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用意もあるので夜中の3時に目覚ましをかけた私は早めにベッドに入ったものの寝過ごすのが心配で眠りが浅く、ほとんど2、30分おきに目覚めては時計を確認していたのできちんと眠れませんでした(涙)。
真っ暗な中起き出して顔を洗ってベランダに出てみる。
肌寒いけれど思っていたほど寒くはありません。
でもこれから山に登るので上の方はもっと寒いかも・・・
この日のためにフリースの上着を用意してきています。
4時前にロビーへ下りていくと既にバスが待っていました。
今日のアクティビティは熱気球です!
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ケアンズにはレイジング・サンダーとホット・エアーという二つのバルーンの会社がありますが、私が選んだのは前者。
なぜかと言うと、レイジング・サンダーの気球の方がデザインが好きだし(笑)、フライトの後ちょっとしたアニマルショーみたいなものがあるからです。
バスは離陸地点のあるキュランダ西方のマリーバという街へ向かいます。
このマリーバは世界で最も晴天率が高い地域の一つで、巨大な熱気球を上げるのに最適の場所なのだそうです。
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乗るのは世界最大の12人乗りの熱気球。
全長(高さ)37メートル、幅28.7メートルと巨大です。
離陸場所にはトイレがないので、直前に一度バスを降りてのトイレ休憩が有りますが、それまでは暗く照明を落としたバス内で皆爆睡状態。
トイレを済ませてからまたバスで離陸地点へ向かい、下りた所は何もない原っぱ。
でもまだ真っ暗で、横倒しになったバルーンの写真はフラッシュが届かず撮れませんでした。
ものすごい音と熱。
バーナー(?)から炎が上がるたび徐々に膨らんでいくバルーン。
近くで見るとすごい大きさに圧倒されます。
気球のかごの中に持ち込めるのは帽子、めがね、カメラ、ビデオのみ。
携帯電話も電波が危ないので持ち込めないそうです。
バッグもお財布も乗ってきたバスに置いたまま、気球のかごに乗り込みます。
かごは真ん中にパイロットのスペースがあり、その四方にそれぞれ一つずつ4つの区切ったスペースがあります。
分散して乗ると、片面にだけ背中側にクッションがついており、これはランディングした後、かごに乗ったまま倒すので背中が痛くないように配慮されたもののようです。
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いつ上がったのかわからないほどのかすかな揺れでふわりと浮かび上がりました。
まだあたりはほんの少しずつ明るくなってきた程度。
もう6時前ですから本当ならもっと明るいはずですが、あいにく今日のお天気は曇りでせっかく早朝から来たにもかかわらず美しい日の出を空の上から見ることはできませんでした。
お天気は仕方ありませんが、徐々に明るくなってくるもののどんよりした空でちょっと残念。
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途中上昇しすぎて雲の中に入ったり、また下りてきたりと、最高飛行高度は場所によって厳格に定められているそうですが、それ以内でならどの高さにいても自由なので結構上がったり降りたりしました。
気球自体で操作できるのは高さのみで、どこに飛んで行くかはまったくの風任せだそうで、着陸地点がどこになるかはその日の風しだい(笑)。
なので地上組(バスとトレーラー)は気球を見上げながら車で追尾してきます。
空の上はもっと寒いかもと思いましたが気球のバーナーの熱で暑いくらいでした。
早朝だし郊外でもあるので下を通る車もほとんどなく、動くものはかなり下の方を飛んで行く鳥の群れや走り去るカンガルー、そして群れで歩いていく放牧された牛達のみ。
とても静かに時間が流れていました。
晴天であればもっと景色が美しく見えたでしょう。
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離陸前に「パイロットがランディング!と叫んだらこの姿勢をとるように。」と、「ランディングポーズ」なるものを練習したのですが、私たちのパイロットさんはプロフェッショナルでそれこそいつランディングしたのかわからないほどこれほどの重い巨大なものをふわりと羽が舞い降りるかのようにまったく何のショックもなく着陸させました。
もちろんせっかく練習した「ランディングポーズ」も使う場面がありませんでした。
そのすばらしい技術に感動です。
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地上のクルーが到着してから私達が乗ったままのかごを横倒しにします。
まだ気球にはエアーが入っているので軽くなるとまた上がっていってしまいますから、トレーラーにつなぐまでは降りられません。
毎日変わるという着陸地点。
今日の場所は牛達が放牧されている所で、迷惑そうな顔の牛達はもちろんですが、そこらじゅうに牛のウンチが大量に落ちています(笑)。
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かごから脱出した後は、ウンチを踏まないように気をつけて(笑)スタッフと客一丸となってバルーンのお片づけです。
端っこから皆で押さえながら巻いていき、丸くまとめたバルーンを転がしてトレーラーの荷台に載せる。
私達が乗っていたかごもてこの原理でトレーラーに乗せます。
バルーンは300キロもあるそうで、もし客が1人か2人しかいない日だったらスタッフは大変だな~と思いました。
今日は定員いっぱい乗っていたので皆で楽しくお片づけできました。
バスで朝食会場へ移動して朝ごはん。
朝早くから起きているし、お片づけで働いた(笑)のでおなかぺこぺこです。
シャンパンもいただけますが、私はお酒が弱いのでジュース。
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サワークリームをたっぷりかけたスコーンがめちゃくちゃ美味でした
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本当はもっとおかわりしたかったけど、ちょっとした余興のアニマルショーの動物が出てき始めたのでそっちに行きたくて気が気じゃない(笑)。
急いで食べて王子と見に行きました。
ワニのボブは持って写真が撮れます。
おなかが柔らかくてすごく気持ちが良かったです
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白フクロウは客が持ったえさ(ネズミを切ったもの!)を食べに手袋をした手に飛んできます。
とってもプリティです
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そして誰もが目を奪われる美しさ。
オナガイヌワシのステラ。
大きくて美しくて、そしてすごくかわいかったです!
