日本にいる時、毎日モンゴルの週間天気予報を見ていましたが、旅行期間は連日雨になっていてとても心配でした。
パパと王子はパンツ付きの分厚いレインコートを持っていますが、私は上だけの物しか持っていなかったので新たにパンツ付きのものを買ったくらいです。
しかし来てから三日目も快晴!!
旅行でお天気に恵まれるのは本当に幸せなことです!
朝ゲルを出ると、放牧された馬達がそばまで来ていました。
朝起きて目の前に馬達の元気な姿が見られるなんて、贅沢ですよね!
朝ごはんは、ライスミルク、ゆで卵、ウインナー、赤いパプリカ入りのピラフ、後はいつものメンバー(温かいブルーベリージュース、パン三種類)。
ライスミルクはもちもちのお米がいっぱい入った甘いスープで絶品です!
乾燥していると言うので心配でしたが、エジプトに行った時よりはぜんぜんましで、ハンドクリームもたまにしか塗りません。
エジプトでは一日に何度も塗りなおしましたが。
昨日の午後は2交代にするほど人がいたのに、夜の間にいなくなってしまったようで今日は同じ日に着いた私たち5人とヨーロッパのお客さんが二人だけ。
ヨーロッパの二人は乗馬しなかったので、今日の乗馬のお客は私たち5人だけになりました。
馬は昨日と同じ。
どの位置で脚を使うと効くか、どんな声の調子や言い方が効くのか、だいぶモグちゃんのことをわかってきたので昨日よりずっと楽に動かすことができるようになりました。
馬係たちの言い方を良く聞いていると、チューという掛け声は、はっきり言わず、チューとトゥーの間くらいな感じで舌を丸めるように発音しているようです。
真似ていってみると結構効きます。
ちょっとうれしい(笑)
パパの馬のノンちゃんは、昨日あんなに走ったのに朝張っていて馬係が乗って遠くまで走って戻ってきて疲れさせてくれました。
本当にこっちの馬はタフです。
今日は行きからほとんど歩かず、速歩でさくさく走っていきました。
どうも軽速歩より正反動で乗っていたほうが馬が動く気がします。
軽速歩で乗る人ほとんどいないからだろうな・・・
行き先は遊牧民のゲル。
かなり走ると、小さな浅い川沿いに広がる緑の草原に無数のヤギ、羊、ヤク、牛などがたたずんでいる所に出ました。
なんという美しい光景でしょう。
先の方に彼らを飼っている遊牧民のゲルが見えます。
家畜たちがいる光景があまりに美しいので、ゲルに向かう前にそこでいったん馬を降り写真撮らせてもらいました。
たくさん写真を撮りましたが、やっぱり写真では伝わらないんですよね。
そこからもう一度馬に乗り、遊牧民のゲルへ。
遊牧民の子供達が馬に乗って走っていきます。
馬をつないでゲルの中へ。
ゲルは壁5枚でキャンプのゲルと同じサイズ。
ツーリストキャンプのゲルは客用で特別な作りなのかと思っていましたが、遊牧民のゲルもまったく同じでドアの絵まで同じ。
ベッドは3つ。
入り口の正面に有るベッドがこの家族の主人のもの、入って右側が女性(妻)のスペースで小さな台所用品もありますが火気はなし。
入り口入って左側が客人のスペース。
しかし客の数が多い場合はその限りではないようです。
真ん中にはキャンプのゲルと同様ストーブがあります。
ゲルの真ん中の2本の柱の間を通ってはいけない決まりなのですが、柱の所にストーブやテーブルが置いてあっておのずと通れないようになっていました。
遊牧民のしきたりで、いつどんな客が来ても、それがまったく知らない人であってももてなすのだそうです。
急に何の前触れもなく知らない人が泊まりに来ることさえあるそうですが、それでも受け入れてもてなすのだとか・・・
本当にびっくりです。
馬の乳で作られる馬乳酒(アイラグ)は、やってくる客人のために大量に作られ、巨大な牛の膀胱の皮袋に入れられたものをお椀にどんどんすくいいれて配ってくれます。
虫が入っていたり、硬くて長い黒い毛(たてがみ?)がはいっていたり、衛生面は心配ですがアルコールなので平気かも(笑)。
アルコール度数は約2~3パーセントで、お酒と言うより乳製品の扱いで子供も飲むそうです。
