制され、
血糖の上昇が制御されます。
今までのパラダイム
≒ 考えようの枠組み 、 では、
この食事における、 インスリン 、の、
作用不足が、 糖尿病、への、
原因である、 としたわけです。
その中で、 糖質の過剰や、
インスリンの利きやすさ
( インスリン 抵抗性 ) 、 が悪くなる、
ことによる、 インスリン 、 の過剰性、
が、 問題視されたわけです。
摂取する、 糖質への制限の基本理論も、
その中にこそ存在します。
しかし、 新しいパラダイムでは、
インスリンの作用不足が、
糖尿病の原因ではなかった、
ことが、 立証されていました。
「 糖尿病は、
グルカゴンの反乱だった❗ 」。
グルカゴン、への抑制ができなくなる、
ことが、 糖尿病の本質だったんです。
ですから、 いかに、
グルカゴン 、 を抑制するかに、
治療の中心が変わったんです。
注射での、 インスリンでは、
グルカゴンを制御する事は、
できません。
そこで、 注目されるのが、
【 小腸の、 L細胞から分泌される、
グルカゴン抑制ペプチド 、 という、
タンパク質への構成材な、
アミノ酸たちから成り、 それだけ、
タンパク質に近い、 ホルモン 、な 】、
『 GLP-1 』 、 というわけで、
別の言い方をすれば、
GLP-1 、 の分泌での不足性が、
糖尿病の本質かもしれない。
という風につながります。
まさに、 これこそ、
パラダイム・シフト
≒ 枠替え 、
かもしれません。
糖尿病患者さんにとっては、
福音となるはずです。
糖質制限の考え方は、
その理論的根拠を失っていたんです。
≒ 『 遺伝性らの違い 』 、 により、
グルカゴン 、への、 抑制を成す、
物質らを成したり、
分泌させしめたりする、
代謝らでも、 より、 よく、
できる人々と、
より、 できない、人たちが、
あり得 エ 、
グルカゴン 、を、 成す、と、
抑制する、 との、 事に関わる、
代謝ら、では、ない、側の、
代謝ら、 などに、 問題性があって、
糖尿病、 などの、
万病の何彼を成して、 あったり、
あり得たりする、 人々にとって、
その体の外部から、
その必要分らを超える形で、
余計な、 糖質を摂取する事を、
より、 差し止める、 事は、
より、 その命と健康性とを成し続ける、
上で、 必要な事である、
事に、 変わりは、無い、
が、
グルカゴン 、を、成す、と、
抑制する、 との事らに関わる、
代謝ら、への、 より、 成す、と、
成さしぬ、 との事らに関わる、
物ら、に、 問題性があって、
その他の、 代謝系の事らには、
より、 全く、問題性の、無い、
あり得る、一定数の人々にとっては、
鈴木院長らの方法が、
より、 宛 ア てられるべく、
あり得る。
これは、 その遺伝性ら、ごとに、 、
より、 合わせた、 食事療法が、
工夫して、 宛てられて、
然るべきである、 という事でもあり、
我彼な、 その宛ての人の、
遺伝性らを調べて、より、踏まえるべき、
必要性がある、 という事でもある。
☆ ヨーロッパ糖尿病学会 ( 2016 ) ;
「 インスリン、 と、 グルカゴン
命のパートナー 」 ; 2019年 8月13日
☆ 【 一定数の人々においては 】、
糖尿病は、 グルカゴンの反乱だった ;
から引用 ;
ヨーロッパ糖尿病学会 ( 2016 ) 、
は、 「 インスリン、と、 グルカゴン ;
命のパートナー 」 、 と題した、
カンファレンスを開催し、
世界をリードする研究者らの意見を、
集約して、 以下のごとく、
まとめています。
2型糖尿病では、 末期に至るまでの、
全過程、 および、
1型糖尿病では、 まだ、
β ベータ 細胞機能
( インスリンを分泌する力 ) 、
が、 残存している過程においては、
血潮の中の、 グルカゴン 、の、
不適切で、 過剰な、 分泌 、が、
肝臓における、
『 糖 新生 』、
≒ 【 ブドウ糖では、ない、
タンパク質らへの構成材、な、
アミノ酸 、などから、『 ブドウ糖 』 、
