馬とお昼寝

他愛ない毎日の日記と、旅行と福袋とちょこっと映画のブログです。

ベトナム 5日目-2

2010年06月05日 15時59分48秒 | 旅行
次に国営百貨店へ。
3階(4F)にはお土産物が、2階(3F)にはスーパーマーケットがあります。
お土産物やには所狭しと様々な雑貨が置かれています。
観光客に人気のあるのはバッチャン焼きの陶器のようで、そこかしこで日本人の女性がお店のお姉さんと値段交渉に入っていました。
それにしてもニャチャンではホテルの中でしか日本人に会いませんでしたが、ホーチミンは訪れている観光客の数が段違いで多く、ホテルはもちろんレストランや道やお店でも、行く先々で日本人と会うので気持ち的には安心です(笑)。

さて、私も3階で欲しいものを見つけてしまいました。
大きな馬の七宝焼きのジュエリーボックスです。
色は三色あり、鹿毛、葦毛、グレー。
気に入ったのはグレーに白のたてがみの馬です。
張ってある値札を見ると、240万ドン(12000円くらい)。
売る気あんのか???



馬の七宝焼きのジュエリーボックスは日本のネットショップの馬の雑貨屋さんで過去に一頭買いました。
高さ7.5センチの手のひらサイズで、6500円前後だったと思います。
今、目の前にあるグレーの馬は高さ14センチ横16センチのかなり大きなサイズでずっしり重いフィギュアです。
金色のチェーンの手綱が着き、キラキラのガラスで飾られた鞍が載っています。
日本で買った手のひらサイズのものと比べると、値段は妥当かと思われますが、ここはベトナム。
そんな値段で買う奴はいません。



値段交渉に入る前に、先ずは壊れていないか色がはげていないかあちこちじっくりチェック。
当然私の興味の示し方が尋常でないので(笑)お店のお姉さんがこれはカモだとやってきます。
「お姉さん、これ本物ね。
重いよ。すごくいい物よ。安くするね。」
どこのお店のお姉さんも皆日本語ペラペラですが、どの人も一昔前の日本の映画に出て来る中国人のような話し方で、聞いてるうちについこっちもそのしゃべり方とイントネーションが移ってしまいます(笑)。
だいたい本物って何???(笑)

「すごく高いね。ありえないね。」
と、お姉さんと同じイントネーションで言うと、
「安くなるね。元は240万ドンね。
120万ドンでいいね。」
「高すぎるね。買えないね。」
「いいよ、お姉さんだけ、安くするね。
80万ドンでいいね。」
「高いね。」
「お姉さん、高くないね。
これもとの値段240万ドンね。
80万ドン、すごく安いね。」
「40万にして。だったら買うね。」
「安すぎるね。70万、これが最後の値段ね。」
「50万。これが最後の値段ね。
それなら買うね。」
「無理ね~~!」

あまりにやり取りが長いので、横で心配になった王子が日本円に計算して、「安いんじゃない?買っちゃいなよ。」と話しかけてくる(笑)。
ええ~~い、じゃますんな~~!

かなり粘りましたが結局50万にはならず、60万ドン(3000円くらい)で決着しました。
現地の値段で考えるとそれでも高いでしょうが、こちらがどうしても欲しいのは見え見えだったのでしかたないでしょう。
私的にはとっても気に入ったので大満足です

2階のスーパーは外で荷物をロッカーに預けて入ります。
ここでも店内は日本人だらけ。
皆カートに山ほど食品を入れています。
やっぱ人気はライスペーパー、調味料、フォー、ベトナムコーヒーやロータスティーですね。
私達もたくさん買いこんでタクシーでホテルに戻りました。

ホテルの部屋でパパと王子がチャンネル争いをしているのを尻目に荷物を片付けていましたが、ふと見るとケータイの時刻表示が変わっていました。
なんとベトナム時間になってる!!
今のケータイってすごいね~~!
何もしなくてもしばらくベトナムに滞在していると勝手にこっち時間に変わるのね!
すごすぎる~~~!!
でも、去年ハワイやエジプトに行った時は変わらなかった気がするんだけど・・・
気づいてなかっただけなのかな?
どうなってるのかな???

夕食は日本でネットで調べてきたクチコミ人気ナンバー1のニャーハンゴンへ、タクシーで行きました。
2階建てのお店は外にも席がありますが、ほぼ満席状態で大賑わい。
さすがクチコミナンバー1だ~~。
外も一階も満席なので2階へ通されました。
大きな長いテーブルで相席になりましたが、あまりに大きなテーブルなので気にならないほどスペースがあります。
座ると、王子が雨が降ってると言い出しました。
確かに霧のような極小の水滴が舞っている・・・
体感温度を下げるため、壁の上の方から微量の水滴が落ちる仕組みになっており、それを天井近くに設置された扇風機が舞い上げて霧状にしているのでした。
クーラーがない(もしくはつけていない)のでそういう方法で涼しくしているようです。

メニューはとんでもなく多く、英語表記もあったものの選びきれず、ガイドブックの写真を指差して注文しました。



やって来たものはどれもおいしく、リーズナブル。
デザートは甘く煮たバナナの入った暖かいチェー、蓮の実を甘く煮た冷たいチェー、柔らかい豆腐にシロップをかけて食べるダウフーを頼みました。
冷たいチェーは氷がいっぱいだったので大丈夫かしらと思いましたが、私はたいていどこで何を食べても平気なのでペロッと食べちゃいました。
ダウフーは台湾の豆花と同じものかと思って頼みましたが、しょうがの味が強くて全然違う感じでした。
でもとってもおいしかったです



王子が途中で具合が悪くなったので食べたらそのままタクシーを拾ってホテルへ。
日本から持ってきたお薬を飲ませるとすぐ寝てしまいました。
そろそろ疲れが出てきたか・・・
暑いけど泳げないしね(ホテルにはプールもあるけど・・・)。
パパは一人で大好きな足マッサージへ出かけていきました。
いつもお買い物の時は疲れた疲れたというくせに、足マッサージのためなら夜一人で歩いて出て行くんだから不思議(笑)。










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