馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

ケアンズツアー3日目

2008年09月14日 23時18分17秒 | 旅行
朝食は昨日スーパーで買ってきたクロワッサンとジュース。
今日は今回一番楽しみにしていたキュランダ観光です!
キュランダの熱帯雨林は世界遺産。
ずっと行ってみたかった場所なのです。

ホテルのロビーでピックアップの時間よりだいぶ前に張り切って待っていたのですが、時間を過ぎてもお迎えが来ない・・・
ネットで現地のツアー会社に頼んでいるツアーなので、バウチャーも自分でプリントしてきたものです。
ちゃんと通っているのかしら・・・大丈夫なのかしら・・・と、どんどん不安になってきます。
耐えられないのでパパにフロントに頼んでもらって現地遂行会社に電話してもらいました。
すると・・・遅れているだけとのこと・・・とりあえず良かった~。

遅れたのはバスのエンジントラブルだそうで、キュランダ行きの高山列車は一日たった2本だけ。
朝の8:30と9:30発のもののみ!
私の乗る予定だったのは9時半なので、もしこれを逃したら乗れないところだったのでした!
間に合ってよかったよ~~。

バスでケアンズ駅まで行き、そこで別のバスで来た同じツアーの人たちと合流してびっくり。
なんと100人以上のツアーだったのです!
こんなオプショナルツアー見たことないよ~。
この人数をたった3人のガイドが面倒見るのです。
でもさすがプロ(?)。
まったく不自由を感じませんでした。

この高山鉄道は100年以上の歴史があり、まだ掘削機などがない時代だったので全て人力とダイナマイトのみで作られたそうです。
何両編成なのか数える暇もなく乗り込みましたが、かなりとんでもなく長い列車です。
ホームも長~い!
高級車両もあり、そこでは座席が豪華なのはもちろんシャンパンなども振舞われるそうです。
私達はもちろん普通の車両で(笑)。

熱帯雨林に入る前の行程で郊外を走るのですが、郊外の一般家庭はどこも大きく、庭で馬を飼っているところもいっぱいありました。
うらやまし~~~!!!
私も庭で馬飼いたいよ~!

そしてお待ちかね、山へ突入~。
ここからの景色は本当に美しいの一言です!



見所マップももらいましたがガイドさんが張り上げる口上を聞きながら右や左にカメラを持って大忙し。
途中で10分だけ降りて景色を見ることができる駅もあります。
一枚目の写真はここから見た景色です。

十分高山鉄道を堪能し、キュランダ駅に到着。
キュランダは小さな村で、2本のメインストリート沿いにレストランやおみやげ物屋が立ち並び、奥にバード園、ミニ動物園、蝶園みたいなのがあり、あとは普通に民家があるだけです。

お昼ごはんはキュランダ・トレイディング・ポスト・レストラン。
パパと王子はビッグ・ハンバーガー、私はチキンシチューのパイです。
しかしなんと・・・運ばれてきた王子のハンバーガーに・・・ミートが入ってない??
野菜だけ。
なにこれ~!
王子は「子供用だからじゃない?」とか言いますが、「そんなわけないじゃん!!」と文句を言いに行く。
もちろんミスで、すぐちゃんとしたのを持って来てくれましたが、ハンバーガーにミート入れないって・・・ありえないんですけど・・・
どんだけ適当なんだよ・・・



ご飯の後、すぐバスに乗り込みレインフォレステーションへ。
ここにはミニ動物園(キュランダにあるものとは違う)とアボリジニのテーマパーク(?)のようなものがあり、アーミーダックと言う水陸両用車に乗って熱帯雨林に入るツアーもあります。
ミニ動物園は本当にミニミニ(笑)で、カンガルーが放し飼いになっており、他にコアラやウオンバットなどのさまざまなオーストラリアの動物達がいます。
ここにいる巨大なワニのジャックは過去に12匹のお嫁さんとお見合いし、その全てを食べてしまったとんでもないワニだそうです。



お楽しみのアーミーダックはかなり大型でゆっくりながらどんな急な坂道も悪路もそして池の中にも入っていけます。
乗ってること自体はスリルがあるわけではありませんが、キュランダに来ても熱帯雨林の中に踏み込むわけには行かないのでただおみやげ物を見て帰ることになりがちですが、アーミーダックに乗ればいろいろな雨林の植物を見ることができるので超おすすめです!
キュランダに来たらこれに乗るべきです!(笑)
映画「ジュラシックパーク」にも登場している高さ10メートル以上にもなる巨大なシダ類ツリー・ファーンは太古からあるもので、このシダ類がはえていたからここが世界太古の熱帯雨林だと認められたのだそうです。
本当に美しいです。



戻った後はお待ちかねのコアラ抱っこでございます。
私の当初の予定では昨日行くはずだったトロピカルZooで抱っこするつもりだったんですが、パパも王子も疲れて寝てしまい行く気なし(笑)だったので。

