馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

ベトナム 4日目ー2

2010年06月04日 14時46分28秒 | 旅行
上の写真は2人用のバスタブです。
4人用は倍以上の大きさでお得感があります。

トロトロの泥のお風呂に浸かると暖かくてすごく気持ちいい!
ミネラルがたっぷりでお肌がつるつるになるそうです。
髪もつやつやになるとかで、私はつけませんでしたがパパと王子は髪にも顔にも塗りたくってました(笑)。
泥の温泉に浸かるのは最大20分と看板に書かれていました。
なんともいえない肌触りでいつまでも浸かっていたいけど、泥の温度も徐々に下がってくるので20分はちょうどいいかもしれません。
ただ浸かってるだけではもったいないので、肩や腕を軽くマッサージしたり(笑)。
この泥温泉、絶対お勧めです!
本当に気持ちいいです!!

充分楽しんで、今度はシャワーで泥を落とします。
流しても流しても、水着の中からどんどん泥が流れ出てきます。
女性の方はビキニじゃないとかなり大変だと思います。

次の順路はハイプレッシャースプレー。
何かと言うと、肩までの高さで左右を囲まれた通路に入ると、両横の壁から暖かい温泉が結構な水圧で出てくるのです。
気持ちいいような良くないような・・・(笑)
水圧が高いので身体に当って跳ね返る水で顔までびしょびしょになります

そこを出ると今度は普通の温泉。
3人だったのでかなり大きなバスタブにお湯を張ってくれました。
泥温泉もそうですが、普通の温泉も毎回湯を落としてバスタブを洗い、新しいお湯を入れてくれるので清潔です。
泥温泉より温度が高くてのんびり浸かってるとのぼせてきます(笑)。

すっかり茹ったところで王子がプールに行きたがります。
傾斜に作られた棚に並んだ泥温泉のバスタブからプールの様子が見えていましたが、大きなプールにはほとんど人が入っていませんでした。
小雨が降ったりしていたからかしら??
と思っていましたが、行ってみたら理由がわかりました。
温水なのです。
いや、違います、温水じゃなくて温泉なのです。
見た目はプールにしか見えません。
かなりでかくて水深140近くあるのです。
そんな露天風呂あるか???
しかもかなり熱い。
とても長くは入っていられません。
だからガラガラなのでした。
ってか、造り方おかしいだろ・・・

この巨大なお風呂が最低料金で入れる温泉なのでした。
このエリアにはデッキチェアが置いてありますが、泥温泉を利用する客用(ある程度の料金を落とす客用)と、最低料金で入った客用と2種類分かれており、前者のは普通のデッキチェアでマットも厚い物、後者は布だけの折りたたんで運んでいけるような簡易チェア。
それぞれ場所も区別されていて、簡易チェアの場所は暗くて人がぎゅうぎゅうにひしめいていて汚かったです。
客の区別はタオルの色でわかるようになっていて、一番最低料金の客はタオルも貸してもらえません。

スイミングプールは一番奥にあり、巨大だったお風呂に比べてすごく小さく、地元の学生や子供達であふれかえっていていも洗い状態。
水も白くにごっていてごみも浮いています。
ホテルに戻ればきれいなプールがあるんだからわざわざここではいる必要ないよ、と、王子に話して帰ることにしました。
正直、泥温泉と個別の普通の温泉だけ楽しんだほうが良いイメージのままで帰れると思います。

施設の外にはタクシーが何台か待っているので帰りの足に困ることはありません。
すっかり雨がやんで帰りは橋を通る時に川に浮かんだ無数の船がとてもきれいに見えました。
せっかくだから途中のレストランで降ろしてもらってランチを食べて帰ろうと、ドライバーに地図を見せて「このレストランで降ろして。」と頼んだのですが・・・
地図を見て、レストランの名前を見て、「シーフード?」と聞いてくるのでてっきりわかってくれたと思ってそうだと答えると、ドライバーはもと来た道へユーターン。
え?え?ユーターンしちゃう???
どんどん戻ってまた橋を渡りそうなところまで来ました。
違うよ!橋なんか渡らないよ!ここだよ!
と、地図を見せますが、シーフードだろ?と・・・
だめだ~~、自分の知ってるシーフードレストランに連れて行く気だよ!!
ありえね~~~
もういいよ、レストラン行かないからホテルへ行って!と言うと、困ったような顔をしてまたユーターン。
と言っても既に橋を渡りかけていたので途中ではユーターンできないため一旦橋を全部渡りきってから戻ったのでかなりメーターがオーバーしました。
タクシー料金安いからましだけど、高かったら悲しすぎるよ・・・
後で知ったのですが、ベトナムのタクシードライバーは地図を見れない人が多いそうで、地図を見せるより道の名前や住所で言った方がわかるのだそうです。

ホテルに戻るとすっかり快晴でどんどん暑くなって来たので、部屋でドラゴンフルーツを食べてから海で泳いで続いてプールへ。
ランチはプールサイドでビザを頼みました。

泳げるのは今日が最後。
晴れてよかったね
泳いでいるプールのちょうど目の前にパラセイリングしていた女性二人が降りてきたのを見て、「すっごく楽しそうだよ!やってみたい!」と王子。
え~~~??めっちゃくちゃ高い所まで上がるんだよ?
怖くないの???