彼女のえさはカンガルーを切ったもの(!!)。
トレーナーさんがその場で毛や腕のついたままのカンガルーの肉を大きなハサミでカットして渡してくれます。
肩までカバーした革の手袋をしてえさを持って高くあげた腕に飛んでくるときの大迫力と言ったら!!
ため息物の美しさです!
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や~、猛禽類飼ってみたい~
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えさ大変だけどね・・・
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最後はオオフクロネコ。
ネコというより見た目は巨大なネズミといった感じです。
白い斑点が体にあってかわいらしく、レアだとトレーナーさんが言っていました。
じっとしている様は愛らしいペットのようでしたが、ひとたびえさをもらったら・・・ものすごい形相で肉にかじりついていて猛獣っぽかったです(笑)。
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帰りのバスでもまた爆睡。
疲れたのでしばらく部屋でごろごろし、ウールワースで買ってきたおいしいチーズケーキを食べて街へぶらぶら。
私たちのホテルのまん前にあるソフィテル・リーフ・カジノ・ケアンズはその名の通りカジノがありますがもちろんお子様は入場できません。
カジノではなくホテルのお土産物やさんへ。
オーストラリアのブランド物からリヤドロまで、置いてあるものは幅広いです。
ちょうど白人の夫婦がレジで会計している最中でしたが、私が目に付いたレジ前に置いてあったビーニー・ベイビーズ(ty)のコアラを手に取っていると奥さんの方が、「私もそれ欲しいわ。これもね。」と同じコアラを一つ手に取りました。
これは街のお土産物やさんでは見たことがなく、オーストラリア限定商品らしくコアラのお尻にオーストラリアの国旗が刺繍されている愛らしいぬいぐるみでした。
その場に置いてあった3つのうち、またしても顔や縫製を丹念に比べて選んだ一番いいコアラ(笑)。
白人の夫婦の会計は既に終わり後は袋に入れるだけの状態で、既に彼女は自分でコアラを手に持っていたので私は自分が選んだコアラを次にお勘定してもらうためレジのカウンターに置きました。
で、財布を出している間に、あろうことか店員のお姉ちゃんは私が置いたコアラを白人夫婦の品物の袋に入れてしまい、彼らは自分の包みを持ってニコニコ出て行きました。
カウンターには白人の奥さんが手に持っていたはずのコアラが残っていました。
入れてるときに気づけばもちろんその場で言いましたが目を放した隙のことだったので、目を戻した時には私のコアラはなく、「ねえ、私のコアラは??」と思わず聞くと、「あら??」とお姉さんも首を傾げるので、「たぶん彼らが持っていったと思う。」というと、「ああ~~!ごめんなさい!!あっちがあなたのだったのね!もっと在庫があるの、出すからいいのを選んで。」と、ロッカーの中から5つぐらい出してきてくれました。
でも不思議と私が最初に選んだものが一番だったりして・・・(涙)
またしても同じことを書きますが(笑)アバウトなオージーのお姉さんにとっては同じぬいぐるみなんだからどれを買っても同じだと思うことでしょう。
でもぬいぐるみはそれこそ縫製の具合一つで表情がまったく違うものですし、ディズニーシーでクマのダッフィーのぬいぐるみを買うときに、店に出ているものおよそ100体以上のクマの顔を全部見比べて40分以上かかって一体を選び出したような私にとっては、最初に選んだコアラが一番なのでした(涙)。
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しかし、お国柄の違い価値観の違い、そして何よりニコニコと愛らしい顔で親切にしてくれる白人のお姉さんに怒る気にはなりません。
大体もし怒ったとしてもそんな興奮している状態で英語で文が作れるほど英語力ないですし(笑)。
アバウトな性格やお国柄はしかたないというのは、台湾に住んでいた時嫌というほど刷り込まれていますから日本では許さない店員の失態も海外ではあまり腹が立ちません。
どっちかというと悲しい気持ちだけ・・・(涙)
またしてもにっこり笑って「じゃあ、これにするね。」と新たに選んだコアラを袋に入れてもらいました。
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お昼はオーキッド・プラザの二階のフードコートの韓国料理屋さんで石焼ビビンバを食べました。
すごいボリュームでおいしかったです。
お茶飲み放題もうれし~♪
その後一階のお店で王子がブーツが欲しいと言い出しました。
