グエムル 漢江の怪物を見ました。
韓国の巨大生物パニック物(?)です。
潔癖症の白人のきちがい科学者が、ビンに埃の積もったホルムアルデヒドの液体を流しに捨ててしまえ!と部下に命令する。
韓国人の部下は毒性のある薬品を捨てることは危険だし禁止されている、流しに流せば薬品は全て漢江へ流れてしまう、と抗議しますが全く聞き入れてもらえず、しかたなくおびただしい量の薬品をそのまま廃棄してしまう。
その影響で突然変異した河の生物が巨大化し、河川にいた人々を襲い、河川敷で小さな売店を営む家族の娘を連れて逃げてしまった。
怪物グエムルからはSARSに似たウイルスが放出されていると考えられたことから河川敷にいた人間は全て隔離されるが、誰もが死んだものと思っていたさらわれた娘から隔離されている家族に電話が・・・
娘が生きていると言っても誰も信じてくれず、家族は施設を脱出して独自で娘を探し、グエムルと対決する、と言うストーリーです。
すっごくおもしろいです!!
とんでもない量の薬品を捨てろと命じる科学者、許せないです!
本当にひどいことです。
グエムルは巨大ですが、平成ゴジラの後半のようにビルと同じぐらいの高さほど巨大すぎず、等身大の化け物(意味わかんない)って感じで、人間と対峙するにちょうどいいサイズです。
ゴジラほどでかいと、個人個人の人間とは対峙していると言うより、眼中に入ってない感じになってしまいます。
人が足元の蟻を気にして歩かないのと同じで、ゴジラも知らないうちに踏んじゃってる~と思うので。
ジョーズぐらいの大きさのグエムルは、一体何の生物が元なんでしょう・・・
全体的なシルエットは後ろ足が出てきたおたまじゃくし、みたいな感じです。
前足が出てないのでアンバランスに見えるおたまじゃくし(笑)。
足は足の形はしていなくて、むなびれが進化した感じです。
顔はなまずに似ています。
長い尻尾は象の鼻のように自在に使えます。
とにかく造型的にはアンバランスで醜いです。
魚が元になってるんじゃないかなあと思うのですが、呼吸はえら呼吸ではないようで、主に陸で過ごしています。
映画の中では、「○○が原型の生物」とか、「何が原因か」とか、そういうことは一切解明されません。
グエムルには餌を隠して貯めておく習性があるらしく、さらわれた娘もたまたま生きていただけで餌として確保されていたのでした。
韓国の映画はアクションが見ごたえありますよね。
今回はグエムルが大暴れする所や、戦う所、よくできてます。
さて、さらわれた娘を救出しようとする家族ですが、母親はいません。
頭の弱い子供のような父親と、大卒だけどぷー太郎の弟、アーチェリー世界第3位の妹、そして彼らの父親であるおじいちゃんの4人です。
娘の父親、本当にどうしようもない奴です。
図体はでかいけれど、頭は弱くいつまでも子供のようにすぐ寝てしまい、よく泣き、ほとんど役に立たないどころかお荷物になります。
こんなパパ、嫌だよな~と思わずにいられません。
奴が弾の数を数え間違ったことで、おじいちゃんは死にます。
そのシーンがすごく悲しいです。
弾が出ない!と思った瞬間、死を覚悟したおじいちゃんは息子を責めず、振り向いて笑って逃げろと言います。
アーチェリーの妹が、バイオハザードのミラ・ジョボビッチのようにもっと大活躍するのかと思ったんですが、たいして活躍しないのもリアルな感じでいいです。
試合と実戦は違うので。
本当はありもしないウイルスのせいで、隔離される人たち。
そういう状況も見ていてとても怖いです。
数年前SARSがはやった頃、私はSARS真っ只中の台湾にいました。
公共の機関(乗り物含む)を使う時はマスクをすることが義務付けられ、病院に隔離された人々や、病院で働く人たちが次々に発症し、出ることが許されずに窓から外を見ている姿と、外から隔離された家族を見上げる人々の姿が連日ニュースで流れました。
病院から脱走した人たちには懸賞金がつけられ、せきをしながらふらふら道を歩く男を捕まえる様子もニュースで一日中流れました。
あのときは本当にウイルスがあったんですが、映画ではウイルスがあると思われていただけ。
なのにすごい量の薬品をまいたり、恐ろしいことです。
とにかく最初から最後までとてもひきつけられます。
かなりお勧めです!