甘くない、すっぱい飲むヨーグルトみたいな味ですが、どろどろはしておらず牛乳のようにさらっとしています。
軽い飲み口なので案外飲めちゃいますが、おなかの中をきれいにする働きがあるそうで、調子に乗って飲みすぎるとトイレから離れられなくなると聞いていたので半分だけ頂いて残りはパパに飲んでもらいました。
茶碗を飲み干すと、どんどん次を勧められます。
馬係の人達は自分で勝手にお椀についでがぶがぶ飲んでいました。
もうひとつ出されたアーロールは牛のお乳で作る石のように硬い、すっぱいチーズのような保存食です。
とんでもなく硬いので、食べると歯が丈夫になるそうですが、私は歯が弱いので5センチ四方の大きさの塊を食べるのにかなり時間がかかりました。
遊牧民は家畜を飼うことが仕事なので、夏は水辺のそばの草原で、冬は風をさえぎることができる山間部へ移動して暮らしています。
彼らの土地と言うわけではなく、家畜に一番いい場所を選んでいると言うので、草原も山間部も国の土地を彼らに開放していると言うことなのでしょうか。
私たち5人の客だけなので、帰りはまた駈足で戻れました。
モグちゃん、重いけどがんばってくれました。
昼食は、コールスロー、豆と羊肉とジャガイモのスープ、焼き立て熱々のパン、羊肉のひき肉とお米をクレープで包んだもの、温かいりんごジュース。
コールスローにはりんごが入っていて甘くておいしい
具だくさんのスープはスライスされた焼き立てパンをつけて食べます。
絶品!
ひき肉とお米のクレープ包みは、クレープがもちもちで、なのに外側の焼き目がぱりぱりで、超おいしかったです!
温かいりんごジュースは王子に取られました(涙)。
食べている時、レストランの外まで放牧された馬たち(今日は客が少ないのでお仕事がない馬たちは放されていた)が来ていてかわいかったです。
レストランの入り口の近くでぼろ(ウンチ)をしてしまい、ウエイターに追い払われてましたが・・・
3時から乗馬。
ところどころ勝手に駈足で走って遊びながら進みました。
昨日の午後の外乗の途中ではるか彼方なのにかなり大きく見えた、銀ピカのチンギス・ハーン像を見に行くそうです。
かなり遠いのでほとんど駈足混じりの速歩で走っていきます。
近づくにつれてどんどん大きくなっていくチンギス・ハーン像。
とんでもない大きさです。
道路を渡ると、通りがけの車が皆馬を見ていきます。
馬そのものは珍しくないはずですが、外人が馬に乗っているので見ていくのでしょう。
施設の柵の外に馬をつないで、歩いて門を通って像の立っている建物へ。
建物は高さ10メートルで、その上に立っている像は高さ30メートルだそうです。
歩いている途中で私は目にごみが入ってしまい、コンタクトなので痛くて涙が止まらなくなってしまいました。
ガイドのAさんに眼を見てもらいましたが何が入っているかわかりません。
それでもせっかくきたので写真を撮りながら近づいていき建物の入り口に来て、入るのに一人10ドルです、と言われて唖然・・・
こんな風に観光地になっていて、施設に入るとかお金がいるとか何も知らなかったからお金なんか持って来てないよ!
何で出発前に言ってくれないの???
別に中に入る必要もないけど、でもお金持ってきてなかったら選択肢がないじゃん。
専属ガイドなのに、何でこんな大事なこと言わないんだろう・・・
どういうこと???
若い時の私なら怒ったと思いますが、年取ってくると人間丸くなると言うか・・・
怒りを顔や態度や口に出す前に、頭でいろいろ考えるようになりました。
昔はケンカっぱやかった私なのに(笑)。
私達のガイドが初めての仕事ではないのにこんな大事なことを言わなかったと言うのは今までいう必要がなかったからじゃないかしら。
つまり今までの客は乗馬の時にいつもお金を持ってきていたのでは?
そもそもセイフティボックスもなく、ゲルのドアの鍵は南京錠。
パスポートもお金もカードも置いて出て来ている私達が珍しい客なのでは??
う~~ん、そうかも・・・
田舎とはいえ、海外で大事なもの全部置いて平気で出歩いてるのはあまりに無防備すぎるんじゃねえ?
