馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

エジプト 憧れのナイル紀行 4日目ー1

2009年05月19日 23時32分21秒 | 旅行
早朝4時ごろ船が動き出しました。
トイレに起きると滑るように進んでいてちょっとびっくり。
海ではなく河なのでほとんど揺れません。

朝6時50分にロビー集合。
今日最初の観光は朝一の涼しい時間帯にコムオンボ神殿です。
クルーズ船はたくさんいて、岸は限られているので接岸している船の中をいくつも通って上陸します。
なので最後まで自分たちの乗った船を外から写真に撮る事ができませんでした。
陸から見るといつも違う船が接岸してるんだもん。

外はまだ少し薄暗く、とっても涼しくて気持ちいいです。
船を下りるともう神殿はほとんど目の前。
歩いてすぐです。
神殿の入り口が開くのは朝7時。
しばし入り口前で待つ。

神殿の隣の、少し段差が有って下の方にお土産やさんの集落みたいなのがありました。
が・・・観光後の神殿での自由時間後の集合場所を聞いてがっかり。
神殿エリア内だったのです。
お土産屋の集落にはエリアから出ないといけません。
エリア内で集合と言うことは、またスルーです(涙)。



コムオンボ神殿はとってもレリーフが美しい神殿でした。
それに朝早くて他の観光客が少ないうえ、涼しくて快適だったので私の中ではとっても印象のいい神殿となりました(笑)。



この二枚のレリーフは、良い神様と悪い神様両方に王が祝福されている絵です。
コムオンボ神殿は中心線から左右に別れ、二つの神様それぞれを祭っている珍しい構造の神殿だそうです。

さて、集合してエリアの出口へ。
出口は入り口と反対側にあって少し歩きます。
船に戻るのも行きよりはちょっと遠くなり、その間にいろいろな品物を抱えた売り子達が群がってきます。
こういうのももっと時間が有れば交渉したりできるでしょうが、団体行動なので立ち止まっていつまでもそこで交渉するわけにも行かないし、立ち止まったが最後たくさんの売り子に囲まれてしまいます。
いろいろお買い物したいんだけどなあ・・・
難しい所です。

船に戻って朝ごはん。
朝食ビュッフェは種類も多くとっても美味でした。
私の大好きなパンプディングもあったので、朝から山盛り食べてしまう・・・(笑)
オムレツもリクエストを聞いて作ってくれます。
私はどこへ行ってもいつもたっぷりチーズとトマトを少し入れて作ってもらいます。
船はまた次の観光地エドフへ向けて出航しています。
レストランは地下にあるので、窓から見えるのは残念ながら進む船によって舞い上がる水しぶきだけ。
ご飯の後もエドフへ着くまで時間が有るので、パパと王子はサンデッキへ。
私は部屋で紅茶を飲みながらベッドでごろごろ(笑)。
何度も言うようですが、ほんと、クルーズの旅おすすめですよ!
超楽ちんです!

昨日一枚買ったガラベーヤですが、思いのほか安く手に入ったのでもう一着買って帰りたいなあと思い、また昨日のお店へ。
がらがらだった昨日と違い、今日は買いに来たお客さんでごった返し狭いお店に入り込めないほどです。
この船に乗っているのは私たち日本人のグループ(ガイドを入れて19人)、イタリア人のグループが2つ、そしてフランス人のグループでした。
各国入り乱れてみんなガラベーヤを買いに来ています。

そう、今夜はガラベーヤパーティなのです。
着なくても参加できますが、やっぱり着なきゃ感じでないでしょ(笑)。
イタリア人の男性達が試着しているのを見るとさすが白人・・
身体も大きいし、派手な刺繍に負けてません。
女性達は頭に巻くビーズなどのついたきれいな布も合わせて買って行ってます。
外人たちに占拠されて中に入り込めないので、また後で来ることに。

11時30分ロビー集合。
船がエドフへ到着しました。
上陸して馬車に乗ってホルス神殿へ向かうのです。
ロビーで添乗員さんに、「馬車はかなり悪質です。
チップをくれといわれても絶対あげないように。
写真を撮ってやるといわれても絶対カメラを渡さないように。
間違っても財布を見せないように。
コースからはずれて知らない所に連れて行かれますよ!」と、さんざんおどされました。
馬車に乗ることはツアーに組み込まれた内容ですが、別に旅行社と契約を交わしているとかではないようです。
しかし一応馬車を束ねている人はいるようで、馬車には全て横に番号が振ってあり、やってきた馬車の番号を見て紙に書いて持たされます。
帰りに同じ番号の馬車に乗るためですが、あまりに悪質な行為をされた場合、番号がわかっていれば元締めにクレームすることが出来るからでしょう。



