馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

ケアンズツアー5日目

2008年09月16日 23時03分06秒 | 旅行
毎日出かけていると早いものでもう5日目!
旅行の時はいつも思うけど、あっというまです~。

この日も朝から曇りで涼しいくらいでしたが、午前中乗馬の予定だったのでこのくらいの方が助かります。
またしても迎えの車が遅れ、非常に不安なまま待ちました。
やってきた小さなマイクロバスには4人の白人の若い女の子達が乗っていて大音声で英語でピーチクパーチクおしゃべりしていてすごいパワーです。
運転手さんも白人だし、なんとなく気おされておとなしく乗っていましたが次のホテルから日本人の男の子たちが乗ってきたのでちょっとホッとしました(気が小さい)。
オーストラリアではバスやタクシーであっても全ての乗客はシートベルトをしなくてはいけない法律だそうで、していないと約25000円ぐらいの罰金が科せられるそうです。
なので昨日も一昨日も、お迎えに来てくれたバスでは「シートベルトをするように!」と言われました。
しかしこのマイクロバスにはシートベルトがない!!!
古い車なのできっと法律が出来る以前から乗っているのでは・・・
そういう場合はどうしたらいいの??
後ろのお客さんを見てもやっぱりシートベルトがない。
無い物は出来ませんが、これで捕まったら誰のせいになるのでしょう?
白人のお姉ちゃん達もまったく気にせずおしゃべりしてるし、運転手さんも無頓着そう・・・
私は気が小さいのでとても気になりますがどうすることも出来ないのでそのまま乗っていました。
でも困るよね・・・

バスはどんどん郊外へ出て、陸路でキュランダの方へ向かいます。
こないだ行った時は高山鉄道だったので曲がり道も気になりませんでしたが車で山道を上がっていくのはかなりきついです。
酔い止めを飲んで遠くを見るようにしていました。
キュランダの村をさらに通り過ぎて奥へ進みます。
進むごとに運転手さんが無線でなにやら連絡していました。

やっと牧場っぽい所に着き、バスが止まったとたん、前から馬に乗ったカーボーイが威勢よく走ってきて急停止し片手を広げ「Welcome!!」。
か~っこい~~!!
これをタイミングよくやるために運転手さんが何度も無線で今どの地点を過ぎたか連絡していたのでしょう。

ここで保険料を払いメットを借りて荷物を預けます。
馬に乗るときにはカメラさえも持ってはいけない法律があるそうです。
なんていうか、いろんな細かい法律がある国だなあ・・・
ということで、残念ながら外乗中の写真はなし。
ここで頂いたダンパーブレッド、めちゃくちゃ美味でした!
もっとおかわりしたかったけど時間があまりなくて残念・・・

ケアンズで乗馬できるところは他にも色々あるようですが今回お世話になったのはBlazing Saddlesという所でなんと馬が70頭もいるそうです。
他にもヤギや牛もたくさんいます。

http://www.blazingsaddles.com.au/horseridingtourride.html

既に馬装されている馬たちのいる馬場へ入ると、一頭だけ大柄でフリンジのある馬が目に留まりました。



隣の馬場にも何頭かいましたがフリンジがついてるような子はこの子だけ。
好みです~~
この子に乗りた~い!と思っていたらなんとパパに当たりました。
いいな~。
彼女の名前はアニー。
大柄な外乗馬にありがちですが、ちょっとレイジーなマイペースちゃんでパパはとても苦労していました(笑)。

馬たちの色はペイントホースもいればかわら毛みたいなのもいるし普通に鹿毛や青毛っぽいのもいますが、皆オーストラリアン・ストック・ホースという種類でとてもタフで何時間も乗り続けることが出来るのだそうです。
大きさもポニーサイズから一般的なサラブレッドサイズまでまちまちです。

私が乗せてもらったのはこの子。



ちょっといらっちだけどおりこうさんなマチルダさん。
王子はラスティという一番小柄な男の子に乗りました。

さて、冬休みからクラブに通い始め(コンスタントに通えてはいませんが)軽速歩にはちょいと自信がついた王子。
今回の外乗でも軽速歩をやりたかったらしいのですが、他にまったく乗ったことがない人たちもいっしょなのでそうはいきません。
常歩ばかりになるよ、とホテルを出るとき言っておいたので不満げです。
しかたないよ~、王子だってキャンディだから動かせてるのであってこないだパラディッソに乗ったら言うこと聞いてもらえなかったじゃん(笑)。

配馬されたあと、ワーキングホリデイの男の子に乗馬経験のある人はいるかと聞かれたので自己申告するとスタッフに相談に行きました。
どうやら大きな馬に変えるべきか聞きにいったようですが、結局そのままの配馬でした。
私は大きな馬が好きですが外乗の時は別に小さくてもかまいません。
それに今回は歩くだけなのでどの馬でも同じ。
私のマチルダはいらっちで、全ての客が馬上の人となってからスタッフが簡単に馬の操作を説明している間にすっかり立って待ってるだけなのに飽きてしまい、「ね~、もういいわよ~、出発しましょうよ~~!」と地面を蹴りまくっていました(涙)。

でも出発してからはとてもおりこうな働き者でした。
王子のラスティもキャンディに匹敵するくらいおリこうさんで、見ていて安心できました。
パパのアニーは・・・(笑)・・・めっちゃマイペースでした(爆)。