実際、他の二人の女性はお金持ってきていたし。
彼らが中を見て回ってくるまで外で待ちながら、いろいろ考えた結果、とりあえず四六時中一緒にいるのだから、お互い後で気まずくなるような言い方をしてはいけない。
しかし、今後も同じようなことがあるとこちらも困るので一応きちんと言っておかなければならない。
なるべく彼女と二人きりで、責めないようにやんわりと今後のことを頼む感じで言おうと決めました。
で、像からの帰り道、馬のところまで歩いて行く途中でAさんの隣に行き、「明日とか明後日とか、その先とか、何かお金が必要なことがあったら今度から事前に教えてね。」と、ニコニコ笑顔でやんわり言うと、「あ!すみませんでした。わかりました。」といってくれました。
彼女の反応を見る限りではやはりお金を持ち歩かない客のほうが珍しいようです
帰り道は少し駈足しただけで、途中から男性ガイドと馬係の二人がぺちゃくちゃしゃべりながら歩き出したので走れず、不完全燃焼な感じでした。
仕事中だろ~~!帰ってからしゃべれよ~!
夕食の席で、Aさんが自分から私達に、「今日はお金のこと言ってなくてすみませんでした。今度から伝えます。」ともう一度謝ってくれました。
私も「お願いしま~す!」とにっこり答えました。
夕ご飯のメニューは、ポテトサラダ、健康スープ、レーズンパウンドケーキ。
ポテトサラダは万国共通な奴。
健康スープと言うのは、羊肉の入ったスープを入れたカップの上の部分を餃子の皮で覆ったもの。
パイ包みみたいな感じだけど、餃子の皮(笑)で、スープの中に落としてワンタンのように食べます。
モンゴルでは病気になった時に食べるので健康スープと言うのだとか。
具は羊肉のみ。美味です。
レーズンパウンドケーキはここで一番おいしかったデザートです。
ちょっともちもちで、外側はちょっとぱりぱり(笑)。
夕方冷え込んで寒かったので、昨日の残りの薪で勝手にストーブに火をつけて温まってたら、危ないので勝手につけないでくださいと注意されてしまいました(涙)。
ごめんなさい、寒かったから~~。
パパと王子はパンツ付きの分厚いレインコートを持っていますが、私は上だけの物しか持っていなかったので新たにパンツ付きのものを買ったくらいです。
しかし来てから三日目も快晴!!
旅行でお天気に恵まれるのは本当に幸せなことです!
朝ゲルを出ると、放牧された馬達がそばまで来ていました。
朝起きて目の前に馬達の元気な姿が見られるなんて、贅沢ですよね!
朝ごはんは、ライスミルク、ゆで卵、ウインナー、赤いパプリカ入りのピラフ、後はいつものメンバー(温かいブルーベリージュース、パン三種類)。
ライスミルクはもちもちのお米がいっぱい入った甘いスープで絶品です!
乾燥していると言うので心配でしたが、エジプトに行った時よりはぜんぜんましで、ハンドクリームもたまにしか塗りません。
エジプトでは一日に何度も塗りなおしましたが。
昨日の午後は2交代にするほど人がいたのに、夜の間にいなくなってしまったようで今日は同じ日に着いた私たち5人とヨーロッパのお客さんが二人だけ。
ヨーロッパの二人は乗馬しなかったので、今日の乗馬のお客は私たち5人だけになりました。
馬は昨日と同じ。
どの位置で脚を使うと効くか、どんな声の調子や言い方が効くのか、だいぶモグちゃんのことをわかってきたので昨日よりずっと楽に動かすことができるようになりました。
馬係たちの言い方を良く聞いていると、チューという掛け声は、はっきり言わず、チューとトゥーの間くらいな感じで舌を丸めるように発音しているようです。
真似ていってみると結構効きます。
ちょっとうれしい(笑)
パパの馬のノンちゃんは、昨日あんなに走ったのに朝張っていて馬係が乗って遠くまで走って戻ってきて疲れさせてくれました。
本当にこっちの馬はタフです。
