馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

ブラック・ダリア

2006年10月27日 16時13分41秒 | 映画
ブラック・ダリアを見てきました。
腰から分断された世界一有名な死体、ブラックダリアと呼ばれた女性の未解決事件をもとにした映画、とのことだったので、かなり期待していきました。
でも・・・う~~~ん・・・

前半は元ボクサーの二人の刑事(警察官)の友情と一人の女性を巡ってのあくまでも水面下の三角関係をメインに話が進み、全くブラックダリアにはからみません。
そして急に、あまりにも唐突に死体発見。
な~んか、急に関係ない死体が出てきてちょっとなじめない感じ。
でも本当はこの死体がメインなのよね(笑)。

実際には解決していないこの事件ですが、もちろん映画では犯人はわかります。
しかし、なんともこじつけもいいところの動機。
偶然すぎる出会い、どうでもいいような動機、ちょっとその辺にいないような変なキャラ満載(億万長者になった記事が載っている新聞をくわえて来た愛犬を、その時間を永遠にするため撃ち殺して剥製にして飾る奴とか)・・・・せっかく前半かなり良かったのに、後半めちゃくちゃです。

あのまま3人だけの話にしておけば良かったのに。
ブラックダリアをからめる必要あったのかな~。
中途半端なんですよ、3人の話も、ブラックダリアの話も。
話そのものはちゃんと解決するんです。
一応伏線も有って、ちゃんとそれも紐解かれる。
でも、どれもこじつけっぽくて、どれもこれも入れたがために、全部安っぽくなっちゃう。
デ・パルマの映画ってこういうの多いんですよね・・・私の印象では。
なんていうか、がんばってるんだけど2流っぽい映画になっちゃうって言うか・・・
アンタッチャブルとかミッション・インポッシブルとか、好きな映画もあるんだけど。
死体があまりにひどい状態なのも、あの動機付けでは意味ないな~って言うか・・・
やっぱり映画見てたら、そうか、そうだよね、って、犯人相手でさえも共感できるものが欲しいじゃないですか。
そういうのがないのは、後半出てくる人物たちの人物像が皆薄っぺらいからでしょう。

主役の刑事のジョシュ・ハートネットがきれいな顔立ちなので、最後まで見てても辛くないけど。
彼を初めて見たのは「パラサイト」の時ですが、あの時のかわいい子がすっかりいい大人になって・・・
彼は目が小さいけどハンサムですね~。

わざわざ映画館に行くような映画ではないです。
安いレンタルで家で転がって見るならオーケーでしょう。
私的には残念ながら評価低いです。







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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いまいちですか (soycd)
2006-10-29 00:47:36
こんばんは、ティティさん。



ブラックダリア観に行かれたんですね。

なんかいまいちだったみたいで。

たしかに、犯行の動機がショボイと物語に入り込めませんよね。



主人公はジョシュ・ハートネットが演じてるんですね。

私も、『パラサイト』のときは、陰のある不良な感じがかっこ良いなと思いました。





では。
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残念ながら・・・ (ティティ)
2006-10-29 07:13:35
soycdさん、おはようございます。

前半は良かったんですけど・・・残念でした。



パラサイトの時、すてきでしたよね。

今回も素敵です。

顔もいいけれど、私は彼の声が好きです。

声のいい役者って得ですよね~。

私は声だけ好きな役者は、ジョージ・クルーニーとケビン・ベーコンです(笑)。

声がとても素敵。

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