韓国の巨大生物パニック物(?)です。
潔癖症の白人のきちがい科学者が、ビンに埃の積もったホルムアルデヒドの液体を流しに捨ててしまえ!と部下に命令する。
韓国人の部下は毒性のある薬品を捨てることは危険だし禁止されている、流しに流せば薬品は全て漢江へ流れてしまう、と抗議しますが全く聞き入れてもらえず、しかたなくおびただしい量の薬品をそのまま廃棄してしまう。
その影響で突然変異した河の生物が巨大化し、河川にいた人々を襲い、河川敷で小さな売店を営む家族の娘を連れて逃げてしまった。
怪物グエムルからはSARSに似たウイルスが放出されていると考えられたことから河川敷にいた人間は全て隔離されるが、誰もが死んだものと思っていたさらわれた娘から隔離されている家族に電話が・・・
娘が生きていると言っても誰も信じてくれず、家族は施設を脱出して独自で娘を探し、グエムルと対決する、と言うストーリーです。
すっごくおもしろいです!!
とんでもない量の薬品を捨てろと命じる科学者、許せないです!
本当にひどいことです。
グエムルは巨大ですが、平成ゴジラの後半のようにビルと同じぐらいの高さほど巨大すぎず、等身大の化け物(意味わかんない)って感じで、人間と対峙するにちょうどいいサイズです。
ゴジラほどでかいと、個人個人の人間とは対峙していると言うより、眼中に入ってない感じになってしまいます。
人が足元の蟻を気にして歩かないのと同じで、ゴジラも知らないうちに踏んじゃってる~と思うので。
ジョーズぐらいの大きさのグエムルは、一体何の生物が元なんでしょう・・・
全体的なシルエットは後ろ足が出てきたおたまじゃくし、みたいな感じです。
前足が出てないのでアンバランスに見えるおたまじゃくし(笑)。
足は足の形はしていなくて、むなびれが進化した感じです。
顔はなまずに似ています。
長い尻尾は象の鼻のように自在に使えます。
とにかく造型的にはアンバランスで醜いです。
魚が元になってるんじゃないかなあと思うのですが、呼吸はえら呼吸ではないようで、主に陸で過ごしています。
映画の中では、「○○が原型の生物」とか、「何が原因か」とか、そういうことは一切解明されません。
グエムルには餌を隠して貯めておく習性があるらしく、さらわれた娘もたまたま生きていただけで餌として確保されていたのでした。
韓国の映画はアクションが見ごたえありますよね。
今回はグエムルが大暴れする所や、戦う所、よくできてます。
さて、さらわれた娘を救出しようとする家族ですが、母親はいません。
頭の弱い子供のような父親と、大卒だけどぷー太郎の弟、アーチェリー世界第3位の妹、そして彼らの父親であるおじいちゃんの4人です。
娘の父親、本当にどうしようもない奴です。
図体はでかいけれど、頭は弱くいつまでも子供のようにすぐ寝てしまい、よく泣き、ほとんど役に立たないどころかお荷物になります。
こんなパパ、嫌だよな~と思わずにいられません。
奴が弾の数を数え間違ったことで、おじいちゃんは死にます。
そのシーンがすごく悲しいです。
弾が出ない!と思った瞬間、死を覚悟したおじいちゃんは息子を責めず、振り向いて笑って逃げろと言います。
アーチェリーの妹が、バイオハザードのミラ・ジョボビッチのようにもっと大活躍するのかと思ったんですが、たいして活躍しないのもリアルな感じでいいです。
試合と実戦は違うので。
本当はありもしないウイルスのせいで、隔離される人たち。
そういう状況も見ていてとても怖いです。
数年前SARSがはやった頃、私はSARS真っ只中の台湾にいました。
公共の機関(乗り物含む)を使う時はマスクをすることが義務付けられ、病院に隔離された人々や、病院で働く人たちが次々に発症し、出ることが許されずに窓から外を見ている姿と、外から隔離された家族を見上げる人々の姿が連日ニュースで流れました。
病院から脱走した人たちには懸賞金がつけられ、せきをしながらふらふら道を歩く男を捕まえる様子もニュースで一日中流れました。
あのときは本当にウイルスがあったんですが、映画ではウイルスがあると思われていただけ。
なのにすごい量の薬品をまいたり、恐ろしいことです。
とにかく最初から最後までとてもひきつけられます。
かなりお勧めです!
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