馬とお昼寝

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ベトナム 4日目-1

2010年06月02日 17時54分23秒 | 旅行
今朝も快晴!
今日は朝食の時にワッフルを焼いてもらいました。
が、備え付けのホイップクリームがまったく甘くなくてバターみたいでした(笑)。

私はいつも朝食の時に紅茶を頼むのですが、たいてい「コーヒー オア ティー?」と聞かれるので「ティー」と答えます。
すると紅茶が出てくるのが普通ですが、このホテルでは「ティー」が2種類あり、紅茶が出てくる場合と緑茶が出てくる場合があります。
いずれもティーに変わりないので、紅茶がいい場合は「ブラックティー」と言わなくてはどちらが出てくるか、ウェイトレスさんの気分しだいなのでした(笑)。
で、今朝は緑茶が出てきてしまいました。
明日は「ブラックティー」と言わなくては・・・

朝食を終えて部屋に戻る途中、海の向こうの空が真っ黒になっているのが見えました。
ホテルのスタッフがビーチチェアのマットを片付けています。
ついに雨が降るんだ・・・
一気にテンション下がります・・・

でも今日はニャチャン最後の日。
明日は午前中にここを発たねばなりません。
仕方ない、雨になりそうだけど出かけるか・・・
用意して部屋を出るとぽつぽつ降り出してきました。
フロントでタクシーを呼んでもらい、ドライバーに行き先を告げてもらいました。

目的地はタップバー温泉。
ニャチャンと言えば絶対にはずせない(笑)泥温泉です。

ベトナムに来て初めてタクシーに乗りましたがメータータクシーなので安心です。
ニャチャンではぼったくるような怖いタクシーはあまりないとのことですが、緑のラインの入ったタクシーはより安心だそうです。

海岸沿いに北へ向かう途中、どんどん雨が強くなってきて橋を渡った頃には滝の様な土砂降りになりました。
降り出してからまだ数分しかたってないのに既に道は浸水して洪水のような様相を呈しています。
よっぽど水はけが悪いんでしょう。
露天は地面に置いた品物が水没し、人々はくるぶしまで水に浸かって歩いています。

そんな土砂降りの中おろされたので、カサを持っていなかった私たちはびしょびしょ。
施設の入り口でベトナム人の人たちに混ざって雨宿りしたのですが、チケットがなくては入れません。
チケット売り場は小さな道の向かい側なのでまたそこまで濡れながら走る。
しかしそこで売り場のお姉ちゃんが、「ここはタップバー温泉じゃないよ。温泉は5キロ先。」というではありませんか!!!
じゃあ、ここはどこよ~~~~!!!!!

あふれかえるほどのベトナム人。
ここはポーナガール塔。
ベトナム中部に残るチャンパ王国のポーナガール遺跡の一つで、ポーナガール神を祭っているので、参拝するベトナム人が絶えないのだそうです。
観光スポットでもあるのですが、大雨の中カサのない私たちは入る気もないし、だいたいここが目的地じゃないし・・・
ホテルのフロントのベトナム人のお姉さんがタップバーと言ってくれたのに、何でここに連れてこられちゃうの???
どんな間違い???

とりあえずここにいてもしかたないので別のタクシーを拾う。
ガイドブックを見せてタップバーと言うとわかってくれたようですが、車はどんどん山の中へ入っていくので乗ってる私たちはかなり不安になってきます。
もし山の中でお金盗られて殺されちゃったら???とか思うわけです(笑)。
しかし無事タップバー・ホット・スプリングと看板の出た施設前に到着。
雨もすっかり上がってラッキー!

チケット売り場の前に行くと日本人と見て英語のできるスタッフのお姉さんが営業開始で近づいてきました。
V.I.PSPAをしきりに勧めます。
ビップ用の別エリアで特別な暖かい泥温泉と普通の温泉、スチームバスに入ることが出来、マッサージも受けることが出来ます。
プールやハイドロセラピーも受けられます。
軽食もついて床屋のサービスもあり、まさにビップ待遇。
一日に限定28人だそうです。
しかしシングルルームで2000000ドン(約1万円)。
ダブルルームで3200000ドン(約1万6千円)とかなり高額。

高いと言うと、次に勧められたのは、”TIEN SA”コース。
暖かい泥温泉と、フラワーバス、”TIEN SA”エリアでのミネラル温泉、足マッサージ、プール、ハイプレッシャー・スプレー、滝での打たせ湯。
一日限定30人。
水着、タオル、フルーツ、ミネラルウォーターつき。
1人500000ドン(2500円くらい)。
2人900000ドン(4500円くらい)。
4人1650000ドン(8250円くらい)。
これは足マッサージが着いていたのでパパは心引かれたようですが、私が却下(笑)。

普通のでいいんだよ~~。
泥温泉と普通の温泉に入りたいだけなんだよ~~。
そういうメニューあるでしょ~~?と聞くとありました(笑)。

このメニューは一人いくらではなく、バスタブの大きさによって値段が設定されていました。
1人用バスタブ、220000ドン(1100円くらい)。
2人用バスタブ、400000ドン(2000円くらい)。
4人用バスタブ、700000ドン(3500円くらい)。
暖かい泥温泉、普通の温泉、ハイプレッシャースプレー、プール、打たせ湯、水着、タオルの貸し出しが料金に含まれています。
これよ、これ~~、私が求めていたのは~。
日本で事前に見てきたブログで、一人用のバスタブでも充分2人で入れると書いてありましたが、一人用を二つ頼むより三人で一緒に入れたほうがいいので4人用を頼みました。
日本人のくせに落とすお金が少なかったので営業のお姉さんはとたんに興味を失って去って行きました(笑)。
相手してもらえなくなったので自分で窓口でチケットを買って入場。

ちなみに暖かくない泥温泉(冷たい泥)はグループ用のバスタブでもっとお値段が安く(大人100000ドン 約500円)なります。

更に、巨大な温泉(泥ではない)とプールだけの使用は大人50000ドン(250円)、学生30000ドン(150円)、子供20000ドン(100円)と、かなり安くなり、ベトナム人の人たちは主にこのメニューで入場しているようでプール近くのエリアはごったがえしていました。

入場すると完全屋外の施設の広さにびっくり。
先ずはロッカーの受付へ。
保証金10000ドンを払ってロッカーの鍵を借ります。
このお金は帰る時に鍵を返すと戻ってきます。
ロッカーは大きいので3人で一つで十分。
ロッカーの前にはセーフティボックス(?)のフロントがあり、貴重品は無料で預けることが出来ます。
ラフな私たちは貴重品もロッカーへ(笑)。

ビップ待遇のメニューと違い、更衣室は存在しません(笑)。
狭いシャワー室で着替えるか、外にカサのように釣られた丸いカーテン(ふとももの辺りまでしか隠れない)の中で着替えるかです。
ホテルから下に水着を着てきたので気にせずどんどん脱いでロッカーに入れて順路の通り先ずは泥温泉のエリアへ。
崖の傾斜に段々畑のようにいろいろな大きさのバスタブがたくさん置かれています。
スタッフに4人用バスタブのチケットを渡すと大きめのバスタブに案内され、目の前でどんどん泥を入れてくれました。




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