昔アデレードの動物園で抱っこしたコアラは大きくてずっしり重くて、目は豆粒のように小さくとっても不細工でした。
でも今回のコアラは小ぶりで軽く、目も大きくて愛らしいお顔でした
王子も大喜び!
コアラはもともと一日の20時間ぐらい寝ていて残りの4時間でご飯を食べるのだそうです。
なのでたった4時間しか起きていないはずのコアラにとってこうやって次から次へと抱っこされて写真を撮られるのはストレスになり、寿命が縮んでしまうことがあるらしく、コアラ労働基準法と言うものが作られたそうです。
それによるとコアラのお仕事時間は週3日、一日30分のみ。
そしてコアラを抱っこできるかどうかは州によって違い、シドニーのある州など抱っこすることを禁じている州も多くなってきているとか。
ここクイーンズランド州ではまだ大丈夫ですが数年先にはできなくなるかもしれないそうです。



またバスでキュランダの村に戻り、あとはしばらく自由時間です。
二つあるマーケットを見に行ったり、おみやげ物屋を覗いたり、キュランダ・ホームメイド・アイスクリームでフルーツたっぷりのアイスも食べました
お土産物屋はケアンズにはないものも多く、特に絵は美しくて欲しくなりました。
持って帰るのが大変なのであきらめましたが・・・
店頭に等身大(?)の馬の置物が有るお店もありました。
思わず写真を撮る(笑)。



帰りはスカイレール。
熱帯雨林の上を通るゴンドラです。
一年の工事期間で1995年に完成したスカイレールは、着工前に7年間もの間作るか作らないかでもめたそうです。
何がもめたかと言うと、この美しい熱帯雨林を壊すようなことをするなんて許せない!と人々が猛反対したからです。
絶対に雨林を壊したりすることなく造る、という条件で着工したスカイレールの支柱は、道を作って運ぶことが出来ないので全て大型のヘリコプターで現場まで運ばれました。
ここまで大型のヘリコプターは当時オーストラリアにはなく、ロシアから軍用のものを一時間約500万円のレンタル料で借りたそうです。
総工費約35億円のこのスカイレールは国や州の持ち物ではありません。
なんと一個人の持ち物!
チャップマンさんというお医者さんが熱帯雨林を上空から眺めたいと言う夢を実現するため造ったのだそうです。
しかし彼が負った莫大な負債は押し寄せる観光客のおかげでわずか2年で返済できたとか・・・
2年で35億を返済できるほどの純利益があるということは、そのあとは全部儲けですからね~~。
すごいです~~~!
大富豪です~~!



最大6人のりのスカイレール。
むちゃくちゃ高いです!
高い所が怖い私にはスリル満点!(笑)
でも上空から見下ろす熱帯雨林の美しさはとても言葉では言い表せません。
感動の嵐です!
絶対おすすめ!!



終着地点に近くなってくると、下の方にある大きな池(?)で何かが回っているのが見えました。
人が泳いでいるには速すぎる。
ジェットスキー?
だんだん近くなってくると・・・
水上スキーです!
ボートが引っ張っているのではありません。
池の周囲に何箇所か支柱が立っており、電線のようにワイヤーが張ってあります。
そこをおそらく電動で回っているバー(?)を持って人が滑っているのでした。
ジャンプ台もあって飛んだりして楽しそうです。
や~、すごいな~。

そこからまたバスでケアンズまで送ってもらい、ツアーは終了。
大満足でした!

夕食は有名(?)らしいカニーズというレストランで。
カンガルー、ダチョウ、ワニの料理がのったプレートと、ステーキの上にシーフードのフライの乗ったプレートを頼みました。

カンガルーたちはすぐ来ましたがステーキが来ません。
おかしいので小姐に聞いてみると・・・なんとオーダーが通っていませんでした!
私たちのオーダーを取ったのはワーキングホリデーの日本人の男の子です。
英語が苦手な私。
これが外人のウエイターと英語でやり取りしたオーダーであればしかたないとも思えますが、日本人同士で日本語でオーダーしてんだよ!!
お前は無能か!
前にも書きましたがケアンズは飲食代がとっても高いです。
このお店ももちろん、私達が普段行くようなお店と比べてとってもとっても高いです。
なのにこのていたらく・・・
お料理はおいしかったけどなんかがっかり・・・




気を取り直してナイトマーケットへ。
小さなお土産物屋がひしめくインドアマーケットで、タイにはこういうところが多いです。
安いのかと思うとけっしてそうではありません(笑)。
しかし激安だったのがマッサージ!
全身コース40分で約1500円!(A$15)
安いよっ!!
客引きをしているオーナーの奥さんとオーナーだけが中国人で、実際にマッサージしているのはこれまたワーキングホリデーの各国の若者達(笑)。
オーストラリアはワーキングホリデーの日本人がいたるところで働いているので私のような英語力が低い観光客には心強い限りですが、マッサージは・・・(笑)
私たちをやってくれたのは韓国人の女の子達でした。
まあ、私はあまりマッサージにこだわりがないので別にいいんですが、マッサージ大好きのパパに言わせると「全然なってなかった」そうです(笑)。
私は十分満足しましたけど~。










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