を作り出す 、 代謝ら 】 、
の増大を惹起して、
高血糖を生じており、
グルカゴン 、 の働きを抑える、
ことが、 できれば、
血糖の正常化が、 期待できる。
そのためには、
インスリン、の、 基礎分泌の残存が、
前提であり、 その限りにおいては、
グルカゴン、への抑制は、
重要な治療標的になりうる。
これが、 現時点における、
グルカゴンに対する、 世界の見解なのです。
わかりますか?、 何度も書きますが、
これは、 間違いなく、
糖尿病患者さんたちにとって、
福音なのです。
( 糖尿病が治る可能性が、十分にある、
と、 いっています ) 。
ですから、 過去の経緯のみにとらわれ、
現在の医学の進歩に目を閉ざしてしまった、
糖質制限の指導者たちのことは、
無視して、まだ、 間に合う、
患者さんたちに、 このことを、
伝えたいんです。
僕の一意見などでは、ないんです。
☆ インスリン抵抗性をつくっていたのは、
『 グルカゴン 』 ;
2019年 8月13日 ;
二型糖尿病では、
『 インスリン 』、 が、 正常、
もしくは、 過剰に、 分泌されている、
にもかかわらず、に、
『 血糖値が下がらない 』、
状態になります。
それを、 『 インスリン 抵抗性 』、
といって、
『 インスリン 』 、 が、 効きにくい、
ため、 と、 していました。
しかし、 そうでは、 ありませんでした。
通常であれば、 血糖値があがれば、
抑制されるはずの、
『 グルカゴン 』、 が、 逆に、
血糖値の刺激で、 さらに、 分泌され、
肝臓から、 『 糖 』
≒ 『 ブドウ糖 』
≒ 『 C6 ➕ H12 ➕ O6 』 、
を、 血潮の中に放出していた、
ことが、 明らかにされたのです。
食事でとった、 糖 、 以外に、
内因性の糖が、 追加されてしまっていた、
のです。
☆ 「 グルカゴンの反乱 」 ;
そうなんです。
二型糖尿病への原因は、
糖の過剰と、 それによる、
インスリン抵抗性 、 などではなく、
グルカゴンの反乱だったんです。
そして、 同じ現象が、 厳密な、
糖質制限で、 起こりやすくなるのです。
インスリン抵抗性が、無い、 状態での、
『 糖 新生 』 、 は、
危険は、 無い 、 と、 主張した人が、
いましたが、 そもそも、
インスリン抵抗性の概念自体が、
修正しなければならない、
ものになりました。
糖質の量の問題では、なく、
グルカゴンを抑制する、
仕組みの問題であり、 つまり、
GLP- 1 、 の、 分泌での低下、
が、 最大の焦点なのです。
しつこく、 何度も書きますよ。
いいですか。
糖をとりすぎるから、
血糖が上がるのでは、ありません。
グルカゴン、への抑制が効かない、
から、 血糖が上がるのです。
現在の糖尿病への治療の焦点は、
糖質とインスリンの関係ではなく、
インクレチン関連薬
( GLP-1 ) 、 に、
完全にシフトしています。
そもそも、
糖質制限の理論がつくられた時に、
インクレチン関連薬、 などは、
ありませんでしたし、
その仕組みについても、
よく、 わかっていなかったのです。
そして、 2009年に、
インクレチン関連薬
( GLP-1 分解 酵素 阻害薬 ) 、
が、 臨床応用され、 さらには、
GLP-1 、 の、 合成注射薬も、
臨床に使われるようになりました。
昔の治療では、 うまくいかない例を、
沢山に作ってしまったのも、
事実ですが、 現在は、
色々な事が、 わかってきました。
しかし、 益々、 重要性を増す、
GLP-1 、 の働きを軽視したまま、
糖質過剰が、 問題とか、
インスリンは、 毒だ、 とか、
1 g 、の糖質で、 血糖が、 いくつを、
上がる、 とか、 今や、 もう、
時代おくれの議論を延々しているのが、
糖質制限の指導者です。
早く、 そこから抜け出して、
新しいことを知ってほしい、
と、 思います。
そして、 その、 GLP-1 、の、
分泌を増やす、 食事法に焦点を当てれば、