やってみたいやってみたい、と言うので、ビーチプログラムの受け付けに子供でもできるか聞いて来なさい、と行かせるとオーケーだったようで、パパと二人で飛ぶことに。
一人だったら上空で怖くなるかもしれないけど、パパと一緒に飛ぶなら大丈夫か。
わらわらと大勢のスタッフに器材をつけられ、あっというまに用意が整っていざ空へ。
あっというまに飛び立っていきました(笑)。



かなり遠くまで行ってユーターンしてきて、最後は海にボチャーンと着水。
ちょっとはらはらして見てましたが、笑顔で楽しそうに戻ってきたのでホッとしました。
「楽しかったよ~~!」と王子大喜び。
良かったね~~

私たちのツアーにはシクロツアーが二人分無料でついていたのですが、二人分だったのでわざわざいいか・・・と、ホテルに着いた日に申し込みませんでした。
でも今朝になって王子がシクロにも乗ってみたいと言い出し、パパは特に行かなくてもいいよ、と言うので朝フロントに申し込みにいくと既に予約はいっぱい。
ガイド無しなら大丈夫だと言われましたが、行き先を聞くと既に自転車で自分たちで回ったところばかりだったので断わりました。
なので夕食は歩いていくにはちょっと遠いレストランにして、自分たちでシクロで行っちゃうことにしました。
タクシーと違ってメーターなどないのでめんどくさいのは値段交渉です。
しかもドライバーによっては悪質な人がいて、降りるときにぼったくって来たりすることもあるとガイドブックに書いてありました。
東南アジアの国はたいていそうだよね・・・
めんどくさいよね・・・

ホテルの前にいたシクロのおじさんに声をかけると、とたんに仲間を呼んで2台に増えました。
パパがレストランの場所と名前を見せて交渉すると、50000ドンだと言います。
レストランはホテルからせいぜい1キロあるかないかくらいの場所です。
今日、タクシーで間違って降ろされたポーナガール塔へはホテルから5~6キロはありました。
それで65000ドンだったことを考えるとかなり高額です。
でも王子が乗ってみたいというし、2台で50000ドンならいいか。
最後に3人で2台に乗って合計50000ドンだよね?と確認してから乗せてもらいました。

シクロは自転車の前に客用の座席をつけた三輪車です。
乗り心地は想像以上に快適そのもの!!
ひゃ~~、いいね~~、と大喜びの私たち。
あっというまにレストランの前に着きました。
ここここ!と知らせて停めてもらいましたが・・・
いざお金を払う時になってやっぱりめんどくさいことに・・・
50000ドンを渡すと、一台50000ドンだと言って受け取ろうとしません。
乗る前に確認したでしょ?3人で2台で50000ドンだって言ったじゃん!
と言っても、一台50000ドンだと言って聞きません。
ふざけんなよ~~!
すぐぶち切れる私が声を荒げかけた時、急におじさんが「オーケー、サンキュー。」と言って私の手から50000ドンをとってそそくさと去って行ったのです。
振り返るとレストランのガードマンが怖い顔で近づいてきて追い払ってくれていたのでした。
ガードマンが来なければもっともめていたに違いないので感謝

レストランは、ルイジアナ・ブリュー・ハウス。
かなり大きな敷地内の真ん中にプールがある半分以上がオープンエアーのお店です。
入り口はケーキショップがあって屋内の席になっており、客もスタッフもいなくてがらがらで入った瞬間失敗したかと後悔しましたが、奥は広々としておりほぼ満席状態。
良かった~~、人気だよ~~。

プールサイドの席に通されました。
客層は外人4分の1、ローカル4分の3くらいで、子供が走り回っているのもゴック・スーン同様です(笑)。
スタッフも感じが良いし、お料理もおいしかったです
グルーパーのグリル、BBQリブ、ピザ(昼も食ったのに)、春巻き、ビール2本、コーラ、マンゴジュース、パッションフルーツジュースで510000ドン(2550円くらい)。



帰りもシクロ。
本来一台に子供込みなら4人くらい乗れるのですが、外人だと見て絶対2台来るね(笑)。
ホテルまで2台で40000ドンと確認して乗りました。
今度はどうなるか~~(笑)。

やっぱりシクロは快適!
値段交渉と実際に払う時にぼったくられる面倒さえなければこんな便利なものはないのですが・・・
さて、ホテル前のケーキショップで降ろしてもらいましたが、50000ドン払おうとするとお釣りがないといいます。
お釣り持ってないなんて、そんなはずないけれど、お釣りがないなら50000ドンでいいよ、と客側に言わせる消極的なぼったくり方法です(笑)。
財布を良く見てみると小額紙幣をあわせるとちょうど40000ドンあったのできっちり払いました(笑)。
ちょっと残念そうでしたが、サンキュー、とさわやかに去っていってくれました。

ケーキショップに入ると覚えてくれていて、これ買ったでしょ?と昨夜買ったチョコレートケーキを指差して笑う王子が惚れた(笑)女の子。
やっぱり笑顔がかわいいです
昨日おいしかったので、今夜は私の分もケーキを買いました。
また明日ね!と見送ってくれたので、「もう明日は来れないのにね、どうして来ないのかしら、と思われちゃうね。」と残念そうな王子でした。

もうアナマンダラ最後の夜。
本当に素敵なホテルでした。
いろいろな国のビーチリゾートホテルに泊まりましたが、これほどホスピタリティにあふれたホテルは初めてです。
立ち去りがたい気持ちでいっぱいです。
またいつか来れるといいなあ・・・








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