今日は行きからほとんど歩かず、速歩でさくさく走っていきました。
どうも軽速歩より正反動で乗っていたほうが馬が動く気がします。
軽速歩で乗る人ほとんどいないからだろうな・・・
行き先は遊牧民のゲル。
かなり走ると、小さな浅い川沿いに広がる緑の草原に無数のヤギ、羊、ヤク、牛などがたたずんでいる所に出ました。
なんという美しい光景でしょう。
先の方に彼らを飼っている遊牧民のゲルが見えます。
家畜たちがいる光景があまりに美しいので、ゲルに向かう前にそこでいったん馬を降り写真撮らせてもらいました。
たくさん写真を撮りましたが、やっぱり写真では伝わらないんですよね。
そこからもう一度馬に乗り、遊牧民のゲルへ。
遊牧民の子供達が馬に乗って走っていきます。
馬をつないでゲルの中へ。
ゲルは壁5枚でキャンプのゲルと同じサイズ。
ツーリストキャンプのゲルは客用で特別な作りなのかと思っていましたが、遊牧民のゲルもまったく同じでドアの絵まで同じ。
ベッドは3つ。
入り口の正面に有るベッドがこの家族の主人のもの、入って右側が女性(妻)のスペースで小さな台所用品もありますが火気はなし。
入り口入って左側が客人のスペース。
しかし客の数が多い場合はその限りではないようです。
真ん中にはキャンプのゲルと同様ストーブがあります。
ゲルの真ん中の2本の柱の間を通ってはいけない決まりなのですが、柱の所にストーブやテーブルが置いてあっておのずと通れないようになっていました。
遊牧民のしきたりで、いつどんな客が来ても、それがまったく知らない人であってももてなすのだそうです。
急に何の前触れもなく知らない人が泊まりに来ることさえあるそうですが、それでも受け入れてもてなすのだとか・・・
本当にびっくりです。
馬の乳で作られる馬乳酒(アイラグ)は、やってくる客人のために大量に作られ、巨大な牛の膀胱の皮袋に入れられたものをお椀にどんどんすくいいれて配ってくれます。
虫が入っていたり、硬くて長い黒い毛(たてがみ?)がはいっていたり、衛生面は心配ですがアルコールなので平気かも(笑)。
アルコール度数は約2~3パーセントで、お酒と言うより乳製品の扱いで子供も飲むそうです。
甘くない、すっぱい飲むヨーグルトみたいな味ですが、どろどろはしておらず牛乳のようにさらっとしています。
軽い飲み口なので案外飲めちゃいますが、おなかの中をきれいにする働きがあるそうで、調子に乗って飲みすぎるとトイレから離れられなくなると聞いていたので半分だけ頂いて残りはパパに飲んでもらいました。
茶碗を飲み干すと、どんどん次を勧められます。
馬係の人達は自分で勝手にお椀についでがぶがぶ飲んでいました。
もうひとつ出されたアーロールは牛のお乳で作る石のように硬い、すっぱいチーズのような保存食です。
とんでもなく硬いので、食べると歯が丈夫になるそうですが、私は歯が弱いので5センチ四方の大きさの塊を食べるのにかなり時間がかかりました。
遊牧民は家畜を飼うことが仕事なので、夏は水辺のそばの草原で、冬は風をさえぎることができる山間部へ移動して暮らしています。
彼らの土地と言うわけではなく、家畜に一番いい場所を選んでいると言うので、草原も山間部も国の土地を彼らに開放していると言うことなのでしょうか。
私たち5人の客だけなので、帰りはまた駈足で戻れました。
モグちゃん、重いけどがんばってくれました。
昼食は、コールスロー、豆と羊肉とジャガイモのスープ、焼き立て熱々のパン、羊肉のひき肉とお米をクレープで包んだもの、温かいりんごジュース。
コールスローにはりんごが入っていて甘くておいしい
具だくさんのスープはスライスされた焼き立てパンをつけて食べます。
絶品!
ひき肉とお米のクレープ包みは、クレープがもちもちで、なのに外側の焼き目がぱりぱりで、超おいしかったです!