薬や注射に頼るより、より、
本質的な治療ができるはず、
というのが、 自分
≒ 鈴木院長 、 の考えです。
☆ ドクター江部の糖尿病徒然日記 ;
現行のカロリー計算法に関して、
疑問あり。
2019/ 8/13 13:32 1 - ;
☆ ドクター江部❗ ;
こんにちは。 少し前ですが、
「 日経サイエンス 2013 12 特集 食欲 」;
に掲載された記事、
「 間違いだらけのカロリー計算 」 ;
R.ダン ( ノースカロライナ州立大学 ) ;
P53-56
が、 大変に、 興味深いので、
抜粋を紹介したい、 と思います。
////////////引用 ; ここから/////////////////
『 鍵となる概念 』 ;
■A) ;
現在に、 売られている食品は、
その、 ほとんど、 全てに、
カロリー数が、
ラベルに表示されている。
だが、これらな、数値らの大半は、
消化の複雑さを無視した、
平均値に基づいており、
その意味で、 不正確だ。
■B) ;
食物から得られる、 カロリーが、
食物の種類は、 もちろん、調理法や、
『 腸内の微生物たちの種類 』、
食物を消化するのに、
私達が費やす、 エネルギー 、
によって変わることが、
近年の研究で、 明らかになった。
■C) ;
現在の、 カロリー 、への、 計算は、
こうした要因らを、 まったく、
考慮に入れていない。
消化は、 非常に複雑で入り組んだ、
過程なので、 あり得る、 カロリー、
への、計算の改善に取り組んだとしても、
完璧に正確なものにするのは、
不可能だろう。
///////////引用 ; ここまで///////////////////
鍵となる概念
( KEY CONCEPTS ) 、 に関して、
R.ダン氏の言う通り、 と、 思います。
今まで、長年を、19世紀の、
米国の化学者な、
アトウオーター氏の計算式が、
さしたる、 疑問もなく、
使われ続けたのが、
不思議と言えば、 不思議です。
☆ アトウォーターの換算係数は、
例の、 【 脂の、 1 グラム 、には、
9 キロ・カロリー 、 な、
熱量性ら、 が、 あり・・ 】 ;
・脂質: 9 Kcal / g 。
・蛋白質: 4 Kkcal / g 。
・糖質: 4 Kcal / g 。
という、やつです。
食物の熱量=
「 食物を、空気中で燃やした熱量 」
➖ 「 同量の食物を食べて、出た、
排泄物を燃やして発生した熱量 」 。
これの概算値が得られるのが、
アトウォーター氏の換算係数です。
今まで、
アトウォーターの換算係数に基づく、
カロリー計算に関して、
きっちりと、 追試した研究は、
皆無だったのですが、
ハーバード大学のカーモディー氏が、
最近に研究したものがあります。
マウス達へ、さつまいも、か、
赤身の肉を与えて、
その体重の変化を比較したものです。
1) 生で、 形も、そのまま 。
2) 生で、 砕いたもの 。
3) 形は、 そのままで、 加熱 。
4) 砕いて、 加熱 。
結果は、食材を砕いても、
体重は、 増加しませんでしたが、
加熱すると、
さつまいもでも、 赤身の肉でも、
加熱していない餌、への、
マウス達に比べて、 体重が増えました。
加熱によって、消化吸収しやすくなり、
摂取される、 エネルギー、
が、 生食のマウス達に比べて、
多くなったった、 と、 考えられます。
こうなると、
アトウォーターの換算係数に基づく、
カロリー神話は、
加熱、 という、 調理法だけでも、
簡単に崩壊している、
ことが、 わかります。
さらに、上記の、 A) 、 B) 、 C) 、 の、
3つの鍵となる概念
( KEY CONCEPTS ) 、 を考慮すれば、
人体での、 消化、と、吸収における、
あり得る、 カロリー、への、 計算は、
そう簡単にはいかない、
ということが、 わかります。
まあ、 生肉、生魚、生野菜を食べると、
加熱するよりは、
減量しやすい、 とは、
言えるでしょうが・・。