シープスキンのムートンのブーツで、何日も前からナイトマーケットで見て王子が欲しがっていたのです。
見るとナイトマーケットより安く、毛足も長くてしっかりしています。
思わず3人で試着していると店員さんが「3人で買えば300ドルを超えるのでTRSが適用できますよ。」と声をかけてきてくれました。
TRSとは、旅行者払い戻し制度のことで、オーストラリア内でかかる消費税10パーセントを海外からの旅行者には払い戻してあげましょうと言うものです。
しかしこれが適用されるには6つの条件全てをクリアしていなければいけません。
1.ABN(企業納税登録番号)を持つ店舗で購入したものであること。
2.同一店舗で合計購入金額が税込みでA$300以上であること。
3.購入した店舗でTAX INVOICEを発行してもらうこと。
4.出国前に消費せず、必ず国外に持ち出すこと。
5.出国前30日以内に購入した物品であること。
6.出国の際に手荷物として持ち込めるものであること。
10パーセント返って来るならさらに安いということです。
なので家族3人で買うことに
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さらにこのお店には馬フィギュアが多く置いてあり、実は到着日から私は目をつけていたのでした(笑)。
でも壊れ物だし箱も大きくなるし値段もけして安くはないので、一つだけ、選びに選んでパロミノの親子のフィギュアを買うことに。
この分の10パーセントも戻ってきます
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一旦ホテルに戻り、明日はもう帰国なので荷物を8割がた詰めてから寝てしまったパパを残して王子と二人海岸沿いのボードウォークのお散歩に行きました。
夕方のボードウオークは散歩する人、ランニングする人、座って涼む人でいっぱい。
泥土の海岸はすっかり海水が満ちていました。
水辺にはペリカンやウミネコなどさまざまな種類の鳥の群れが。
緑も多く、本当に美しい場所です。
ゆっくり二人でボードウォークの最後まで歩きました。
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オーストラリアのいたるところにいるワーキングホリデイの若者達を見るたびに、私も学生の時、もしくはもっと若い時にこの制度を利用してこの自然がいっぱいの美しい国に住めばよかったなあと思われてなりませんでした。
学生の頃や若い頃、恋にばかり夢中になってグローバルな視点が持てなかった自分の愚かさがうらめしいです。
私はもう遅いけれど王子の人生はまだまだこれから。
彼がもっと大きくなった時、留学やワーキングホリデイでこの国を選べばいいなあとなんとなく考えながら歩きました。
今夜の夕食は7時までに注文すれば25パーセントオフ(!)というエスプラネード沿いのステーキやさんに行こうともくろんでいたのに、私達がのんびり散歩していたおかげでパパを迎えにホテルに戻った時にはもう6時半・・・
到底間に合いません(涙)。
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しかたなくマリーナ沿いのウォーターバー&グリルというステーキやさんへ。
とってもおいしかったです
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しかしここでもまたトラブルが・・・(!)
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チェックを頼んでレシートを確認していると、私が頼んだステーキとは違うものが書いてあり、しかもそれの方が8ドルも高いのでした。
つたない英語でウエイターさんにクレームを言うと、「マダム、申し訳ありません、私のミスです。」と丁重に謝って切り直してくれました。
が、・・・何をするのも遅い・・・
王子の食後のアイスクリームが来るのも遅すぎるのでリマインダーした所、テーブルから厨房に行く数メートルでもう忘れたらしく、それからも何分たってもやって来ず、さらにもう一度リマインダーするはめになったり、チェックは間違われるし、間違ったものを切り直して来るのも遅いし、カードでの決算も持ってくるのがさらに遅い・・・遅い尽くしのお店でした
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これはね・・・ちょっとむかつきました。
正直言ってかなり高いお店だったので・・・高いお店はサービスも良くあってしかるべきだ、と私は思っていますので、これはなってなさすぎだよなあ・・・とがっかりでした。
味はおいしかったので残念です。
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