馬とお昼寝

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ALWAYS 3丁目の夕日

2006年12月02日 17時47分42秒 | 映画
ALWAYS 3丁目の夕日を見ました。

まだほとんどの家庭にテレビも冷蔵庫もない時代の東京の下町を舞台にした物語。
小さな自動車修理工場に就職してきた六子(堀北 真希)と、猪突猛進の社長(堤 真一)、優しい奥さん(薬師丸ひろ子)の一家のエピソードと、工場の向かいの駄菓子屋の主人の作家(吉岡秀隆)と、飲み屋のお姉ちゃんに押し付けられた小学生の男の子とのエピソードを軸に、時に笑わせ時に泣かせる、心がぽっと温まるような映画に仕上がっています。

私はこのぐらいの時代背景の映画はあまり好きではないのですが、この映画はすごくいいです
メインの登場人物は皆個性的で、でも皆善人で、皆愛すべき人たちです。

修理工場の社長はすぐぶちきれて、止める周りの人間をなぎ倒して突っ込んで行ってしまう様な性格ですが、自分の非はすぐに認めて謝れる人。
私はこの社長さんが一番好きでした(笑)。

若い作家がいやいや預かった男の子とどんどん気持ちを通い合わせていく所、クリスマスにプレゼントを渡す所、行方不明になったと思って心配する所、ほろりときます。
金持ちの父親が迎えに来て、彼のためを思って突き放そうとする作家。
確かに今現在の彼は、貧乏でも作家のおじさんと暮らす方が幸せだと思う。
でも、どんどん大きくなって将来を見たとき、やはり金持ちで大きな会社の社長の息子でいたほうが、幸せかもしれない。
ここは見ていて複雑でした。

全てのシーンが微笑ましくて、はんなりしていて、すごく良い映画です
来年、続編も出来るそうです。
楽しみな反面、これで終わった方がいいのでは、と思ったりします。
それほど良い映画だったので。


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