馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

ディセント

2006年12月27日 21時25分00秒 | 映画
ディセントを見ました。
全然知らない映画だったし、キャストも知らない人ばかりなので期待してませんでしたが、かなり面白かったです!

サラは自動車事故で夫と娘を失う。
一人生き残ったサラを元気付けようと、友人達が地底洞窟の冒険ツアーを計画する。
集まった6人はいずれも山登りやロッククライミングの知識や経験を持つ冒険好きな女性ばかり。
入る予定の洞窟は観光ポイントになっている安全な所だから楽勝のはずだった。
しかし、前人未到の洞窟を探検して、名前をつけたいともくろむジュノは誰にも言わずに勝手に見つけたばかりの洞窟に皆を案内してしまう。
出口を探して狭い通路を抜けている間に天井が崩落し、6人は地下3000メートルの暗闇に閉じ込められてしまう。
はたして脱出できるのか・・・と言うストーリーです。


前半と後半では全く違う趣の映画になってます。
前半の暗闇の地底で出口を求めてさまよう設定、かなり怖いです。
自然との戦いだけでも十分怖いのに、後半は化け物も出てきます。
それもうじゃうじゃ・・・一体何人いるんだよ・・・
そうです、彼らは化け物ではなく、暗闇に対応して進化(?)した人間の成れの果て。
壁をつたい、4つ足歩行ですさまじい速さで動き、言葉を持たず、目も退化し、理性も知性もありません。
数が多いのと動きが速く獰猛なのでかなり脅威ですが、元は同じ人間なので力的には倒すことが出来ます。

前半は自然とのサバイバル、後半は化け物とのサバイバル。
そこに三角関係や、自分達をだまして危険な洞窟に案内したジュノへの不信感や怒りやらがからみ、地獄絵図と化します。
とにかくすごいです。

純粋にどっちが怖いかと言うと、前半の自然の中でのサバイバルの方が怖かったです。
後半はかなりスプラッターなので、違う意味で怖いですが、リアルさがないので映画として落ち着いて見ていられます。
襲い来る化け物たちより、友達だったはずの人間関係のほうが怖いと言う意味では、ゾンビ映画によくある設定でよくできています。

そしてラスト、怖すぎます(涙)。
あんな所に最後の一人になるのだけは勘弁して欲しいです。

私的にはかなり面白かったです!
スプラッターがだめな人には辛いですが、平気な人にはお勧めです

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