私たちのパーティは、ガイド、王子、私、パパ、ワーキングホリデイの新米の男の子、若い女性客二人、の7人編成で、この順番でポコポコのどかにコースを歩いていきました。
景色はとてもきれいで、一部熱帯雨林の中にも少し踏み込んだり、上ったり下ったりの急な坂もあり、歩いているだけですが楽しめました。
途中でガイドさんが植物のことやアリ塚のことを説明してくれたりしてそれも興味深かったです。
アリ塚は大きなものから小さなものまで無数にあり、こんなにシロアリだらけで森は大丈夫なのかしらとちょっと心配になりました。
大きなものは小柄な大人の身長位もあるのです。
アリ、恐るべし・・・

巨大なアリ塚のところまで来ると一時下馬して休憩。
馬をつなぐロープの横で並んでおろしてもらうのを待ちますが、ガイドの女性が私の所に来て、「ここから少し別行動しましょう。お子さんどうしますか?」と尋ねました。

え?別行動?私だけ?それは走れるって事ね???

今回は歩くのみだと思ってきたのでうれしい誤算でした!

パパが一緒なので王子はここで皆と待ってもらうことに。
「ママ一人で行くの?ずる~い!」とちょっと不満そうでしたがまだ駈足を習っていないのは自分でもわかっているようでごねたりすることなくホッとしました。

で、ガイドの女性と2騎で出発
まずは軽速歩で広いところまで出て、すぐ駈足。
ガイドの馬に着いていくので何もしなくていいから楽ちんです(笑)。
マチルダはとってもおりこうで、かなりのスピードでぶっ飛ばしていきます。
楽し~~~
同行者の人たちが休憩の間だけなので時間的には長くはありませんでしたが、それでもいっぱい走らせてもらえてとても爽快でした。
皆の所まで戻って馬を下りるとすっかり汗びっしょりになったマチルダのおなかから汗がぽたぽた雫になって落ちていました。
ありがとうマチルダ、楽しかったです。

お水をもらって少しだけ休憩し、また皆で歩いていきました。
ちょっと小雨が降ってきましたが気持ちいいくらいでした。

馬場に戻ると馬装されたまま放牧。

私たちもお昼ご飯ですがその前に少しだけヤギや牛にえさをあげていいとのこと。
広大な放牧地ですからヤギも牛もかなり遠く離れた場所にいます。
しかしスタッフが、「Co~~~me!!」とでかい声で何度も怒鳴ると・・・
走ってくる走ってくる!
ヤギも小さな牛も、びっくりするほどの速さで走ってきました。
牛があんな速さで走ってるの見たの初めてです(笑)。



両手いっぱい入れてもらったえさを差し出すと食べますが、片手だけ、もしくは両手でもえさが少量の場合は食べないわがままなヤギ達です(笑)。



牛はまだ幼い感じでかわいかったです。

私たちのご飯は特大ハンバーガー。
お肉はミートではなくヤギのハンバーグでした。
とてもおいしかったです

午後からのお客さんたちが到着し、入れ違いに帰らねばならず、ロケーションがケアンズからかなり遠いため往復に時間がかかりすぎるので致し方ないですが欲を言えばもう少し現地でゆっくりできればなあと思いました。
結構時間に余裕がなくてまったくゆっくり出来ないのが残念。
せっかく馬もいっぱいいるし牛やらヤギやらニワトリやらいろいろいるのにね。

帰りのバスではかなり雨が強く降り出しましたがケアンズに着く頃にはやんでいました。
町の途中で降ろしてもらってスーパーへ。
水はもちろん、大きなバナナケーキをワンホールお買い上げ(笑)。
ホールで買うなんて食べきれるのかしら・・・とちょっと心配でしたが、まったくそんな心配は無用でした。
オーストラリアは飲食物が何でも高いですが、はずれがありません。
何を食べてもおいしい!
特にケーキの類はかなりおいしいです!
どっしりヘビーで上にはたっぷり生クリームがかかりまくっているバナナケーキも超美味で、ワンホールがホテルで開けたとたんあっというまに3人の胃袋に納まってしまいました。
おいしかった~~



ホテルのプールは狭くて水もきれいでなくて入る気にならないので、ラグーンプール(市民プール)へいくことに。
到着した日に行った時は早朝だったのでほとんど誰もいませんでしたが、今日は一番いい時間だったのでプールもプールサイドも人がいっぱい。
でもかなり広いプールなので手狭には感じません。
疲れて水に入らず寝てしまうパパはほっといて王子と一緒に泳ぎました。
ちょっと寒かったけど気持ちい~~



毎晩夕食にかなり散財してしまっているので今夜はちょっとリーズナブルにイタリアンのお店に行くことにしました。
エスプラネード沿いのお店は高いのでちょっと裏手にある La Porchetta というローカルっぽいお店です。
一人も日本人のお客がいない(店員にもいない)なんて今回の旅行で初めてでした(笑)。
おかげで一番リーズナブルに済みました。
お店のお姉さんも親切で、ピザやパスタのサイズを教えてくれたり感じがよかったです。



ゆるゆる歩いてホテルに戻り、ロビー横のラウンジへ。
パパはシャンパン、お酒に弱い私と王子はジュース。
のんびり雰囲気を楽しんでから部屋に戻りました

明日は朝とても早いので10時前には皆ベッドへ。

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