朝の観光とはうって変わった地獄の暑さ。
馬車に乗っていても暑いのに、馬はかわいそう・・・
馬車の中から他の馬車の写真を撮っていると、添乗員さんの説明を聞いてすっかり不安になっている王子が、「ママ、さっきの話し聞いてなかったの?
カメラ片付けて!お金って言われるよ!何処かへ連れて行かれるよ!」と私に注意します。
「あら!大丈夫よ。心配しないで。」といっても心配そうです。
御者のおじさんが、王子に自分の隣に乗るように言いました。
不安そうな王子に、「大丈夫大丈夫。」といってあげると、やっと前の席に行きました。
しかしそれがまずかった・・・
屋根のある客席でも暑かったのに、御者の席は屋根などなくて直射日光当りまくり。
もちろん帽子はかぶってましたが・・・
神殿に到着して降りた時には鼻血がたら~っと・・・
暑くてのぼせてしまったのでした(涙)。




すぐお水を飲ませて鼻にティッシュをつめると、幸いあっというまに止まってくれました。
前に台湾に王子と二人で行った時、ホテルで鼻血が止まらなくなって怖かったことがあったので、今回は本当にすぐに止まってホッとしました。

持って来ていた冷えぴたを首筋に貼ると少し身体が冷えて楽になったようですが、神殿まで行って説明を聞いているともう暑くてダウンしてしまったので、添乗員のMさんが入り口のカフェに連れて行ってくれました。
おかげで私たちは神殿の観光をすることが出来ました。



ここはハヤブサのホルス神を祭っている神殿です。
中庭のホルス像はエジプトで最も美しいと言われているそうです。



とってもかわいいです

説明が終わって自由行動となったので、添乗員さんにみて貰っている王子のところへ戻りました。
カフェで水を飲んで、ぬらしたハンカチでおでこを冷やしてもらっていた王子はすっかり回復して、私達が行くと「アイス買って!」(笑)。

船のレストランでは毎回同じ席に座ることになっているので、同じツアーの他のお客さんたちとも仲良くなりました。
で、仲良くなった人たちと「ガラベーヤ買いに行きたい!」と添乗員さんに頼むと希望者をつのって現地ガイドさんがエリアの外のお土産物やさんへ連れて行ってくれることになりました!
今までこんなことはなかったのでうれしい!

カフェでアイスを食べているパパと王子は置いておいて、希望者数人で外へ出てお土産物やさんへ。
自分のお店に入ってもらおうとまとわり着いてくる売り子達。
連れて行ってくれた現地ガイドさんはさっぱり頼りにならず、知らない間にいなくなっていて、私は仲良くなった女性とガラベーヤを試着していました。
でもやっぱり気にいったものはサイズがなく、サイズが合うのはいまいち気にいらない。
時間がいっぱい有ればもっともっとひっくり返して見つけたり他のお店も回ったり出来ますが、ほとんど時間はなくて気がせきます。
一応二つのお店で試着してみましたが結局気にいらずにやめました。
しかし一緒に行ったお友達は値段交渉したことで買う気が有ると思われたようで、お店を出た後も袋に入れたガラベーヤを持って売り子がずっと彼女に着いてきて買え!とつきまといました。
大声で断わる添乗員さん。
大声で怒る売り子。
なんか騒ぎになってしまいましたが、何とか添乗員さんがおさめてくれました。

帰りも同じ馬車に乗ってナイル河へ。
「行きと道が違う・・・」と心配そうな王子。
馬車はスークの前や、街中を走るのでおもしろいものいっぱいなのに、心配ばっかりしている王子。
もっと楽しめばいいのに・・・
大丈夫だよ、と言いながらも確かに道が違うような・・・
馬車と言えども車と同じ扱いなので、一方通行の所だけ別の道を通っていたのでした(笑)。

船が見えてくると何度もチップを控えめに要求する御者のおじさん。
絶対あげてはいけないといわれているので、断わると案外すんなりあきらめてくれました。
でも私たちはおとなしめのおじさんに当たったからラッキーだったようで、他の馬車に乗った人はお金を要求されて馬車の荷台をどんどん叩かれたり、大きな声を出されたりしたそうです。
子連れなのでそんな人に当たらなくてよかった。

船の前で馬車を降りると、行きに馬車の関係者の人に勝手に撮られた写真が出来上がっていました。
かなり大きなプリントにされて売り子が押し売りに来ます。
無視して船に向かおうとすると、「1ドル!」
え?1ドル???
超安いじゃ~~ん!
撮ってた人は一眼レフのデジカメを使っていたので、とってもきれいな画像だしこんなに大きくプリントされて1ドルだったら頼んでも撮って欲しいくらいです(笑)。
もちろん買いました~。

馬車の不安と、暑さでまたちょっとうだっていた王子でしたがクーラーの効いた快適な船内に戻るととたんに元気になりました(笑)。
お部屋に戻ると、色とりどりのクッキーやマカロンが届いていました。
外から戻るとロビーで冷やしたお絞りをくれるし、こういう心配りが行き届いていてうれしいです









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