温かいりんごジュースは王子に取られました(涙)。
食べている時、レストランの外まで放牧された馬たち(今日は客が少ないのでお仕事がない馬たちは放されていた)が来ていてかわいかったです。
レストランの入り口の近くでぼろ(ウンチ)をしてしまい、ウエイターに追い払われてましたが・・・
3時から乗馬。
ところどころ勝手に駈足で走って遊びながら進みました。
昨日の午後の外乗の途中ではるか彼方なのにかなり大きく見えた、銀ピカのチンギス・ハーン像を見に行くそうです。
かなり遠いのでほとんど駈足混じりの速歩で走っていきます。
近づくにつれてどんどん大きくなっていくチンギス・ハーン像。
とんでもない大きさです。
道路を渡ると、通りがけの車が皆馬を見ていきます。
馬そのものは珍しくないはずですが、外人が馬に乗っているので見ていくのでしょう。
施設の柵の外に馬をつないで、歩いて門を通って像の立っている建物へ。
建物は高さ10メートルで、その上に立っている像は高さ30メートルだそうです。
歩いている途中で私は目にごみが入ってしまい、コンタクトなので痛くて涙が止まらなくなってしまいました。
ガイドのAさんに眼を見てもらいましたが何が入っているかわかりません。
それでもせっかくきたので写真を撮りながら近づいていき建物の入り口に来て、入るのに一人10ドルです、と言われて唖然・・・
こんな風に観光地になっていて、施設に入るとかお金がいるとか何も知らなかったからお金なんか持って来てないよ!
何で出発前に言ってくれないの???
別に中に入る必要もないけど、でもお金持ってきてなかったら選択肢がないじゃん。
専属ガイドなのに、何でこんな大事なこと言わないんだろう・・・
どういうこと???
若い時の私なら怒ったと思いますが、年取ってくると人間丸くなると言うか・・・
怒りを顔や態度や口に出す前に、頭でいろいろ考えるようになりました。
昔はケンカっぱやかった私なのに(笑)。
私達のガイドが初めての仕事ではないのにこんな大事なことを言わなかったと言うのは今までいう必要がなかったからじゃないかしら。
つまり今までの客は乗馬の時にいつもお金を持ってきていたのでは?
そもそもセイフティボックスもなく、ゲルのドアの鍵は南京錠。
パスポートもお金もカードも置いて出て来ている私達が珍しい客なのでは??
う~~ん、そうかも・・・
田舎とはいえ、海外で大事なもの全部置いて平気で出歩いてるのはあまりに無防備すぎるんじゃねえ?
実際、他の二人の女性はお金持ってきていたし。
彼らが中を見て回ってくるまで外で待ちながら、いろいろ考えた結果、とりあえず四六時中一緒にいるのだから、お互い後で気まずくなるような言い方をしてはいけない。
しかし、今後も同じようなことがあるとこちらも困るので一応きちんと言っておかなければならない。
なるべく彼女と二人きりで、責めないようにやんわりと今後のことを頼む感じで言おうと決めました。
で、像からの帰り道、馬のところまで歩いて行く途中でAさんの隣に行き、「明日とか明後日とか、その先とか、何かお金が必要なことがあったら今度から事前に教えてね。」と、ニコニコ笑顔でやんわり言うと、「あ!すみませんでした。わかりました。」といってくれました。
彼女の反応を見る限りではやはりお金を持ち歩かない客のほうが珍しいようです
帰り道は少し駈足しただけで、途中から男性ガイドと馬係の二人がぺちゃくちゃしゃべりながら歩き出したので走れず、不完全燃焼な感じでした。
仕事中だろ~~!帰ってからしゃべれよ~!
夕食の席で、Aさんが自分から私達に、「今日はお金のこと言ってなくてすみませんでした。今度から伝えます。」ともう一度謝ってくれました。
私も「お願いしま~す!」とにっこり答えました。
夕ご飯のメニューは、ポテトサラダ、健康スープ、レーズンパウンドケーキ。
ポテトサラダは万国共通な奴。
健康スープと言うのは、羊肉の入ったスープを入れたカップの上の部分を餃子の皮で覆ったもの。
パイ包みみたいな感じだけど、餃子の皮(笑)で、スープの中に落としてワンタンのように食べます。
モンゴルでは病気になった時に食べるので健康スープと言うのだとか。
具は羊肉のみ。美味です。
レーズンパウンドケーキはここで一番おいしかったデザートです。
ちょっともちもちで、外側はちょっとぱりぱり(笑)。
夕方冷え込んで寒かったので、昨日の残りの薪で勝手にストーブに火をつけて温まってたら、危ないので勝手につけないでくださいと注意されてしまいました(涙)。
ごめんなさい、寒かったから~~。
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