馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

良い感じで終れた!

2006年10月27日 01時35分01秒 | 乗馬
今日はカラフル雪辱戦。
月曜日はどっぷり落ち込んだので、がんばらなきゃ。

今までうちのクラブはメットが無料でレンタルできたので、自分の乗馬帽を持ってはいたものの暑くて嫌だったのでたんすの肥やしにして、クラブの通気性のいいメットを借りて乗っていましたが、来月から有料に!
仕方ないので今日は自分の乗馬帽を持っていきました。
ほとんどかぶったことないのできれい。
でもカラフルをひいて歩いている時落としてしまった。
それもカラフルの足元に!
踏まれる~~~
必死に押しとどめ、何とか踏まれる直前で拾えました(汗)。
あんな丸いもの、踏んでカラフルが転んだりしたら大変。
恐かった~。気をつけないと。

常歩のあと、軽速歩でフラットワークし、この間教えてもらった後退をやろうかな~と思って先生のまん前で停止すると、「すごく良いペースです。この感じで走ってください。でも欲を言えば、もう少し馬の歩幅が大きく走れるともっといいです。」と先生。
「歩幅が大きく?スピードは変えずってことだよね?」
「そうです。今のペースのまま、馬の歩幅を大きく走るんです。」
「どうやるの?」
「脚で挟み込んで走ってください。そして自分が立つ時間を長めにして馬が自分に合わせるように仕向けてください。重くなってくるので気をつけて。」
言われたように走り出しました。
脚で挟み込むというのがこれで合ってるのか??と思いながら自分で思ったようにやってみる。
同時に長めに立とうとすると、長すぎ~~。
「それは長すぎますね~。」と先生の突込みが入る。
長く立ちすぎて手前変わってますから。

何周か、これでいいのかしら???と思いながら走り続けるとだんだん重くなってきて大変に・・・
「なんか、ただ重くなってきてるだけみたいなんですけど・・・」
「挟み込んだままだと重くなってくるんですよ。その兼ね合いが難しいんです。許す所は許さないと、ずっと挟み込んだままにしないで。でも、さっきと比べたらだいぶ前足が前に出てきてますから!」
「ほんと~?」
けっこうへろへろです~。
でも続けて走る。
「だいぶ出てきてます、いい感じです。じゃあ今度はつめて走ってください。」
つめる。
「今度は伸ばして。」
伸ばす。
またつめる、伸ばす、と繰り返しました。
こういう練習はやってて楽しいです。

そして今度は苦手なカラフルの駈足。
リベンジなるか???
あまりガッチリ持たないように気をつけて、でも手綱が緩んでいかないように気をつけて、脚を使って前に出していく。
今日はこういう風に乗る、と決めてきたのでやってみます。
月曜日、左がだめだめだったから、ましな右からやろうかとふと思いましたが、いや、待てよ、苦手な方からやった方があとで気持ち的に楽では??と思い直して左から発進。
良い感じじゃ~~ん!
月曜よりずっとずっとましです。
ぎちぎちに持ってないけど、馬の首は下がってるし、そのまま走り続けられる。
すごい進歩では??
右はもちろん、左よりもっと楽。
何周も走りました。
でも彼の駈足は反動が酔っちゃいます(笑)。
いっぱい走って先生の所へ戻り、「吐きそう~~」と言って笑われました。
「随分良くなってますよ。まだたまに手綱許しちゃった時にやられてますけど、この間と比べて格段に良いです。じゃあ、今日は跳びますか?」
「跳ぶ~~!」

駈足走れれば恐いものはありません。(うそうそ、色々恐い)
久しぶりに障害へ・・・
軽速歩で跳びましたが、最初の2回跳んだ後が馬なりに曲がられました。
「馬に勝手に曲がられないで、ティティさんが曲がってください!」
相変わらず手の内に入っていません(涙)。
こういうときに手の内に入れるには、跳んですぐ停止。
それから何回か跳ぶたびにすぐ停止を繰り返しました。
それからは大丈夫。跳んだ後だけは・・・

バーが高くなってきたら、ちょっと緊張してしまいました。
これはいつものことなので、たぶん80有ると思うけど、あれは70、あれは70と言い聞かせながら回ってくる。
でも気後れしたせいでスピードが足りず、直線に入ってからあわてて追ったのでだめだめに・・・
直前で止まられました。
ひ~~、人馬ともにだめだめ(いや、違う、私がだめだから跳ばないだけ)。

もう一度回ってくる。
また止まられた。
ドン!!と蹴って怒ると、「そうです。2回目は必ず怒らないといけません。今度はもっと回転の前に出して。回転前にスピードが足りないんですよ。それで直線に入ってから追ってるんで馬があわてちゃうんです。」
今度は回転前に出して走ってくる、「そうです、それなら止まらないです。」と先生。
でも急停止。
また蹴って怒り、「すぐ行きましょう。小さく回って良いですから。」
と言われたのでショートカットして出して走ってくると、その間にバーの片方が地面に落とされてました。
これなら跳ぶ。
と私までリラックス。
これが良かったのでしょう。
普通に跳びました。
もう一回同じのを跳んで回ってくると、バーが平行に戻っていました。
今度は絶対跳ぶ!!
私が気合が入ると、カラフルもわかるようです。
普通にポーンと跳びました。
もう一度回ってくる、跳んだ!、もう大丈夫!

「じゃあ跳ばないで広く外を駈足で走りましょう。今いっぱい跳んで興奮してますから、かなり速くなると思います。そういう時に馬のペースでガーっと行かれないでつめた駈足ができるようにならないといけません。試合の時は馬はこういう状態ですから、それでも押さえて走れるように練習しましょう。」
「は~い。」
さっきと同じようにあまりガッチリ持たずに、でも速くならないように姿勢を後ろにして走り出しました。
あ、さっきと全然違う!!!
跳ぶ前にフラットワークで走った駈足と、スピードはほとんど同じなのに全く違います。
ものすごく快適な駈足!!
これなら酔わない。
同じ馬なのにどうして??

馬場を2周走って、「そのまま入ってください。」と言われ、障害へ。
すごく良い感じで跳べました。
もう一度。
やっぱりすごく良い。
それから何度か跳んで、最後の常歩。
「すごく良かったですよ。あの駈足です。つめた駈足。すごく良い収縮駈足でした。今までで一番良かった。」
「フラットワークの時と全然違ったの。スピードは同じ感じだったのに、乗ってて全然違う走り方だった。」
「ともが踏み込めてるからです。押さえた駈足って言うのは単にゆっくりな駈足のことではありません。ともを踏み込んで走る駈足のことです。ともを見ていれば全然違うのわかりますよ。本当はフラットワークの段階であれができるといいんですけど。障害跳んだ後なので馬が興奮しているから、イケイケになってる。それを押さえて乗ったので良い収縮駈足になったんです。フラットワークの段階でそれをやるにはどんどん脚を使って前に出していかないとそこまでともが踏み込めません。」
「そういうことなのね!だから全然違う駈足だと思ったのね!」
「良かったですよ。」
「月曜日すごく落ち込んで帰ったから今日は良い感じで終われてよかった!」と言うと笑われました。

月曜はもちろん、昨日はさらにへこんだので本当に今日良いところで終われて良かった!
すっかり元気になりました~。
またがんばろ~~っと!







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